五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

薬師寺 奈良旅11

2013年06月19日 | 第2章 五感と体感
唐招提寺の山門前に二件のおうどん屋さんがあります。奈良旅3日目は、関西在住のメンバーも加わり11名となり、6月8日は土曜日という事もあり、早めにお昼を頂いた方が動きやすいということで、初めて山門から見たら左側のおうどん屋さんにはいりました。券売機がある方のお店です。
小さなお店は私達が入ると一杯になりました。85歳の店主のおばあちゃんと娘さんが二人で切り盛りしているため、てんてこ舞い。。。全員が同じ冷やしうどんをお願いし、茹であがった順から皆さんと頂く光景が何とも暖かく、ありがたいお昼時間でした。「一杯のかけそば」ならぬ「一杯5百円の冷やしうどん」に旅の疲れも癒され元気をもらい、歩いて15分ほどの場所にある薬師寺へも足取りが軽くなりました。

唐招提寺から薬師寺に向かいながら、今度は頭の整理です。

鑑真和上から少し時代を巻き戻し、意識は持統天皇に。

藤原京の本薬師寺を始まりとした薬師寺は数日前ブログに書いたように、もともとは天武天皇が鵜野皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈り創建されました。病が治った鵜野皇后が、今度は天武天皇の平癒のためにバージョンアップしていくのです。やがて藤原京から現在の奈良市内にある平城京に都が移された頃に薬師寺も移されます。

確か1500年代に伽藍が焼失し、以来そのままの状態であった薬師寺は昭和42年に再建されました。

再建されて10年以内あたりに修学旅行で薬師寺を訪れた私は、薬師寺縁起を熱く語る話の内容は全く記憶にありませんが、お坊さんの熱き気持だけをよくよく覚えています。
大人になって何度か訪れている薬師寺には、その講和を聞いた中学生の自分に会って体感を再度体験するのが正直自分の目的になっているかもしれません。
制服着て、日陰の無い境内がやたらと暑かった体感の記憶は未だに残っています。

今回の薬師寺参拝も三十数年前と同じようなお天気でした。

旅の最後を締めくくるのは、勿論東大寺。。。続きは明日に^^//

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