五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

たのしむ

2023年08月30日 | 第6章 螺旋状に上昇する意味



上野 伊豆栄


不忍池を望みながら鰻を頂く

一面の蓮 8月5日撮影


有楽町国際フォーラム たしか設計はレンゾ ピアノ



たのしむ   2023年8月30日

高温多湿が続き、家の中でゆったりと過ごしたいとも思いましたが、
世の中が4年ぶりに動き出したこともあり、
出掛ける用事が増え、
「もう少し涼しくなったら会いましょう」と、言う人も少なく、
よく遊び、よく働いた8月となりました。

そのような中、掛け軸を一副仕立て上げ、
毎年恒例の横浜金剛会の舞台(8月27日)もあり、
29日はNPOキュールの定例理事会も無事行い、
あっという間に8月が過ぎようとしています。

そして、今日は満月。
昨晩は、満月を思わせる大きな月が煌々と輝き、
明るい夜でした。
「自分のいくつかの仕事や役割も、それらに関わる人々とのお付き合いも
私の楽しみであri,
それが叶う事はあり難いことだ」と、思いながら
月夜に照らされて眠りにつきました。

自分の誇りとか、自分のやり方を通し、
頑なになることよりも、
臨機応変に自由自在である方が、
今この時の楽しみを覚えやすいようです。

何を愉しむか。
今、この時の自分が上がっている舞台を
大いに楽しむことに尽きるかな、と。
この年齢になり、「ほんとうに人生は一回キリだ」と、
自覚するようになりました。
自分にこの世にいることを許されている時間は、
尊い時間なのだから。

●講座予定●

△△△

八王子市生涯学習センター主催
市民自由講座「生きがいの心理学」

10月12日㈭
10月19日㈭全2回

場所:八王子市クリエイトホール

詳細・申し込みにつきましては、
八王子クリエイトホールにお願いします。

△△△

目黒カルチャーの講座以外は、
8月20日から講座開始となります。

講座スケジュール

目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2023年 9月1日(金)
13:00-15:00


目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2023年 9月15日(金)
13:00-15:00


あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12:00-15:00
日程:2023年9月12日(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)

メンバー制勉強会
月組 9月25日㈪
星組 10月8日㈰

○○○○

ユースフルライフ研究所の講座日程

通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2023年8月24日㈭

★植村先生の講座

1町田勉強会「会員限定」
日程:
2023年第1週9月5日㈫

2町田勉強会「会員限定」(宗教心理学・小金井から移動した教室)
日程:2022年9月19日火曜日















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祭りと勤勉性

2023年08月23日 | 第2章 五感と体感

横浜市鶴見区 沖縄のお盆「道じゅねー」





ボリビアから帰国した沖縄出身のママが経営しているお店。
美味しかったので、また行きます。
そこで出会ったレオさんとケンタ・ブラジルさんは
8/25/26に、恵比寿ブルーノートのライブに出演されるそう
です。沖縄&ラテンな出会いの夕餉を愉しみました。





祭りと勤勉性    2023年8月23日

今年の夏は、猛暑と不安定な気候で、
お盆が過ぎても、涼しい風がちっともやってきません。
クーラーを付けての就寝も
すっかり慣れてしまいました。

COVID19の5類以降のお陰で、
公のお祭りが本格的に再開。

喜ばしい事です。

古来から疫病退散、気象に関する祀り、
弔い等、
人が住まう土地で、
それぞれの風習が生まれ、習慣化され、
一つのコミュニティが生き延びていくための
結束や知恵が育まれてきました。

勤勉に役割を担い暮らしている日々と
年に数回のイレギュラーな風習は、
人の心と身体と魂が統合される
大切な行いであるように思います。

先日、横浜市鶴見区の東口から海側2キロぐらいの場所にある
沖縄や南米の人々が住まう地区(京浜工業地帯の手前)の
「道じゅねー」を体験してきました。
沖縄のお盆の行事です。
自分の住まいからさほど離れていないところですが、
初めての体験であり、心と魂が震えました。

各地で行われている四年ぶりの行事を
再開することは、人々の生き抜く力を蓄えるための
非情に重要な行いです。
過去から未来へと繋げていくためには、
途絶えてはならないものです。
そのためには、日々の勤勉な行動が大事なのです。
その勤勉性が、行事を繋いでいくのだと思います。

夏祭りが一段落すると、
次は秋祭り。

収穫に感謝し、天を崇め、働き続けた身体を癒す行いは、
自己の心と身体と魂の統合を目指すことでもありましょう。

目先の事に流れることよりも
日々の営みの繰り返しを大切にしていたいものです。


横浜花火大会2023.7.31 34階からの眺め

●講座予定●

△△△

八王子市生涯学習センター主催
市民自由講座「生きがいの心理学」

10月12日㈭
10月19日㈭全2回

場所:八王子市クリエイトホール

詳細・申し込みにつきましては、
八王子クリエイトホールにお願いします。

△△△

目黒カルチャーの講座以外は、
8月20日から講座開始となります。

講座スケジュール

目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2023年 9月1日(金)
13:00-15:00


目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2023年 9月15日(金)
13:00-15:00


あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12:00-15:00
日程:2023年9月12日(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)

メンバー制勉強会
月組 9月25日㈪
星組 10月8日㈰

○○○○

ユースフルライフ研究所の講座日程

通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2023年8月24日㈭

★植村先生の講座

1町田勉強会「会員限定」
日程:
2023年第1週9月5日㈫

2町田勉強会「会員限定」(宗教心理学・小金井から移動した教室)
日程:2022年9月19日火曜日












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2023夏休みの読書

2023年08月16日 | 第2章 五感と体感


2023夏休みの読書   2023年8月16日

夜になると目がショボショボするので、
どんな内容の本でも、早朝に読む習慣がついています。
ブログの数が大幅に減っている理由は、
読書と朝の太極拳にあります。

今年の夏休みは昨日15日でおしまい。
友人に会ったり、展覧会に行ったり、
お墓参りしたり、
9月の作品展に出品する掛け軸を完成させたり等、
それでもゆるゆると猛暑と台風をかわしながら
イメージしていたやるべきことは、
全て叶ったように思います。

そして、朝活読書の一冊、
村上春樹の「街とその不確かな壁」を今朝完読しました。

ガブリエルガルシア・マルケスの「百年の孤独」を
思い出しながら、読んだことのない
「コロナ時代の愛」がモチーフとなっている事を確認しつつ、
今回の本は、旧約聖書の詩編144が持ち出されており、
私のアイデンティティとして大切にしている詩編の103にも
繋がる自分の生き方としての解釈に、ほぼ繋がるものを感じながら
読み通しました。

「人は、心と身体と魂で成っている。」
この概念を大事にしている私にとって、
その概念を村上春樹がどのような表現をしていくかが、
深い興味の対象となり、
小説の後半からは、頁を捲る速度が早まりました。

身体と心
身体と魂、
心と魂、
そして身体と心と魂、
それぞれの関連性と役割りを
村上節で整理した結果の結末は、
私が想定していた結末とは異なるものでした。

魂と永遠性、
そして、魂と時間についての繋がりを
表現しようとすると、
あの言葉が表れるということなのでしょうか。

禅の思想と詩編が
交わったような感覚を覚え、
本を閉じました。

今、読み終えたばかりなので、
その感覚を言語化するのみで収めておきます。

40年の時を経て、
新たに書き下ろしたこの小説には、
村上春樹の人生の過程における思索の蓄積が
上澄みのように浮かんでいるようにも思います。

私の夏休みの課題図書、
『街とその不確かな壁』
まさに人生の課題の結論めいたことを
仮説として、目の前に示されたような、
そんな気持ちも湧いています。

詩編を改めて読み、
私なりの「心と身体と魂」を思索し続けて
いきたいものです。






横浜花火大会2023.7.31 34階からの眺め

△△△

目黒カルチャーの講座以外は、
8月20日から講座開始となります。

講座スケジュール

目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2023年 9月1日(金)
13:00-15:00


目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2023年 8月18日(金)
13:00-15:00


あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12:00-15:00
日程:2023年9月12日(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)

メンバー制勉強会
月組 9月25日㈪
星組 8月20日㈰

○○○○

ユースフルライフ研究所の講座日程

通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2023年8月24日㈭

★植村先生の講座

1町田勉強会「会員限定」
日程:
2023年第1週9月5日㈫

2町田勉強会「会員限定」(宗教心理学・小金井から移動した教室)
日程:2022年9月19日火曜日












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生き甲斐の再点検

2023年08月12日 | 第2章 五感と体感

残暑お見舞い申し上げます



生き甲斐の再点検 2023年8月12日



幸い私は、今までの人生の過程において、
それなりに受容してきた範囲内で、
やりたいことをやることが出来たと思っています。

「タラれば」を言っていたら、
理想ばかりが頭に巡り、
隣の芝生ばかりに目が行く人生を送る羽目になります。

だからこそ、「それなりに受容する」という
心持ちは、現実をより良くしながら
生きていく術になるのです。

「それなりに受容する」という状態は、
人生の節目毎に、自分の現状を見据えながら、


自己の理想と現実のギャップを
意識化しなければ、見えてはこないようです。

目の前にあるストレスを、スルーしていくと、
それがいつしか、抑圧という深いストレスとなり、
自分では気づかないうちに、無意識の逃避が生まれていくかもしれません。

自分では気づかなくても、
身近な他者がその異変に気付くこともあるようです。

とはいえ、
自分が抱えているストレスが如何程であっても、
他者が助けてくれるものでもありません。
人は交わる人が居ても、
結局は独りなのです。

自分が還暦を過ぎたあたりから、
自分を含め、
身近な人達のストレスにも
変化が見えてきました。
それは、
「生き甲斐」の問題です。

現状は変えられなくても、
自分自身の生き甲斐の問題は、
自分で何とかする以外、
誰も助けてくれませんし、
他者から手を差し伸べられても、
「うざったいもの」にしか感じない人の方が
多いはずです。

改めて、
自分は何のために生きているのか?
自分の心と魂と身体を大切にしているか?
自分の生き甲斐とは何か?
を、思索し、点検しながら、
自分の身の丈の満足を体感していきたいものです。

講座スケジュール

目黒カルチャーの講座以外は、
8月20日から講座開始となります。

目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第1金曜日
2023年 9月1日(金)
13:00-15:00


目黒カルチャースクール
アンセルモ教室
第3金曜日
2023年 8月18日(金)
13:00-15:00


あやの会「生き甲斐の心理学」
場所:篠原地区センター
時間:12:00-15:00
日程:2023年9月12日(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)

メンバー制勉強会
月組 9月25日㈪
星組 8月20日㈰

○○○○

ユースフルライフ研究所の講座日程

通信講座生対象;
生き甲斐の心理学
場所:アトリエK 講師 越 綾子
(公開講座)定員に達し受付は終了
時間:12時45分~15時45分
日程:第4木曜日2023年8月24日㈭

★植村先生の講座

1町田勉強会「会員限定」
日程:
2023年第1週9月5日㈫

2町田勉強会「会員限定」(宗教心理学・小金井から移動した教室)
日程:2022年9月19日火曜日










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