五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

やることの整理

2015年03月31日 | 第2章 五感と体感
年度末。明日から新年度です。
気分的には全ては明日から!というお気楽な気持ちで今日は過ごそうと思います。
3月中は来年度の書類作成や年度業務の整理に追われましたが、3月31日ともなると居直りが大事なようです。実際の決算業務は4月ですので、慌ててもあまり状況は変わりません(笑)

そんなこんなの年度替り。タコ足の如くの生活をしていると歳が重なるにつれ「忘れる」事態に遭遇する頻度も多くなってきます。
そんなことから長年やっていることが、「やること羅列記入」です。
大きなノートに大きな字で「やること」を書き連ね、一つ完了すると色付きのペンで豪快に消します。
そうすると、何となく達成感が湧き、現実にやらなくてはならないことの整理にもなります。

何をすべきなのか?
自分の役割は何か?
何を優先するか?
どこまでやれば良いのか?

日々の暮らしの中においても、アイロンかけであろうが立派なお仕事です。
アイロンかけをし慣れない人がやろうものなら大変な作業なのです。

やることの整理は、頭の整理にも繋がりますし、めりはりも付きます。

新年度。
春休みのお子様方もあたららしい出会いや、新しい環境をそろそろ意識し出す頃でしょう。
せっかくの春休み。
今楽しめる事を大いに集中して楽しむ事も大事なお仕事でありましょう。

やることの整理は、心の中のもやもやの境界線を引くきっかけにもなりそうです。


「江戸表具を愛する会」展覧会のお知らせ
銀座プロムナードギャラリー(地下鉄銀座駅~東銀座間の地下道・銀座三越の下)にて「江戸表具を愛する会」作品展開催中。
3月22日から4月4日まで。地下道ですので、通行者が歩きながら見るショーウィンドーです。銀座に行かれたついでに覗いてみてください。日本文化の一つである「表装」を一堂に見る事ができます。

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桜咲く香り

2015年03月25日 | 第2章 五感と体感
江戸表具を愛する会、銀座プロムナードギャラリーで開催中
いよいよ折り返しとなりました。搬出は4月4日土曜日13時30分からとなります。
この場を借りて前半に観覧してくださった皆様に感謝申し上げます。

年度末なので私達のNPO法人CULLカリタスカウンセリング学会も4月から5月にかけては決算書作成や総会、都庁への書類提出でいつになく忙しなくなります。
3月中に講師契約者の皆様にも報告書を提出していただいたりと、ありがとうございました。

3月最後の週末は色々な場所で「ながら花見」を楽しみました。
タクシーの窓から眺めた靖国神社の桜に皇居の桜は土曜日の時点で随分花が開いておりました。日曜日は物凄い人出だったのではないでしょうか。日曜日は多摩川の支流である野川の川べりは散策に相応しく、私もどうせならお花見をしながらと思い立ち、川に沿いながら目的地に向かいました。

桜の木の下を歩くとほんわりと桜の香りが香ります。嗅いだ匂いを脳の中枢あたりまで吸いこむ様に意識をしてみるととても心地良くなります。
微かな香りが穏やかな記憶と重なるようです。
昔は、そこまでお花見をする場所はありませんでした。
ソメイヨシノが全国に広がり、今ではわざわざ出かけなくても近所には必ず桜並木があるようになりました。
それでも、どの桜並木にも人々が集います。

西行が寺に咲く桜を自分のものだけにしたいと思う心模様をふと思い出し、香る桜がきっと日本人のもののあはれに繋がるからこそ、儚い春の心地良さを呼び起こすのやもしれぬと、千年の時空を超えた記憶を蘇らすような、そんな気持で香りに導かれる週末を過ごしたのでございます^^//


「江戸表具を愛する会」展覧会のお知らせ
銀座プロムナードギャラリー(地下鉄銀座駅~東銀座間の地下道・銀座三越の下)にて「江戸表具を愛する会」作品展開催中。
3月22日から4月4日まで。地下道ですので、通行者が歩きながら見るショーウィンドーです。銀座に行かれたついでに覗いてみてください。日本文化の一つである「表装」を一堂に見る事ができます。

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紙の伝承

2015年03月24日 | 第2章 五感と体感
江戸時代までは藩のお抱え漉き師がおり、錬金術師のようにそのノウハウは秘密とされ、藩を跨いで伝承されるというよりも藩の中で独特の漉き方をガラパゴス化していったのが「日本の紙」の特徴であるようです。

昨日のSNS河北新聞に白石和紙の伝承予算が設置され、和紙の技術者を育てることに本腰を入れる記事が載っていました。
数少ない伝承者のお一人が、「昔は農家の冬の内職であっあため、それだけで食べていこうとするのは無理な事。かといって、手間がかかり忍耐が必要なので、その覚悟が無い限り人を育ててゆくことは難しい」というような内容が書かれてありました。

日本の「道」と付く「茶道」「華道」「香道」、「柔道」「剣道」等は、日々の精進が必要であり、師範を頂くには、時間もお金もかかります。ましてや家元や師匠を超えるなんて思うものなら論外です。

お金がかかることを楯に一部の人々にしか許されない垣根があることも日本の伝統文化が現在まで引き継がれてきたことの意味と理由の一つかもしれません。

表装文化にしても同じ事が云えそうです。
ニーズが少なくなり同時に職人が少なくなるなか、伝承していくための人材は年々高齢化しています。
若い人が「これで食べていこう!」と思っても生業として成り立たないのが現実なのです。

勿論、若い人の技術習得も大事です。
でも、生業にならないものを啓蒙して継承しようとすることは、継承させたい人の狭さを感じます。

人生100年と云える時代、
仕事をリタイアしても元気に動く事の出来る年月は、一人の人間が成人するくらいまであることも可能な昨今です。
還暦を過ぎ、自分の生き甲斐は何か?と思索する時期に、新たに何かを始めようとする人が大勢いらっしゃいます。そのような人々は、このような食っていけない日本の伝統文化の技術習得者対処として貴重な人材なのです。

宮城県白石市の和紙は、東大寺二月堂で行われる修二会の行で着る「紙子」の着物になります。
練行衆の僧侶が二週間、この紙子の白い着物を纏い続けると、日に日にしっとりと柔らかくなってゆくのです。
その紙子の着物を拝見すると修二会の行の深さがしみじみと伝わってくるのです。

少人数の若者を育てるにしても、新聞に掲載された予算は決して多額なものではありません。
伝承のための教育は、漉き手の力だけではどうにもならないはずです。
色々な教育機関とのコラボも大事でしょう。美術系の大学や専門学校や教育学部でも単位化して教育という種を撒くことで、紙漉きが衝撃的な出合いとなる若者も居るかもしれません。

藩や地域で抱えられた和紙は、武将や祐筆(ゆうひつ)が命をかけて戦った武器であるとも云えるのです。

歴史を知ってこそ見えてくる技術だからこそ、伝承する意味があるのです。

日本の和紙は、漉き師が人間国宝になっても存続が危ぶまれているものが多いと推察します。

代々に引き継がれてゆかれますよう。祈りをこめて。


「江戸表具を愛する会」展覧会のお知らせ
銀座プロムナードギャラリー(地下鉄銀座駅~東銀座間の地下道・銀座三越の下)にて「江戸表具を愛する会」作品展開催中。
3月22日から4月3日まで。地下道ですので、通行者が歩きながら見るショーウィンドーです。銀座に行かれたついでに覗いてみてください。日本文化の一つである「表装」を一堂に見る事ができます。

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銀座の香り

2015年03月23日 | 第2章 五感と体感
昨日は、以前から気になっていた銀座でありながらパリのカフェを連想する喫茶店に入りました。
Y字路に建つカフェのイメージは、やっぱりパリです。その喫茶店は決してY字路に建っているわけではないのですが、何となくそんな雰囲気なのです。
店内は煙草の臭いが浸み付いています。重厚な内装に昭和の雰囲気のテーブルと椅子。そして趣味はともかく油絵がたくさん掛かっています。

実際のパリにしてもここ数年で葉巻の香が街から消えてしまい、甘い香りが地下鉄やカフェに漂っているとパリに居るんだなぁ~~と実感していた時代を懐かしく思うようになりました。

よくよく思い起こしてみるとギャラリーにしても昔は油絵の絵の具の香りが充満しているギャラリーが多くありましたが、あの強い油絵の具の香りは過去のものになってしまったようです。

幼い頃、祖父のアトリエで嗅いでいた絵具や使う液体の香り、そして紙や本の香りは私の香りの原型です。空間を変えると気持も変わる場所があることを学んだ場所でもあるかもしれません。自分の心にスイッチのオンとオフがあることも幼い頃に身につけたものであるように思います。

自分が身を置く場所は、できれば移動しながら選んでいけることが望ましいのですが、それがままならないならほんの少しの時間でも敢えて場所を変え、理想と現実のバランスを取る事も自分という身体を健全にもっていくための手段の一つであるようです。

銀座の香りは、今や何がそれかは解りませんが、戦後70年の歴史の香りを辿ることができそうな場所であることを改めて思うのでありました。


「江戸表具を愛する会」展覧会のお知らせ
銀座プロムナードギャラリー(地下鉄銀座駅~東銀座間の地下道・銀座三越の下)にて「江戸表具を愛する会」作品展開催中。
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切り替えの季節と呼吸

2015年03月22日 | 悔いのない人生とは?
奈良東大寺二月堂のお水取りが終わると春がやってきます。春分の日の後にめぐってくる満月の日の後の日曜日がキリスト教の復活祭です。
そんなこともありディズニーランドのイースターも3月21日から始まるのでは、と推察しています。
昨日、下記に記している銀座での作品展示の搬入で電車に乗ると家族で電車に乗っている光景を多く見かけました。

春休み。
たぶん、学年の切り替わりなので、宿題の無い気楽な春休みでありましょう。
新たな環境で4月を迎えるため、今からわくわくドキドキな人もいらっしゃることでしょう。

楽しく遊ぶ事や暇な時間にぼーっとする事は生きてゆくためにとっても大事な事のようです。
休める時は大いに休み、いつもとは違う環境に身を置いてみることも大きな気分転換になるでしょうし、何といっても心身に元の気が注入されます。つまり元気になるということです。

私の場合、作品展を行うと身心が統合されます。平素何足も靴が必要なムカデの様な暮らしをしているため、展覧会という一つの目的に気持が向くからだと思います。そうはいってm、搬入を終えると次の役割が降りてくるわけですが、一瞬でもよいから自分に湧いてくる「達成感」という心待ちは、自分の思考と行動に区切りをつけることができるのです。

つまり、吐いた息を出し切ると自ずから自然に空気が体内に入ってくる、というような感覚です。

同じことを同じ感情で繰り返していると、疲れが取れません。

吐いて吸う息を意識してみると自分の内なる陰陽の循環に滞りを無くしてゆきます。

切り替えの季節であるからこそ、いつもとはちょっと違う事をして呼吸を意識することができるかもしれません。



銀座プロムナードギャラリー(地下鉄銀座駅~東銀座間の地下道・銀座三越の下)にて「江戸表具を愛する会」作品展。
3月22日から4月3日まで。地下道ですので、通行者が歩きながら見るショーウィンドーです。銀座に行かれたついでに覗いてみてください。日本文化の一つである「表装」を一堂に見る事ができます。

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春分に始まる江戸表具を愛する会

2015年03月18日 | 第2章 五感と体感
今日は春分です。
春の雨が上がると一気に桜の花が開花するのではないでしょうか?

柳の新芽が新鮮な黄緑で映え
多摩川の桜は今に咲かと膨らむ蕾を紅く染め
レンギョウの黄色がまばゆいばかりに目に入り
雪柳が気づかぬうちに白を纏い
沈丁花は香りで存在を聴かせ
なんと色鮮やかな春分であることよ

午後から銀座プロムナードギャラリーの搬入です。
14時半から2時間ほど銀座ー東銀座間の日比谷線の地下通路で作業です。
銀座にお越しの際は、ぜひぜひお寄りください。
中国から伝わった表装ではありますが、奈良時代から日本の文化に馴染んでいる表装技術は、日本の文化を語る時に欠かすことのできないものです。



銀座プロムナードギャラリー(地下鉄銀座駅~東銀座間の地下道・銀座三越の下)にて「江戸表具を愛する会」作品展。
3月22日から4月3日まで。地下道ですので、通行者が歩きながら見るショーウィンドーです。銀座に行かれたついでに覗いてみてください。日本文化の一つである「表装」を一堂に見る事ができます。

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ささえ愛山元と合戦原古墳1

2015年03月17日 | 第2章 五感と体感
今回で第七回の講座。生き甲斐の心理学傾聴講座を宮城県山元町のNPO法人ささえ愛山元さんで行いました。
2012年1月以来半年に一度の訪問です。
私の訪問は昨年9月以来。
津波に呑まれた常磐線の建設も進み、工事の行程が目に見えて確認出来ます。

今まで立春あたりに訪問していたので春の山元町は初めてです。
東北の春は遅いですが、山元町は仙台よりも南に位置しているので、太平洋に面した山々は芽吹きの淡い色で包まれ緑の色を待ち遠しく待っているようです。

山元町で傾聴ボランティアや活動をされている方々、ささえ愛山元のスタッフの皆さん、そして4年の時を経て他者との関わりを持とうと思い始めた方々もご参加くださり、恒例の夕食会から歓談しながら勉強会へと流れていきました。

今回のテーマは、
心と身体と魂で成っている自分は、
「心と身体と魂」の内の、どれを大事にしたいか?もしくは気になるか?
をそれぞれの皆様に語って頂きました。

生まれてから今日までの自分の生育史は宝物です。
その宝物の中に答えはあるはずですが、自分が生まれてくる以前の祖先の存在は深く大切なものです。理想と現実のギャップが不安感を生むわけですが、理想とは、自分が平素当たり前だと思っていることこそが理想であることも忘れてはならないのです。

奇しくも古墳好きの私を知っているかのように、ささえ愛さんのお隣にある国立宮城病院の敷地あたりに昨年秋に古墳が発掘されました。高台移転のための造成を始めた所、7世紀の古墳:横穴式墓地が50基、前方後円墳が7期見つかったそうです。
現在は横穴式墓地の調査中であるため広範囲にブルーシートが掛けられていますが、間近から見る事ができます。
国道六号線より海とは反対の西側は、古来から海を望む安全な土地として大切にされてきたことを窺い知ることとなり、古墳の上には城も建ち、城塞としての役割も担ってたと推察できます。
山元町は南北に広がる広大な平地です。20キロぐらい走れば福島県相馬市です。
北は仙台まで平地が続くので、この城からはかなりの範囲を見渡すことができたことでしょう。
山元町は「タタラ」の歴史も深く、鉄器を鋳造し朝廷に献上していたことでも有名な土地なのです。

山元町で生まれ育ち、結婚して、今に至る方も数人いらっしゃいました。

歴史深き山元町は、海の幸、山の幸に恵まれた豊かな土地でもあります。
自分の住まう場所に誇りを持つ事は、自分の心と身体と魂を大切にする事にも繋がります。

勉強会ではそのような話題で語り合いながら、
心と身体と魂のどれを気にしているかを意識しつつ、自分の今の役割は何かを言語化していただきました。

自分の役割遂行については、他者が代わって出来るものではありません。
それぞれ役割を自分自身が担ってゆくことで、生き甲斐に繋がってゆくことを皆さん自ら仰られていました。

自問自答集の「自分の生き甲斐とは何か?」

人によって、自分の生き甲斐を考える時期はそれぞれだとは思いますが、「何のために生きているか?」という問い掛けは、生きている私達には自然と湧き上がってくる思いであるようにも思います。



銀座プロムナードギャラリー(地下鉄銀座駅~東銀座間の地下道・銀座三越の下)にて「江戸表具を愛する会」作品展。
3月22日から4月3日まで。地下道ですので、通行者が歩きながら見るショーウィンドーです。銀座に行かれたついでに覗いてみてください。日本文化の一つである「表装」を一堂に見る事ができます。

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防衛機制で生き延びている

2015年03月12日 | 第2章 五感と体感
「危険であるか安全であるか。」
人には太古から育まれた原初感情が備わっているそうです。

怖いか
怖くないか。

好きか
嫌いか。

生き延びてゆくために必要な防衛機制を駆使しながら私自身も生きています。

それは、幼い頃から育んできた意識的なものもあれば、無意識に防衛しているものもありそうです。
自分には記憶の意識が全く無い祖先の防衛機制もDNAに組み込まれているはずです。

心理学者フロイトの14の防衛機制を書き連ねておきます。

抑圧

抑制

昇華

合理化

感情転移

置き換え

知性化

退行

逃避

同一化

摂取

投影

反動形成

補償

自分が意識出来る限り、どんな防衛機制を使って自分を満足させているのでしょう。はたまた守っているのでしょう。

私自身、全てが当てはまるなぁ~と思います。

嫌な事には「逃避」して、似たような体験をしている人には「投影」しながら話を聞き、同じ考え方の友人と集う事で「同一化」して安心を得て、八百万の神々のお守りやご朱印やロザリオまで身に携えて「摂取」しながら日々を暮らしています。ここ数年は、だんだんと「抑制」する力も養われてきたようで、ちょっとのことでは動じず?勉強を続けて「知性化」を図り、学びを得た事が「補償」となり、お陰様で私の生き甲斐である「昇華」して仕事をしています。

重たい用語であると思ってしまうと深刻になってしまうので、こんな感じで自分の傾向をつらつら防衛機制の用語を使いながら表現してみると案外愛おしい自分に出会ったりしちゃうのです。

「甘え」とか「依存」の言葉を安易に使わずに、論理的に自分の傾向を見てみると新しい解決方法が見えてくるかもしれません。

明日から宮城を訪ねます。真冬の訪問は雪が心配なので春にずらしたのですが、私が行く先は昨日雪かきをしたそうです。
「もしかして雪女?」と問われ、「ひょっとしてそうかもしれない・・・」と。苦笑い。。。否定はできません。。。
冬用のもこもこブーツを履いて完全防備で出かけます。

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石垣りんのイコン画

2015年03月11日 | 第2章 五感と体感
4年前の今日、東京は快晴でした。用事を兼ねて新宿御苑を歩いて池の端のベンチに座り新宿のビルを眺め真っ青な空を仰ぎ、梅の花を堪能したあの光景が脳裡に焼き付いています。

東日本大震災から4年です。
手を合わせ祈ります。

先日のNHK日曜美術館で、日本で初めてイコン画家になった石垣りんの特集を組んでいました。

東北の地に意外とキリスト教の教会が多い事の意味を考えるきっかけとなりました。石垣りんはロシア正教です。
私の関わる学校の修道会も発足は秋田です。ドイツの某カトリック男子修道会の援助を目的として設立された女子修道会であると聞いています。はじまりが秋田であるということに繋がりを感ずるのです。

坂上田村麻呂から今日に至るまで、耐え凌ぐことのアイデンティティが育まれている東北という地は、私の中にも祖先の二分の一が新潟から北海道であることから、云いし得ない繋がりを感じるのです。
石垣りんも日本の変わり目の時期に西洋画を志し、縁あってイコン画を手掛けるようになります。サンクトペテルブルグの留学の際、ビザンチン様式のイコン画を徹底的に習わされたお陰で、その画風が体質に合わず病気になって二年で帰国するのです。
確かにビザンチン様式のイコン画は、私もあまり好きではありません。日本人の柔らかな色彩と陰影から比べるとかけ離れた画風です。彼女は「おばけ画なんて描きたくない」と書き綴り、段々と身心が病んでいくのです。
日本に戻った石垣りんは、そこから大好きなルネサンス的日本人の画を描き、それをイコンとして描いていきます。

明治時代、お茶ノ水のロシア正教のニコライ堂の隣に設計専門学校があったそうで、そこで藩の命令で学んだ私の祖先がいることをふと思い出しました。石垣りんの生育史を辿りながら、我が祖先と重なることに東北のアイデンティティを思ったのです。それと同時に日比和平というイコン画家との出会いを懐かしく思い出しました。お兄様は函館のハリストス正教会の神父様でした。齢90歳で逝去されるまでイコン画を描き続けられた方です。我が家にも日比和平さんのイコンが飾られています。
生活の苦しさから、身を切るようにイコンを手放されたようにも思います。

津波に遭い火事で焼失した大船渡の石垣りんのイコン画を見る事は叶いませんが、いつの日か石垣りんのイコン画のあるロシア正教教会に赴きたいものです。

一人一人の命が育んてきたものが、その当時は「点と点」であっても、後世の誰かが線として繋げてゆくことでひとつの意味を成してゆくことを深く思ったのでした。



銀座プロムナードギャラリー(地下鉄銀座駅~東銀座間の地下道・銀座三越の下)にて「江戸表具を愛する会」作品展。
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顔を合わせ五感の生活

2015年03月09日 | 第2章 五感と体感
スマホをいじりながらコミュニケーションを取ることに慣れるに従い、その有難さや人と繋がる事の感動は段々と薄れてきました。
「感動が薄れた」ということは、「慣れによる習慣化に至った」ということです。

毎日海を見て生活していれば、それが当たり前でしょうし、アルプスの山々を眺めて生活していればそれは自分の習慣として分化しているということです。

顔を合わせないで、あたかも合っているかのような錯覚に陥るわけですが、相手がどんな状態でスマホをいじっているかは、それを伝達しない限り解りません。

SNSの習慣化によって再会した友人、新たに繋がった人々の存在はとても有難いものです。
でも、顔を合わせて間近に語り合わないと解らないことのほうが多いかもしれません。

実際に会って顔を合わせると、それだけで充分な感覚が湧き上がります。

時間をかけて人に会い、その場所に行き、五感で体感する事は人の生き甲斐にも繋がるはずです。

たいした会話をしなくても「顔を合わせる」ことは、人のコミュニケーションの基本でありますね。

見て、聴いて、触れて、嗅いで、味わって、、、
五感を体感して、明日に歩んでゆきたいものです。

顔を合わせて五感の生活、大切に。。。



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震災から四年の宮城県山元町に

2015年03月08日 | 第2章 五感と体感
あれから4年となります。
私は新宿の新宿御苑で梅を愛で、その年の9月に開催予定の展覧会の会場を下見し、表装の師匠のビルでの勉強会に向かい、その勉強会場で被災しました。
ブログでは過去に何度も書いていることではありますが、その夜は師匠のビルに泊まらせていただき、翌朝動いた電車に乗って帰宅しました。
テレビで東北の様子を見たのは帰宅してからでしたので、津波の被害に遭い、瓦礫の中で身体を濡らして一晩を明かした方々の存在を想像できたのはテレビを見てからです。
宮城にに住む友人、勉強仲間、親戚と連絡が取れたのはSNSが一番早く、電話ができたのは少し後だったように記憶しています。

被災した友人の職場であることがきっかけで、自分ができることをしたい情動が湧き、やみくもに動く事も出来ないので、友人との打ち合わせに時間を掛け、実際に実行に移すことが出来たのは翌年の一月が初回でした。

今週末、3月13日金曜日は第7回の傾聴勉強会(生き甲斐の心理学講座)を宮城県亘理郡山元町のNPO法人ささえ愛山元さんに
3月14日土曜日ははパラソル喫茶で皆様と語り合い食事を共にし、午後からは白石で勉強会を行います。
友人であり勉強仲間であるBさんが、働きかけて動いてくださり、そのお陰で実現に至っています。
できることをこつこつ積み上げてゆくことで育んできた信頼や友情は、今やかけがえなき私の宝物になっています。

確かに情報を得る為のSNSは大事なツールですが、情報を得た先の自分の行動は現実的です。自分が考えて、動いて、見て、交わして、育んでゆくことは、全てアナログです。

自分の眼と足と手、耳と皮膚感、それと感じる心と解釈。そして伝える役割。
それらは、全て自分が具体的に動かない限り、叶う事ではありません。

私達の小さな団体は山元町や白石のみの御縁で動いていますが、これもまたインドの哲学「ガンジスの砂粒」を思うとこれで充分であることをいつも思います。

小さな砂粒が、隣の砂粒と関わり、隣の砂粒が更に隣の砂粒に繋げてゆくと、それは段々と影響を及ぼしてゆきます。
一人の人間の存在がいかに他者との関わりで影響を与え、与えあっているかを意識してみると、小さな砂粒の自分は、ほんとうにそれで良いのだ、と、思うのです。

「暮らしの中の傾聴者」として活躍されている山元町の皆様との再会を心待ちにしています。

春の食材とお料理を楽しみにし、今回は苺を食べ過ぎないよう気をつけなくては。。。^^...

手品も楽しみ。民謡も楽しみ。さんさ時雨も楽しみ。成長したワンちゃんも楽しみ。
いつしか覚えてしまった水戸黄門体操も楽しみ。。。そんなことを思いながらそろそろ勉強会の準備と荷造りを致します。



銀座プロムナードギャラリー(地下鉄銀座駅~東銀座間の地下道・銀座三越の下)にて「江戸表具を愛する会」作品展。
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高知にコンビニ

2015年03月07日 | 第2章 五感と体感
四国は四国八十八箇所のお遍路巡りの地でもあります。
意外にも山が深く、水を蓄えた大きな木が黒々とした深い緑の葉を纏い、太平洋が目の前に広がり、その大海を見ていると室戸岬で明けの星が口の中に飛び込んできた空海の体感も解る様な気がしますし、坂本龍馬が既成を超えて活躍することを育んだ土地である事も納得できます。

自然が豊かであるということは、自然の脅威も知っているということです。

お遍路さんにお接待し、もてなす文化は未だに続いており、高知の海沿いを車で走るとどんな辺鄙な所にも食堂があります。
八十八箇所の中でも高知は寺と寺との間の距離が長く、太平洋を真横にしながらひたすら歩きありつく食事や受けるもてなしは、きっとほんとうに有難いものでありましょう。

そんな高知にこの度初めて某コンビニがオープンしました。

プラスチックに包まれた食物の陳列をテレビで見て、ちょっと寂しい感情が湧きました。
でも、今まで身近に無かったコンビニのドーナツに感動している高校生の女の子を見てしまうと、個人の生育史における公平な体験の価値というのは、その場所に住んでいる当人にしか解らないことなのかもしれない、と、複雑な思いも湧いてきました。

青森にもコンビニが無いそうです。12年ほど前に白神山地を巡った際、三日間コンビニを見なかった事に感動した事も思い出します。

聖地とコンビニをどうマッチング?していくかは、これからの御当地ビジネスに影響を与えてゆくようにも思います。

食べ物にあり付けず、行き倒れ寸前で差し出されるおにぎりの味が五臓六腑で感謝を体感する時代は、とうに終わっているのかもしれませんが、最後の砦の様な地がどのように生活習慣を変えてゆくかを静かに見守るしかなさそうです。

高知で生まれ5歳まで海と山を見て育った私は、大きな空に大きな海に五感を鍛えられたからこそ今があるのだと思うのです。



銀座プロムナードギャラリー(地下鉄銀座駅~東銀座間の地下道・銀座三越の下)にて「江戸表具を愛する会」作品展。
3月22日から4月3日まで。地下道ですので、通行者が歩きながら見るショーウィンドーです。銀座に行かれたついでに覗いてみてください。日本文化の一つである「表装」を一堂に見る事ができます。

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春の忘れものと間抜けなトドメ

2015年03月05日 | 第2章 五感と体感
寒さと暖かさが混在する三寒四温の季節です。
奈良・東大寺二月堂のお水取りは今日で5日目です。
お水取りが始まると、春の訪れを予感しつつ、少々浮いた気分になります。

この時期になると一気に朝が早く訪れるような気もして、家の雨戸を起きると同時に開けても外は既に明るいので、仕事がはかどります。

福井に住んでいた頃に子供ながらに覚えた言葉は、「温いのぅ」です。
雪が解け地面が見えてくる時期は、何となく名残惜しい気持もし、でもぬくくなる時期になると自由に外に出る事ができるようになり、解放感を感じたものです。
二年しか住んでいないのに、季節の体感は昨日の事のように覚えているのです。

雪の無い地域に住んでいると、その有難さは花粉の恐怖にかき消され?、芽が出る時期のむずむず感がうっとおしくなることも否定できません。

最近の電車の中も、春眠暁を覚えず、ということでしょうか。爆睡している人々が目立ちます。

私もその中の一人でもあり、しかも昨日は、食事をした場所に薄いカシミアのマフラーを忘れ、電車内に座って首元が涼しので手を当てると「無い!」、「ああ~、またやっちゃったかなぁ~」と、半分諦めつつ引き返すと、しっかりと預かってくださっており、ほっとしました。

春は、身につけるものに要注意です。

その上、駅からの帰り道、梅の花を愛でながら呑気に歩いていると、上から白いものがササッと落ちてきました。私のコートの腕と服の前にその白いものがかかり、「やられたーーー」と、思いながら上を見ると「やったぜ~!」という眼差しで私を見つめるカラスが二羽。

いつもはカラスに気をつけて歩いているのに、不意打ちとはこのことです。

学生時代大学の門の真ん前でやられて以来、三度目。初回の時は頭の真上に直撃されました。
その頃の私の髪型は、ジミーページの様なジャニス ジョプリン様なロングのうねうねヘアーだったので、丸一日臭かったこと。。。友人達も一日「臭い。。。」と嫌がられ、。

数年前は、自宅の玄関前でカラス二羽にセットプレーを受け襲撃され、怖い目にも遭いました。

緊張が途切れている人を見分けるカラスには、口惜しいかな敗北です。今日は上を気をつけながら歩きますとも!

春うらら。緊張感は大事ですねぇ。。。


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志は何か?に祖先を重ね

2015年03月02日 | 第2章 五感と体感
大河ドラマのファンの私。数回見逃した程度で、小学生の頃の「樅の木は残った」あたりからずっと見続けています。
物心つくあたりから時代劇が大好きで、立ち回りと切られ役、つまり「タテ」は、人形遊びよりも先に身に付いた一人遊びです。
小さい頃からテレビの前に正座して座り、眉間に皺を寄せて見入っていたわよねーー、と事あるごとに母から言われ続けられていたので、記憶と擦り込みが一色単になり、自分のセルフイメージは「時代劇と共に育った私」であると認識しています。

そんな時代劇、歴史小説好きな私は、今回の大河ドラマは、少々拍子抜けしてここ一カ月ほど、敢えて見るのを止めていましたが、3月1日の大河ドラマを久しぶりに拝見。

吉田松陰が牢から出され故郷で松下村塾を始め、高杉晋作が入塾するエピソードを描いた回でした。

数年前の「龍馬伝」では、今回吉田松陰役の俳優伊勢谷さんが高杉役をしていたのが印象的で、三味線を奏でる姿が色っぽかったことが脳に刻み込まれており、俳優の面白さはここにあるのだな、と、吉田松陰の役作りに馴染んできた俳優のカツゼツの良さと口角の上げ方をしみじみ眺めているうちに45分があっという間に終わってしまいました。

高杉晋作に丁寧に温かい笑みを浮かべ問い掛ける吉田松陰。
「あなたの志は何ですか?」と、問います。

今回のドラマでは、ここから成り上がっていく貧しい伊藤博文も登場。

ちょっと面白くなってきたかな。。。

幕末の志士達。
歳若い人々が志を持って道を進むことの美しさは、中年の私から見ると宝石の輝きよりも勝ります。

私の個人的な落ち武者意識が少々拭えたかな、、、というところでドラマは終了。

自分の祖先の藩を投影しながら見てしまうのも自意識過剰すぎるかもしれませんが、自分の性格にしても考え方にしても、祖先の成りを意識を超えたところで影響を受けている事は間違ってはいないようです。

幕府寄りだった我が祖先よりも、口惜しいかな最終的に長州藩のいやいや明治維新のシンボルともなる人々の自由さが恨めしく思うのは、ただのやっかみであることはわかっちゃいるのですが。。。。(笑)

志とは、破壊や排他ではなく普遍的な幸福のために構築する思いを云うはずです。

歳を重ねるにつれ、志の高さは身の丈になってきましたが、それでも志は自分を活かしてゆくものであるとも云うこともできそうです。

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卒業式

2015年03月01日 | 第2章 五感と体感
三月に入りました。奈良東大寺二月堂のお水取りもいよいよ始まりました。そして、卒業式シーズンですね。私も毎年の事とは云え、この時期は駆け込みで美容院を予約し、とりあえず髪だけは整えるよう心掛けています。
景気が上向きになってきたのでしょうか?だとすると嬉しい事です。
土曜日は予約が一杯で入る隙も無し。なので、長年の親交を示し、繁忙時間を避けて日曜の夕方にお願いすることにしました。髪さえ整ったら何となく準備が完了した様な気分になるのが不思議です。

二月までは、中学、高校、大学等の入学試験が目白押し。国公立を残して、そろそろ落ち着いた頃でもありましょう。

毎春に新しい世界に一歩踏み出す人々に祝福の心を持って見守り見送ることが、私の役目でもあり、喜びでもあります。

生育史は宝物です。3年間以上過ごした学校や諸々の環境での経験が、自分の生き延びる力となっているはずでしょうし、生き延びる力は、何かが起こってこそ発揮できることでもあるようです。

「愛とか希望とか信頼」というような言葉は、幸せであればあるほど、こそばゆいものかもしれませんが、きっとそのことについて改めて考える時期は、いつか必ずやってきます。

「幸せとか喜びを感ずる日々を過ごしてほしいわぁ~~」
単純にそんなことしか思い付きませんが、でも、この願い事がやっぱり一番大事なことのように思います。

保護者の皆様は、子育ての締め括りと始まりの分岐点であることの意識化を卒業式でひしひしと感ぜられるかもしれません。

ややこしいことを書きましたが、

「ご卒業おめでとうございます。」

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