五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

保護者勉強会

2019年02月26日 | 第2章 五感と体感




2月25日は、保護者勉強会の最終回でした。
10年間、ありがとうございました。

某中高一貫校保護者の方々が、年間を通して、
月に一度ほどのペースで生き甲斐の心理学を
自分自身のために学ばれ、
暮らしの中に活かしていく事を目指してきました。

我が子が通う学校でありながら、
自分自身の事を学ぶことに、
最初は疑心暗鬼の参加者も多かった事と思います。
でも、1年、2年と経つうちに、
学び続けてくださった方々が体得してこられたことで、
勉強会の雰囲気がまろやかとなり、
静かに他者の言霊に耳を傾ける事で、
自分へと投影したり、気付かされたりして、
いつしか、自分の言葉を他者に伝えることができるようになられ、
スムーズになっていかれた方々との触れ合いが
尊いものになっていきました。
私自身も大いに勉強になりました。

我が子のために、と云いながらも、
親である自分自身の理想なのか、
自分の劣等感を叶えるための子供なのかが、
混同しがちであることを
問題があればあるほど自分自身が気付いて受容することは、
そうそう簡単にできる事ではありません。

中学に入学した子供が、自分以外の世界の存在に気付き、
親から離れていく時期に
保護者の皆さんが、自分自身の生き甲斐のために
心理学を学ぶことで、
我が子と共に、
分離しながら
成長できるよききっかけでもあるのです。

このような趣旨の勉強会を10年間続けさせてくださった
学校に感謝申し上げます。
できることなら、保護者の勉強会を、
もっと普遍的なものにしていきたいと
思うところですが、社会に認知して頂くには、
もう少し積み重ねていく努力が必要かもしれません。

学校での勉強会は、終了いたしますが、
各方面で、機会が頂く事ができれば馳せ参ずる所存で居ります。

2019来年度に新たに講座を開設しつつ、
「生き甲斐の心理学」の社会的認知に努めて参りますので、
今後ともよろしくお願い致します。

M校の保護者、そしてOGの皆さま、
素敵なお花も頂き、ありがとうございました。

この場を借りて、お礼申し上げます。

11年間の当校での私のカウンセリングも3月末で終了となります。
共に育んできた生徒さん方とのお付き合いが無くなるのは
とても寂しいことですが、
あと一か月、もう少し頑張らせていただきます。

3月1日は、卒業式。
同時に私の締め括りともなります。
卒業証書受け取る皆様の清々しいお姿を
見守らせていただきます。





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「生き甲斐の心理学」

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ユースフルライフ研究所 講座

2019年3月5日  鎌倉腰越勉強会

2019年3月19日 武蔵小金井勉強会

つつじが丘から会場が武蔵小金井に変わりました。
桜町病院の修道院が会場となります。

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東急セミナーBE講座
2019年 3月15日  13:30~15:30雪谷校
2019年3月22日   10:30~12:30たまプラーザ校
    






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持ちたい心

2019年02月21日 | 第2章 五感と体感


写真:名古屋城 

持ちたい心    2019年2月21日

持ちたい心、つまり所有したい気持ちを紐解いていくと、
自分自身の不安感の傾向に行き当たるようです。

今日に至るまでの地球上で
行われてきた人と人同士の戦いを
知れば知るほど、「所有欲」という中に
潜む動物の生き延びる知恵が見えてきます。

不安感が強い人ほど
先の事を考えて動いていくので、
生存力が強いそうです。
かといって、見えない先の事ばかりを
憂いでいると、身体の調子に影響を
もたらし、同時に心も疲弊してきます。

司馬遼太郎の小説「関が原」全三巻読破ができておらず、
一年半ぶりに本を開き、
ようやく第二巻まで読み終えたところですが、
関ヶ原の戦いまでの各武将の思惑や策略が
興味深く描かれています。
秀吉(石田三成)に付くか、家康に付くか、、、
生き延びた人の性格や傾向、そして、
生き延びることの出来なかった人の性格や傾向を
司馬遼太郎の解釈で読んでいると、
それぞれの人々の生きた心地のしない選択と行動の瞬間が
臨場感あふれて描かれており、
同時に、現代を生き延びようとしている私達にも
深く繋がることを考えさせられています。

家康の生育史も「不安感」の持ち方は、
生育史ゆえのものがあり、
ただ、先を読む想像力には的が付いており、
点と点を繋げるセンスは抜群であったのだと思います。

自分が持ちたい心は、
いったい、どこからきているのか、
それを、
改めて問い直してみると、
自分の所有欲は、何の代償であるのかが
見えてくるようです。

2月は逃げる!と、
言いながら、読書に耽るのも
私らしい傾向であると
含み笑いしながら、
下巻を読みだすと致します。

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24節気 雨水

2019年02月19日 | 第2章 五感と体感

東大寺 二月堂のお水取りは3月1日から14日まで。
お松明はその間毎日行われます。
そろそろ「のりこぼし」花ごしらえの頃ですね。



24節気 雨水    2019年2月19日

如月十九日の頃は、雨水。

歴便覧によれば、
「陽気地上に発し、
雪氷とけて雨水となればなり」とあります。

動きを止めていた土が温みを感じ出し、
動き出す頃とでも言いましょうか。
空気に水分が含まれだし、
息づく諸々の粒子が混ざり、
息を吸うと甘みを感じるのが
今頃の季節の特徴かもしれません。
花粉症の人には
迷惑なことかもしれませんが、
ほんのりと甘い空気を吸うと
立春過ぎてしばらくすると
このように動き出した大地を体感するのです。

本日から新しい場所で勉強会が始まります。
場所は、
中央線の武蔵小金井 桜町病院のある
修道会の修道院です。
氷が溶けだし、
雨が降り出す「雨水」らしく、
今日のお天気は曇りから雨となるようです。
今年から来年にかけては、
転換期というべく年となりそうで、
まだまだ先が見えませんが、
お日様に照らされて陽の気が湧いてくる土の動きを感じ出すと、
楽観的な気分になり、
前向きな色々な事が頭に巡るようになってきました。
自然界の息を動物が感じ取るのと同じで、
人も息を意識すればするほど、
自然の流れに従って
硬さから解放されてくるように思います。
自然界に含まれている自分の身体を感じてこその
御恵みのような気もします。

頑なに現状を拒むことに執着するよりも、
しなやかに流れに任せていくと、
自分の意思も顕わになるのは
ほんとうのことだと実感しています。

はじまりの
雨水の触(しょく)は
たのもしき




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やるべきことメモ

2019年02月17日 | 第2章 五感と体感



馬酔木 奈良の東大寺はお水取りが近づいてきました~

やるべきことメモ   2019年2月17日

今年の二月は28日でお終いです。
あれよあれよという間に
二月の後半に入り、
あと10日もすれば3月です。
諸々の仕事が佳境に入っており、
私の場合、
二月末を或る程度の目標にして、
事が進んでいるような状態です。

そんな状況の時は、
やはりなんといっても、
「やるべきことメモ」を書き出して、
優先順位を付けて、
今日できたものに線を引き、日付を書き、
しかも、その線を
カラーペンで日付ごとに変えていくと
可視化することで達成感湧いてくるので、
進んでいないような、
進んでいるような、
曖昧な焦りからは解放されていきます。

「やるべきことメモ」を書くだけでなく、
できたものを消していく、ということに
意味がありそうです。
日が過ぎていく毎に、
引いた線が増えていくと、
期日までにやろうとする意欲も
湧いてくるのです。

「終わらすものを終わらせてから、
次へ進んでいこうと心に留める事」も
焦りからの解放に繋がります。

「急いては事を仕損じる」は、
ほんとうのことでありましょうや。

身体は一つなので、
頭を整理しながら
一つ一つやっていこうと
改めて思うのであります。

とはいえ、先週から始まった能の稽古
「葵上」の謡が頭に離れず、
六条御息所が乗り移り?
謡いのお経がぐるぐると頭に巡りながら
浄化されつつ、
現世を乗り切る所存でござります。



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東京国立博物館 顔真卿展

2019年02月14日 | 第2章 五感と体感


顔真卿展  東京国立博物館

2月24日までトーハクで開催中の顔真卿展を観てきました。


安禄山の戦いの真っ只中に生きた顔真卿は、
楷書の祖と云われています。

玄宗皇帝が楊貴妃に現(うつつ)を抜かし、
それゆえに起こった安禄山の戦いが起こります。
日本では奈良の平城京に都が移され、
聖武天皇が即位し、東大寺が出来たころのお話です。


この歴史の流れと、唐と日本、
そして、百済や新羅、高句麗との関係を
私なりに整理するにはもってこいの展覧会でもありました。

書と云えば、王義之と云われておりますが、
王義之「右軍」とは、明らかに違う書体を持ち、
しかも、正直な感情をそのまま字に表すことで、
ビンビンと読む者に響かせる顔真卿の書は、
1300年後に、私が読んでも、強く胸打つものでありました。

どこか空海と似たところがあり、
心技体を投影した書が、ヒトと
してみえてくることが、私の体感に伝わり、
私の身体のアドレナリンが沸々と湧きたつのを
感じたのでした。
久しぶりに鳥肌の立つものと対峙させていただきました。

ピカソの描いたゲルニカの前に立った時の衝撃も
私にとって大きなものでしたが、
改めて書の力を思い知らされた展覧会でした。

西安の地に立った空海は、
きっと、100年前の安禄山の戦いを知り、
顔真卿の書に触れ、
自分の志を受容された心持になったのでは
なかろうか、、、
と、
私自身も久しぶりに、
壮大な妄想を楽しむことができました。




顔真卿展の後、久しぶりに法隆寺の仏様にお会いしたくなり、
法隆寺館で空腹を満たし、心を鎮めて、
帰路に着いたのでした。











歴史好きとって、妄想力が一層発揮できる展覧会です。



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東京散策 お茶の水界隈

2019年02月12日 | 第2章 五感と体感


お茶の水界隈 tokyo ochanomizu  

東京都の庭園や寺院、名所旧跡を数年前から少しずつ巡っています。

京都や奈良、滋賀方面の名所旧跡は、随分歩いてきましたが、
案外、東京の名所旧跡を意識して歩いていない事にふと気付き、
ここ10年ぐらいは用事がてら、足を延ばすよう心掛けています。

今年のお正月は、
神田明神を詣でましたので
写真をアップします。

御茶ノ水駅から聖橋を渡ると、
江戸時代の学問所、湯島聖堂があります。
私の祖先もこの湯島聖堂で学んだ者がいるので、
一度は行ってみたいと思いながらも聖橋を渡る用事が無い事もあり、
初めてお参りしてきました。

その湯島聖堂を過ぎると、神田明神があります。




東京のど真ん中の氏神様であるので、
会社の従業員総出で参拝しているグループもあり、
三が日が過ぎていても、結構な混みようでした。

そして、ついでに、
ロシア正教の大聖堂であるニコライ堂にも寄り、
写真に収めました。






自分が生活している場所は、
大抵同じところを行ったり来たりするばかり。
ふらりと散歩する時間は、尊い時間ですね。


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観念する

2019年02月10日 | 第2章 五感と体感

奈良 三輪 玄賓庵 山の辺の道


観念する   2019年2月10日

立春以降、身体の調子も良くなり、
頼まれごとの表装作業や、
抱えている仕事も
バランスよく進行中です。

段々と、無理が出来なくなり、
夜になると眠くなってしまうので、
朝起きてから夕食までが私の活動時間と
最近は決めています。
そうはいっても、
家族の事や仕事の事で
あれこれと振り回されることも時にはあり、
私自身の感情が上手く流れないということも
あるわけです。

自分の身の丈は、自分の限界を受け容れない限り、
見えてこないものかもしれませんが、
自分の身の丈だと思い込んでいる事が、
実は既に自分の限界を超えている事であるかもしれません。

最初から限界を決めずに邁進するには、
やはり若さや青さが必要でありましょう。
多少の経験を積んでいる世代は、そろそろ自分の身の丈に
甘んじてみることも、大事な生き抜く知恵のように思います。

つまり「観念する」ということでしょうか。

「私が居なくても世間は動いている、」
という考え方も一つの知恵であり、
重荷からの解消の楽観的な解釈なのです。

自分は、こんなもんかなぁ~
この程度のものなんだなぁ~
と、自己嫌悪に陥る前に、
現状を受け容れて観念しつつ、自分自身を取り扱ってゆきたいものです。

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緩める

2019年02月06日 | 第2章 五感と体感

東大寺二月堂の小径

緩める   2019年2月6日

昨日の腰越勉強会では、ギリシャ神話の学びが始まりました。
「生き甲斐の心理学によるギリシャ神話」は、
久しぶりのテーマであり、
私も学びが更に進んでいきそうな気配を
感じています。

立春が過ぎると、空気の緩みを感じます。
寒さの底でありながらも
空気の中に花粉や水分が含まれているのを感ずると、
身体の筋肉も何かしら緩んでくるように体感しています。

自分を含めた森羅万象に生きていると
時々自分の重さに負担を感ずることがあるのですが、
空気の緩みを覚えると、
少しばかり自分という体積の身の置き所に
隙間が空いてきたようにも感ずるのは、
やはり、春の兆しの証とも言えるでしょう。

固いと衝撃を受けると割れてしまいますが、
緩いと「ぐにゃり」と曲がります。

ぐにゃりとしてくると、脳みその回路も
各点との繋がりがスムーズになってくるのです。

寒さの固さの中では、描かれてこないイメージも
湧いてくるから不思議です。
土の疼きの時期と身体が緩む時期は、やはり一緒のようです。

動きのない時期から、そろそろ動きを感知する時期。
自分の緩みを正直に感じ取ってみると
気分も明るくなり春の芽吹きの扉が開かれるようようです。

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はじまりの立春

2019年02月04日 | 第2章 五感と体感

写真;増上寺から東京タワーを眺める

はじまりの立春    2019年2月4日

年が明けてから一か月が経ち、ハードが整い出し、
こんどはソフトの番です。
外側を改めると、内側が整うまでは、しばらくかかります。
この一か月は、まさにその期間でした。
10日前に風邪をひき、
立春までに体調を整える事を目標に、
仕事以外は外に出ず、
静かに表装作業に集中してきました。
お陰様で、体感的にも邪気が祓われ、
清清しく立春の朝を迎えました。

昨年はスケジュールを滞りなく進めるために、
マラソンのような日々を過ごしました。
2018年度を終えるまでは、倒れていられない、
と、思いながらも、身体が悲鳴を上げていたようで、
寒さの底の大寒に行き倒れてしまいました。
いくら気を付けていても、体感的な限界を操作する事は、
自分の意思だけではどうにもならないようです。
とはいえ、
何でも昇華的な考えが閃いてしまう呑気な性格なので、
「立春を迎えるための祓いだ」と解釈して、
大寒の時期を静かに過ぎ越すこととなりました。

ともかく寒さに弱い私は、
大寒時期には南の国に避難することが理想ですが、
まだそういう生活はさせていただけそうもなく、
怖いもの見たさで、どうせなら流氷を見に、
北海道に行ってみるのも良いかもしれない、
と無謀な野望を描いているわけですが未だ実行には至りません。

陽の気を身体に巡らせながら、
新たな年をお迎えいたしましょうや。


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節気の締めくくり

2019年02月02日 | 第2章 五感と体感
節気の締めくくり   2019年2月2日



節気の締めくくり

暦を捲りながら過ごす一年がいよいよお終いとなります。
明日二月三日は節分、邪気を祓い、一年の穢れを落とします。
そして、二月四日の立春をお迎えします。

大寒を過ぎたあたりから、寒さに体温が付いていかなくなり、
不覚にも風邪をひいてしまいました。
この一週間は、口を閉じながら
粛々と暮らしておりました。
幸運な事に、家での仕事日が重なっていたので、
静かに節気の締めくくりをさせてもらったような
感覚で居ります。



体感的な一年の巡回をまさしく体で感じつつ、
立春に向けての新鮮な「気」を
身体に巡らしていきたいのもです。

私立中学では、中学受験の真っ最中。
大学受験もセンター試験以降、二月に入り
方々で始まりました。
生きる過程の中で体験する山場の一つを
今まさに体験している受験生の気迫を励みにしながら
節分でしっかりと邪気を払おうと思います。

二月から、腰越と小金井で2019年の講座が始まります。
各講座での皆さまとの再会を
心待ちにしています。





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