五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

低気圧はだるい

2011年08月31日 | 第2章 五感と体感
大型台風が近づいているので、だんだんと身体がだるーくなってきています。

午前中にペースを上げて仕事をこなしたものの、午後からは段々とペースダウン。

昨日までは「今年の夏は体調万全!」と思っていたのに・・・

いやいや、これは、低気圧のせいだ、、、と、思いつくまで暫しの時間がかかりました。

というわけで、予定していた表装作業をするのをやめて、先延ばしにすることにました。

だるい体調の中で作業をしても、多分良い結果にはなりません。

あっさりと諦めたおかげで、ちょこっと休むことができました。

先日のハリケーン「アイリーン」の際、どこかの病院で一度に12人も出産したそうです。
これも低気圧が原因だそうです。

人の身体は気候に対して自然に反応するのですね。

気候に反応する身体に対して、自分の意思が無理やりそれに抵抗しても無駄かもしれません。

なるがままに任せてみると、夏の疲れが意識化できるかも・・・。

… …

東急セミナーBE雪谷教室:「生き甲斐のための心理学講座」
10月21日、11月18日、12月16日計3回(いずれも金曜日)13:30~15:30

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萩の季節

2011年08月30日 | 第2章 五感と体感
不安定な天気が続いた今年の夏。

また、台風が接近しています。

2学期の始まりは、もしかしたらいきなり休校になりかねない天気図です。

源氏物語では、台風や嵐の様子が臨場感溢れる様子で描かれています。

整えられた庭の草木がなぎ倒され、はしとみ(窓の戸)や屋根が壊れ、それはそれは無残な様子です。
登場人物たちは、嵐を怖がり衣を被り身動きができません。

嵐のことを「野分」と云いますが、この野分と云う言葉が、なんとも印象深いのです。

京都町はずれに広がる葦の原や草原が見事になぎ倒され、バラバラになっている様子が目に浮かびます。

野分と萩は、切っても切れない季節の言葉です。

我が家の名物萩は、紫色の宮城萩です。ノビノビと枝を揺らす二株の萩は、今朝も秋風に揺られ、風情良くなびいています
花が咲くのは、9月に入ってからですが、秋風に吹かれながら、花を咲かせる準備は整いつつあるようです。

今週末の野分が、どのくらい草木をなびかせるかわかりませんが、きっと萩の枝は野分に負けることなく、しなやかで逞しいはずです。

秋の空気に入れ替わる野分の季節を萩の開花と共に楽しみたいものです。

二学期の始まりが、どうか休校でありませんように^^

… …

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どうせなら志を高く

2011年08月29日 | 第2章 五感と体感
言ってみなくちゃ、どうなるかは、わかりません。

言ってみて、相手にされなきゃ、それはそれで、自分の意思を伝えたのですから、それで良し。

でも。言わないで、沸々と不満をつのらすことほど、バカバカしいものはないかもしれません。

自分の志は、案外伝えたい人に、伝えると聞いてくれているものです。「非常識だ」とか「バカバカしい」とか「10年早い!」とか「身の丈に合ってない」、、、と感じるのは、相手の気持ちの問題に過ぎません。

言ってみて、恥ずかしい思いをするかもしれませんが、自分の志を真摯に聴いてくれて、後押しをしてくれる可能性だってあるわけです。

夢は大きく、志は高く…
でも、やることは、目の前のことを粛々と…

目の前のことを、粛々とやっている姿を人は見ていてくれているものです。

非常識な志というのは、相手の評価で充分かもしれません。

人生、どんな出会いがあり、どんな夢が叶うかは、誰もわからないわけですから…

… …
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ありがとう、という言葉の効力

2011年08月27日 | 悔いのない人生とは?
スペインに半年留学した息子が、唯一変化したのは、何かにつけて「ありがとう」と、言うようになったことです。
2,3週間の短期ホームステーは何度か経験している彼ですが、身について習慣化したのは、やはり半年住んだお陰かもしれません。親の喜びなんて、そんなものです。

先日、山中湖で共に過ごしたK神父さんから葉書が届きました。「とてもExcellentな日々をありがとう」と書かれてありました。87歳になったK神父さんは、今年も母国スロベニアに滞在しますが、旅立つ前の3ヶ月近く、山中湖の築60年くらいの家屋を借りて住んでいます。自ら「庵(イオリ)」と名付け、そこで勉強したり文章を書いたりして過ごします。
勿論、身の回りのことはすべて自分でやっています。
K神父さんの目標は、100歳になったらスペイン留学することだそうです。100歳という年齢に行う事に意味があるようです。

山中湖に滞在している間は、近郊の教会や修道院でミサをおこなっています。気楽と云えば気楽な生活ですが、一人で住んでいると、お喋りする機会は減ります。そんな理由もあるのかと思いますが、私達が訪れると、楽しい話題を私達にたくさん提供してくださいます。
まるまる三日間、よく食べ、よく喋る一年に一度の大イベントは、私達だけでなく、K神父さんも心待ちにしてくださっていることを嬉しく思います。

ありがとう、と、言われると、よっしゃ!やったるかぁ~、と思うのが単純な私の傾向でもあります。

「ありがとう」という言葉の効力を充分知っているが故、私自身も大切に使ってるつもりです。

心から湧き出さない感謝の言葉を頂いても、困惑するだけですが、心から湧き出す感謝の言葉は、ジーーンと魂に響きます。

ふとしたことで、心の底から「ありがとう」と言う事のできる人は、それだけで一目置いたりします。

人との繋がりは、そんなところから始まるのです。

「ありがとう」

とても大事な言葉です。

・・・

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夏休み終盤の不安感

2011年08月26日 | 第2章 五感と体感
夏休みが終わり、学校が始まっているところもありますね。
私が関わる学校は9月1日が始業式です。

学校に通う皆さん、保護者の皆さん、どんな夏休みを過ごされたでしょうか?

新学期に向けて、だんだんと憂鬱になる人…

待ち遠しい人…

色々だと思います。

夏休みが終わるに近づき、一学期、あれこれと不調だった生徒さんは、だんだんと不安が増してくる頃かもしれません。

新学期、新たな気持で始めるぞ!と前向きに行動できる状態でしょうか?

面倒だけど、友達にも会えるしぃ~~、家でお母さんにくどくど言われるよりマシだ!という気持ちが湧き出しているでしょうか?

だるいなぁ~~、かったるいなぁ~~、、、嫌だなぁ~~、、、、という気分で押し潰されているでしょうか?

それとも、全く、無気力で宿題も手を付けておらず、新学期のことも想像できない状態でしょうか?

我が子を心配するあまりに、子供にしつこく言葉を掛けてしまっていませんか?

もし、何か心配なことがあるとしたら、二日くらい、黙って様子を見るほうが効果的かもしれません。

我が子を心配している親の気持も理解できますが、実際心配しているのは心配して、あれこれ言っている自分自身の不安感とは一体何なのでしょう…。

自分自身の不安感と子供(他者)の不安感は、別のものです。

子供の様子が心配だと思ったら、まずは、自分自身の不安感が、いったいどこから湧いてきているのか、ちょっとの時間、整理してみると良いようです。

まずは、自分と他者をきちんと分けて、まずは自分自身の不安感と向き合うように心がけてみると、我が子の様子も違って見えるかもしれません。

… … …
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生き甲斐のための心理学講座

2011年08月25日 | 第2章 五感と体感
「心理学」というと、堅苦しく、敷居の高いものとしてみられがちです。その上、カウンセラーなどという職業用語を使おうものなら、さっと引かれてしまう事もままあるのが、現在の日本の現状です。

心のケアーが必要だ、と叫ばれているわりには、ほんとうに苦しんでいる人が能動的にカウンセラーを利用して自己受容、解決していくという慣習が薄いのが日本の現状です。

日本には、カウンセラーの国家資格がありません。それぞれの大学や団体やが認定している資格を引っ提げて活動をしているわけです。

NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会は、ユースフルライフ研究所の通信講座で資格を取得した者が、カウンセリングの理論を勉強会を通して、教育普及していく目的で設立しました。参加者が理論を学ぶことによって、暮らしの中で役立て、生き甲斐を意識化していくお手伝いをさせていただきます。

子供であろうと、親であろうと、他者を変えることはできません。
答えは自分の内にあるのです。

自分自身の成育史を大切にしつつ、参加者同士の個性を大切にしつつ、勉強会を進めていくことが、私の役目です。

このたび、初めてカルチャースクールでの勉強会を開催する運びとなりました。

もともと東急セミナーBEさんでは、私自身、表装教室の講師として10年近く教室を持たせて頂いており、その長いお付き合いの中から実現に至りました。

雪谷大塚駅の真上にある小さなサロン風のカルチャースクールです。
気楽に「講師がどんな人?」かお問い合わせください。

人との出会いとお付き合いは、原初感情から始まります。
「好きか」「嫌いか」、「危険か」「安全か」…
原初感情は人が生き抜いていくのに大切な感情だそうです。
「講師が、どんな人?」かを自分なりに把握するのは、とても大切な情報の一つです。

新たな出会いを楽しみにしています。


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身体をととのえて

2011年08月24日 | 第2章 五感と体感
久しぶりの気功と太極拳教室。

この一カ月、極度に緊張することとか冷や汗をかくことが立て続けにあり、やはり、身体は素直に反応していたようです。

お陰さまで、偏ったところに溜まっていた「気」が、まんべんなく身体に流れたような均等感を感じます。

やるべきことばかりに囚われて、身体を置いてけぼりにしないように、心がけていきたいものだと痛感しました。

太極拳の師匠が、先日道端で気絶?している鳥を保護し、横浜ズーラシアに救護していただいた話をお聞きしながら、身体だけでなく、心も朗らかに温かくなりました。

さて、身体を整えたところで、私自身も9月からの仕事を意識し、新しい講座の準備もボチボチ始めたいと思います。

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講座生募集のホームページも出来上がりました。東急セミナーBEのホームページに詳細が書かれてありますので、ご興味がおありの方は是非、ご参加ください。楽しく和やかな勉強会にしたいと思います。

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武蔵坊弁慶の生い立ち

2011年08月23日 | 第2章 五感と体感
吉川英治氏の小説、新平家物語16巻を読んでいる最中なのですが、源氏、平氏だけでなく、平家物語に登場する人物を史実に近づきながら、情け深く、情感豊かに表現しています。読者は、この感情移入に惹き込まれていきます。

数年前に、太刀を振るう弁慶を描いた大津絵(江戸時代後期のもの)を表装する機会に恵まれました。大津絵独特のユニークさが相乗効果をもたらし、弁慶の人柄に親しみを持ちながら掛け軸を仕立てました。

新平家物語では、武蔵坊弁慶は、新宮の生まれで、父親は鯨捕りの猟師で、父親が獲り損ねた鯨の上に跨り射止めた逸話が描かれています。父親はその猟で亡くなるわけですが、その後、再婚した母親の夫は、働きもせず、大酒飲みで、弁慶と姉妹は、とうとう売られてしまいます。
気の荒い弁慶は、そこで終わる人物ではありません。色々な悪さをしながら生き延びてきた弁慶は、比叡山のお坊様に出会います。その出会いにより、回心し叡山の門衆になるわけです。

五条大橋での牛若(義経)との出会いまでの生い立ちを知ることとなり、親しみを籠められた大津絵に納得したのです。

比叡山の麓、琵琶湖のほとりにある大津あたりで暴れまわった弁慶が、人々の間で情深く温かく伝わっていのは、そんな弁慶の生い立ちと人柄が民衆に伝わっていたからなのでしょう。

鞍馬で母の愛情を知らずして育った牛若と母の愛を知るゆえに人一倍情の深い弁慶が出会ったのも、きっと仏の計らいなのかもしれません。「業」とは、こういうことなのでしょう。

16巻の新平家物語、たぶん、読み終えるのに今年一杯かかりそうですが、読み終えるのが惜しいくらいです。

☆☆
東急セミナーBE雪谷教室にて「生き甲斐のための心理学講座」をおこないます。
10月21日、11月18日、12月16日計3回(いずれも金曜日)13:30~15:30
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突っかかる人の愛の原型

2011年08月22日 | 第2章 五感と体感
いちいち、突っかかってくる人に時たま出会います。つまり、八つ当たりです。

年齢を重ねるとともに、互いにある程度自分の身の程や身の丈、立場を受容できるようになってくるので、段々とそのような出会いは少なくなってきましたが…。

私の発する言葉のどこに、相手は反応するのか、暫らく会話しながら推察していく癖は、心理学の学びのお陰である程度冷静にできるようになってはいるものの、プライベートな付き合いでは、気付いたら巻き込まれて、痛い思いをする、という経験は無いとはいえません。

突っかかってくる人は、どんな人に突っかかるのでしょう。また、自分自身も同じことです。どんな人が突っかかりやすいでしょうか…?

家族とか、親しい友人とか、職場の人間関係においてとか、電車内の見知らぬ人にとか、社会全体に対してとか…

自分の感情が出しやすい相手に対して起こる現象だと仮定してみると、突っかかりやすい相手のパターンがあるかもしれません。

自分がその対象になった時、「その対象に自分がなっちゃっている」と意識できるだけでも、ストレスが強くならないかもしれません。

そんな時、相手の「愛の原型」に目を向けてみると、嫌な感情から憐みの感情へと自分をシフトできるようになるのが不思議です。
憐みの感情は、自分の不快感をある程度解消してくれるのです。

「愛の原型」とは、人がどのように愛されて育ってきたか、その原型を云います。つまり、親からどのような愛を受けて育ったか、自分自身が持つ解釈やイメージが、その人の思考と感情と行動を支配してくといっても言い過ぎではないのです。

自分自身の愛の原型を意識してみた時、自分の傾向に気付くこともあります。

家族の中の一人が、その突っかかる対象になっていたとしたら、逃げ場を失うのは当然です。
逃げ場を失って、なんらかの現象に出ているとしたら、可哀想なお話です。

他者のことは、わかりません。
少なくとも、自分自身が、どんな愛の原型を持っているか、瞑目しながら意識化してみる時間を持っていたいものです。

いつも大人しく、なんでも「うんうん」と言っていると、大抵、誰かからの攻撃が始まります。

自分のセルフイメージを意識しながら、自分の愛の原型が家族や友人に何らかの影響を与えていないか、ほんの少し意識を向けてみるのも平和な人間関係の築き方の一つであると思います。

良いとか悪いとかの問題でもないのです。人は、何らかのバランスを取りながら生きているのですから・・・

ただ、泣き寝入りは、損です。

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楽しく過ごす条件

2011年08月21日 | 第2章 五感と体感
気の合う人たちとの時間は心底楽しいものです。

でも、張りぼてのような感情を表出している人と時間を共に過ごしていると、何となく噛み合わない思いが自分に湧き出し、だんだんと薄気味の悪い気分になってきます。

私自身、気の合う人と楽しく過ごす条件は、ある程度の気遣いと、感謝の気持ちと、謙遜さかな、、、と思う自分は古臭いかな~、と思うわけですが、でも、私自身が他者と楽しく付き合うために自ら心がけていることなので、虚飾に身を固めている人と居ると物凄く居心地が悪くなります。

「居心地が悪い」という私自身に湧き出す違和感は、せめてプライベートの時間では、思いっきり解放されたい、というのが本音です。

言葉が少なくても、互いに目を合わせ、以心伝心の「ありがとう~♡」というメッセージが伝えあうことのできる人と過ごすのが、私の楽しく過ごす条件といえそうです。

私の能の師匠のお人柄に惚れている所以は、師匠であっても弟子に対して感謝と謙遜と気遣いが自然体で成されていらっしゃるところかな、と思います。

心を籠めた「ありがとう」という言葉は、その人の成りを表しますし、立ち振る舞いにも繋がります。それだけではありません。その人生の歩みにも重なっていくようにも感じます。

能の修業というよりも、自分の成りの修業にのようなものだと、しみじみ感じた発表会でした。

ありがとう~♪と、心の底から言い合える人とお付き合いしていきたいものです。

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なんで腹が立つのさ!

2011年08月20日 | 第2章 五感と体感
ある人に、腹が立つ、と云う感情は、私がその相手に期待をしているから故湧き出す感情であると思います。

「期待する」というのはこの場合、「自分がこうありたい」という願望を満たす意味で使います。

それが、思うようにならないとき、怒ったり、泣いたりしているように思います。

好きでもない相手に一喜一憂しているのは無駄な時間だと思いつつ、湧き出す感情は、勝手に湧き出してくるわけですから、治まりがつきません。

だったら、無視すればいいじゃない!

自分でもそう思ったりするのですが、そういうわけにもいかない事情もあるわけです。

心が広くて深い人には、なかなかなれそうにもありませんが、湧き出す感情の意味をツラツラ考えずすぎず、単純に自分を大事にすれば、イライラ感が減少していくようにも思います。

それにしても、自分のしたいことは、自分の責任でやることが、大人の付き合いです。自分の行動に責任を持つことは、言葉に出すのも憚れる最小限のルールである、と云う考え方は、私自身、大事にしたいものです。

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暇な時間

2011年08月19日 | 第2章 五感と体感
お盆が過ぎると、なんとなく秋を意識します。

夏休みは、そろそろ終盤。

場所によっては新学期が始まったところもあるようですね。

小学生の頃、夏休みに普段出来ないことをしよう!と意気込んでみるものの、「充実した夏休み」という満足感が得られる夏休みを過ごした記憶はあまりありません。

プールに行って、西瓜を食べて、扇風機に当たりながら昼寝をして、近所の友達と花火をして、、、
海の近くの松林の中にある図書館で、終日過ごすとか・・・
色鉛筆でひたすらイラストを描いていたのもその頃です。

どこかに旅行をした記憶よりも、何気ない日々の記憶の方が鮮明に蘇ってきます。

小学生の頃の夏休み、私は何をしていたか思い出すと、そんな思い出ばかりです。

暇を持て余す・・・これは、子供の特権かもしれません。

「無駄に時間を過ごす」時間は、想像力も育みます。

何にもしてない。。。と憂うのも反省としては良いかもしれませんが、大人になってから、あの暇な時期を思い出すと、どこからともなく安心感がふわふわと湧いてくるのが不思議です。

与えられることばかりに時間を費やすよりも、暇から生まれる能動性のほうが大事かもしれません。

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花火と魂

2011年08月18日 | 第2章 五感と体感
昨日は横浜、みなとみらいの花火大会でした。夜の空に大きく花開く花火は、やはり観ていて気持のよいものです。

我が家に居ては音しか聞こえないので、ほんの少し上った尾根沿いの住宅地の空き地から横浜の花火大会を愉しみました。

昔は山下公園の沖から花火が上がっていましたが、みなとみらい地区が整備されてから花火大会の規模は年々大きくなってきたように見受けられます。大震災の影響でいくつかの花火大会が中止になったり規模を縮小したりしていますが、お盆の時期、空高く打ち上がる音を聴き花火観ることで、亡くなった人と生きている私達が魂を通わせる大切な祭りは、出来得る限りそのままを維持して頂きたいものだと、しみじみ思います。

先日、都庁のある部署に用事があり、待ち時間の間、多分石屋さんの組合長さんでしょうか、都庁の職員に「魂を抜きにしたものを作ったって何の意味もないんですよ!」と何かを訴えていました。

お役所で、こんな話題を耳にするとは思いもよらず、でも私自身、NPOを設立する時、この問題をどう説明するかに苦労したことを思い出し、心の中で「頑張れ!おじさん!!」と、エールを送りました。

そうなのです。花火にしても、諸々の祭りにしても、魂抜きには考えられないのです。

心と身体だけでは、説明のつかないものに、魂を加え、人は心と身体と魂で成っている、という定義に触れた時に、五臓六腑で納得した感覚は忘れられません。

WHO世界保健機構では、この魂の問題を心と身体と同じように加えていく動きがありましたが、何しろ「魂とは」世界中のあらゆる民族、宗教、によって考え方や言葉の表現がそれぞれ違いがあり、共通用語として定義付けするのは難しいようで可決に至らなかったようです。

そうはいっても、人に与えられた感情は、揺るぎなく普遍的です。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、嫉妬、畏れ…
湧き出す感情をどのように処理していくかは、生き抜く場所の環境条件によって異なります。その違いが、新たに感情を呼び起こしていくのです。

打ち上がる花火を観て、ドーンと響く音に魂を揮わすような感じになるのは、私が日本に生まれ、日本の祭事に親しんでいる証拠なのだと改めて思いました。

いままで自分の生きてきた過程で体験した祭りは、案外自分の生き方を示しているかもしれません。

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火を観る

2011年08月17日 | 第2章 五感と体感
昨日は京都五山の送り火もあり、地元横浜は本日花火大会。日本各地で送り火や花火大会真っ盛りです。今年は、特に強い思いで送り火や花火を観る方が多いと思います。

冬から春にかけての修二会にしても、祀りごとに火は欠かせません。

火を通して魂を観るような気持になるのも、私だけでなく人に共通した普遍的心情かもしれません。

水を観ていると心が洗われるようになり、火を観ていると自分の細胞の原初的なものに帰っていくような体感を感じます。

火と水、大地と風、そして空、

地・水・火・風・空…

私達が生きていくために必要な条件でもあり、私達が帰っていくところでもあるように思います。

帰っていくところを信じることができれば、安心して生きていくこともできそうです。

祀りごとの中から、亡くなった方々の魂を鎮魂するだけでなく、今を生きている自分がどう生きるかを考えることができれば、必ず明日に繋がっていくのだと思うのです。

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意味を感じる

2011年08月16日 | 第2章 五感と体感
湧き上がる感情には意味があります。

湧きあがる感情の解釈にも、人それぞれの解釈があります。

解釈したものを知ることによって、自分自身、もしくは他者の「思い」や「行動」を知ることができます。

自分から湧きあがる感情の意味を解釈していくのは、自分にしか出来ない作業かもしれません。

どんなに他者に解ってもらおうと思っても、他者には他者の解釈があり、自分の思いが充分に伝わることは生易しいものではないようです。

親子でも然り、夫婦でも然り、親友でも然り…

自分自身、何かを感じ、それに対して何らかの意味を感じるならば、その「感じた意味」は、自分の成育史から生まれた考え方、つまり生き延び方なのだと思うのです。

自分を信じて生き延びようとするとき、感情から紐解いていく意味は、その人にとっての生き延びる力となっていくはずです。

湧き出した感情から生命力が生まれるのかもしれません。

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