五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

新年度はじまる

2021年04月02日 | 第1章 意識と知覚





紅葉の新芽:::

新年度はじまる   2021年4月2日

20201年度が始まりました。
新聞を開くと
某アイドルグループの一面広告に目が留まりました。
株式会社T○○〇〇。
若い時から活躍し、
大きな波を乗り越えながら出した方向性に
なるほどなぁ。。。と、思いつつ、
先週最終回だったドラマ「俺の家の話」で
主役を務めたNさんの名前は株式会社T○○には無く、
彼は、エンタメの裏方の仕事に就くそうで、
それはそれで、きっと、
一緒に仕事をする人々は、
やり甲斐を持つことでしょう、、、と、
心の中でエールを送るのでありました。

COVID19の収束が見えない中、
走り出した2020年は、
予定変更、組み立て直しに追われながらも
呼吸を整えつつ、
やるべきことを淡々と行ってきたことで、
個人的には、健康を維持しながら
一年を過ごすことが出来ました。
そして、2021年度。
組み立てなおしてきたことの
ペースが掴めてきたこともあり、
変化する世の中の諸々に便乗しつつ、
活動しているNPOの会報の経費節減と同時に
編集人数を増やして、皆で作り上げる
広報誌にしていこうと思い立ち、
今まで、人の手を借りずにやってきたことを
会員の力を借りて作り上げることにし、
先日、無事に刷り上がり、発送に至りました。

2020年度を振り返り、
人と人との直な関りは、
人が生きていくにはとても
大切な事であることも
よくよく実感しました。

答えがよくわからない時代、
と云われていますが、
人間の性質は、
そうそう変わるはずもなく、

巷では、「勤勉さよりも、
頭脳」という言葉を目にします。
確かに、そういった風潮はありましょう。
でも、バランスを取る感覚機能が崩れると
たちまち健康を害するのが人間である事を
忘れてはなりません。

本来の人間の性質を
受容しながら、
柔軟な生き方を楽しむことが
できると、
自分の心身に負荷がかかりにくく
なるはずです。

最近、ツラツラ思うに、
今の世の中は、
戦中戦後の人々の動きにも
似たところがあるように
想像しています。

変化する社会、
変化する概念、
改められていくことの
スピード感、
先を見据える行動力や
柔軟性が求められ、
その中で喘いでいる人も
多いはずです。
2021年度は、
特に、社会の動きの速さを目の当たりにする
年になりそうです。
その時世を覚悟しつつ、
自分との関わりの割合を
測りながら、
自分の立ち位置を決めていく
ことも、
健やかに過ごしていくコツの一つかもしれません。

日本の政を司る人々へ言いたいことは
一言だけです。
「神風は吹かないよ」

企業の変革が著しい中、
やはり、頭脳は大事。
でも、勤勉さが無くては刹那的で、
倫理も欠けてきます。
頭脳と勤勉さが上手く融合した
2021年度を期待したいものです。

:::::

講座スケジュール


目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年4月2日
13:00~15:00
6月4日は、個展のため休講


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 4月16日
13:00~15:00
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年4月13日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 4月22日(第4木曜日)
9月は24日金曜日が講座日となりますので
ご注意ください。 
 

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年4月6日火曜日

小金井植村勉強会
日程:2021年4月20日火曜日








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過去の教訓

2020年03月06日 | 第1章 意識と知覚

鎌倉 長谷寺:::::::

過去の教訓   2020年3月6日

新型コロナウィルスを意識しだして、
一か月以上が経ち、
外での仕事やイベントが完全に中止となってから
一週間。
学校が休みとなり、近所の子供たちが
外で遊んでいる姿を見ると、
私が小学生だったころの
「○○ちゃん、あーそぼ!」
という声掛けが、懐かしく思い出されます。

いまや、世界中に広がってしまった
新型コロナウィルス感染。
そんな中、感染者が拡大している
イタリアの家庭では、お母さんが子供に
「ペスト流行」の時代の話を子供に聞かせているそうです。
今、子育てしている世代は、20代から40代の人たちが
中心でありましょう。
それでも、学校で習い、家庭でも教育されてきた、
ペストの話を、子供に伝え、
「過去の教訓を活かして、お外でご飯を食べたり、
街にでたりしないで、
病気の伝染が治まるまで、家で自分の命を守るのよ」
と、「なぜ学校や繁華街に行けないか」を
子供に説明をしているそうです。
さすが、歴史の国イタリアだなぁ~、と感心しました。

有事の際、
その有事と向き合うことをすることは、
小さな子供にとっては、
とても大切な教訓として、
記憶に残るはずです。

なぜ、今、ここでこうしていなくてはならないかの
理由を、言葉で説明することは、
とても大事な事でありましょう。
「一緒に学んで、
一緒に考える。」

人類が繰り返してきた
伝染病との関わり方を
学ぶ良い機会です。

私の場合は、たまたま周囲に
研究者やら医療関係者がいたので
病原菌の話題は、
とても身近なものでした。
食事をしながら病原菌の話をすることも
当たり前の事でした。
その上、転校した小学校の担任の先生が
超がつくほどの潔癖症で
いつも、ビニール袋に消毒したガーゼを持ち歩き、
黒板に字を書く毎に、そのビニール袋から
ガーゼを出し、手を丹念に拭いていたことばかりを
覚えています。
妹もその先生の脅迫的潔癖症の教えを100%信じ、
家に帰ると、何度も手を洗っていました。
私も手洗いに関して丹念なのは、
その先生のお陰かもしれません(笑)

無菌な生活は、あり得ません。
幼い頃から、外で遊び、
野の花を摘んだり、砂場で遊び、
野山を歩き、母の握ったおむすびを食べ、
海や川で水遊びをして、色々な虫や動物と
触れ合うことは、
自分の身体に抗体を作る大きな役割になっているはずです。

怖い怖いと感染症の話題を忌み嫌い、
避ける事よりも、
人類が歩んできた
人間と菌の関係を、
学ぶ良い機会ですね。

この時期を問題と向き合いながら
過ごすと、
きっと、危機管理にも敏感になりましょう。
知恵を育みながら、
私も学んでいこうと思います。

今日も、よき一日を!

・・・・・・・

NPOキュール「 生き甲斐の心理学 」講座


東急セミナーBE講座
2020年 3月20日  13:30~15:30雪谷校
2020年 3月27日   10:30~12:30たまプラーザ校
講師:越


綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:4月14日第1回(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:4月23日第1回(第4木曜日)



紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町 婦人会館
日程:4月7日(第1火曜日)
時間:13時~15時半


小金井植村講座
場所:小金井 桜町病院の修道院
日程:4月22日(この回のみ水曜日)
時間:13時~15時半

講座日程は、NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会会報
及びユースフル通信でご確認ください。






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怖がりのスケール

2020年02月21日 | 第1章 意識と知覚

明月院 鎌倉kamakura

怖がりのスケール   2020年2月21日

自分の心と身体の状態を捉えて、
自分の心の状態を測る試みができるのが
プロセススケールです。
(ロジャーズ全集第4巻・サイコセラピーの過程)
(生き甲斐の心理学・P136)

7つのストランズの第1番は
「感情と個人的意味づけ」です。
噛み砕いてみると、
「自分の湧き出す感情と
何故その感情が湧き出すか、という意味を
自分自身が意識できているか。」
というところでしょう。

毎日、どのニュース番組でも
新型コロナウィルスの情報が隙間なく報道され、
某客船の対応に、刹那さを感じているうちに
内閣官房職員や厚生省職員が感染している事実に
日本の危機管理に疑心を抱きながら、
スイスが発行している危機管理の本を
改めて本棚から取り出し、読んでいるところです。

日中、大黒ふ頭から6キロほど離れた我が家の
上空を旋回するヘリコプターに
うんざりする気持ちも芽生えています。

今回起こっている事態で、
自分がどんな感情を持ち、
どんな行動をしているのか。
まずは、自分自身のスケールを意識してみると
良いかもしれません。

私自身といえば、まずは、
猜疑心が浮き上がっているというところでしょうか。
今のところ自分と自分が関わる人々が
感染していない事に
安堵感も湧いてきます。

そのうち収束する、という楽観的な感情という反面、
これからどうなるんだろう、という不安感も
正直湧いてきます。

現代の医学の発達を信じて、
はやく特効薬ができることを待ち望む
気持ちも湧いています。

恐怖におののいて、外に出る事の出来ない人も
いらっしゃると思います。
「そんなこと気にしないで、外に出て、
免疫力を上げましょう!」などという無責任な
声掛けもできないので、
やはり、自分がどう生き抜いてきたかを
振り返りつつ、自分の守り方で自分を守る事が
今の得策でありましょう。

朝10時半に開店する駅前の薬局は
毎朝長蛇の列です。
「マスクを買えるんですか?」という私の問いに、
皆さん、「わからいです」と仰いながらマスクを着けて
並んでいます。
このような現象も、自分がどう行動するか?
という、個性の傾向にも繋がるように思います。

自分が何に対して「怖い」と思うか。
そして、その怖さは、どのくらいのものなのか?

医学的なことだけでなく、
経済にも大きく影響する事態に、
自分は、何を選択して、
どう動くか、を、
今までよりも、慎重に見定めて、
冷静に行動したいものです。



NPOキュール「 生き甲斐の心理学 」講座


東急セミナーBE講座
2020年 2月21日  13:30~15:30雪谷校
2020年 2月28日   10:30~12:30たまプラーザ校
講師:越

藤沢マリアの家勉強会
2020年3月10日
講師:越
藤沢マリアの家勉強会(メンバー限定)は
4月から横浜・桜木町駅の
紅葉坂 婦人会館へと場所が移ります。
第二火曜日は変わらず、
時間は13時~15時半となります。
二月以降受講生に詳細を送付致します。


綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:4月14日第1回(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)

越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座・一般受講者を募ります)
時間:13時~15時半
日程:4月23日第1回(第4木曜日)



紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町 婦人会館
日程:3月3日(第1火曜日)
時間:13時~15時半


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自分に正直だと、

2019年10月01日 | 第1章 意識と知覚

photo the okura41floor star light

自分に正直だと、   2019年10月1日

昨日の講座は実に面白かったです。
「自分に正直に生きている人は、
自分の死に時がわかる」という話題から
カール ロジャーズの19の命題と
同じくロジャーズのプロセススケールの
関係へと学びが進みました。

西行は
願はくは 花のもとにて 春死なむ
その如月の 望月のころ
と、詠います。

そして、如月の望月(満月)の頃に亡くなりました。

釈迦の命日2月15日の翌日
2月16日が西行法師の命日です。

人生の閉じ方を連想するのと、
自分の生き方を考える事は
同じことだと、常々思います。

人の死や自分の死について考える事を
忌み嫌い考えないことほど、
つまらない人生はないと私は思っています。

でも、不慮の事故や思わぬ病気が
自分に襲い掛かり、突然命を失うこともあるかもしれません。
その時は、その時だと腹が括れるようになりたいものですが、
実際に体験しない限り、
理想的な事は語ることはできません。

死を想う
死を考えろ
という概念はメメントモリという言葉で
最近は馴染みのある言葉となってきたようです。

フランスの画家ラトゥールのシャレコウベに手を当てた
女性の姿は、メメントモリを描いた絵画としては
代表的な絵かもしれません。
蝋燭の灯と共に美しく描かれています。

法華経を唱えて、天井から垂れた五色の紐を
引っ張りながら浄土へ旅立つ平安人(びと)の
心持もよくよく理解できます。

秋の夜長、
「自分に正直な人は
自分の死に時が解る」
という仮説を、ぼんやりと意識しながら
古今東西の人々が考えてきたことを
思索しつつ、
本格的な秋に、溜まっている本を読み進めたいものです。



・・・・・・・・・・

「生き甲斐の心理学」

公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2019年 10月1日 鎌倉腰越勉強会

2019年10月15日 小金井勉強会
小金井・桜町病院の修道会 修道院が会場です

4月5日~7日  二泊三日 
琵琶湖の畔でのんびりと 唐崎勉強会  終了

7月13日~15日 二泊三日
宝塚 売布神社のお隣の修道院にて勉強会 終了

10月11日(金)~13日(日)
東京 町田勉強会 会場:マリア会修道院



//

NPOキュール「 生き甲斐の心理学 」講座
 
東急セミナーBE講座
2019年 10月18日  13:30~15:30雪谷校
2019年 10月25日 10:30~12:30たまプラーザ校

藤沢マリアの家勉強会
2019年10月8日









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薔薇のお手入れ

2018年05月10日 | 第1章 意識と知覚




薔薇のお手入れ   2018年5月10日

どこもかしこも薔薇が満開です。
20年前に家を建ててからの数年間は、ガーデニングブームということもあり、色々な洋花を咲かせて庭を華々しくさせていたのですが、結局は自分の好みが野趣であることに気付き、それ以降、野草や和花を育て、なるべく自然に任せるようにしてきました。
自然体で楽な庭の手入れをしている日々の中、昨年の梅雨明けにどうしても薔薇の鉢を預からなくてはならない状況となってしまったのです。
薔薇をこよなく愛する或る方の庭に薔薇好きの友人と訪ね、大きなお庭に沢山の薔薇を世話していらっしゃる様子を知ると、いい加減な気持ちではお預かりできず、友人に教えてもらい、ネットで学んだりしながら、何とか冬の鉢の植え替えを済ませ、根を張らせて、一輪だけ花を咲かせることができました。
ご近所の庭やテレビで放映されている薔薇園の様子を見ながら、できることなら、もう少し上手に薔薇を咲かせたいという思いが湧いています。

そういえば、中学生のころ読んだ漫画「ポーの一族」(萩尾望都)、薔薇を食しな
がら生きる美しい吸血鬼一族の悲しい物語を宝塚が劇化したこともどこか心の襞に引っかかっているのかもしれません。
薔薇に心を注ぐと、囚われるように執着してしまう気持ちが理解できるだけに、薔薇にはまったら大変!と、ある程度客観視している自分がいます。
ある程度客観視しているから、一輪しか咲かないのかな、、、という、ことも感じ取り、薔薇に心を見抜かれているようにも思います。

薔薇の花が終わってからの大切な時期、もう少し、薔薇に感情移入してお手入れに励むとします。


::::::

公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2018年6月5日 鎌倉腰越講座
2018年5月15日 つつじが丘勉強会

NPOキュール講座 
東急セミナーBE講座

2018年5月18日13:30~15:30雪谷校
   5月25日10:30~12:30たまプラーザ校






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東大寺 二月堂から講堂跡まで

2018年04月22日 | 第1章 意識と知覚





東大寺 二月堂から講堂跡まで         2018年4月22日

二月堂から東大寺本殿の裏手方面の正倉院に向かう小径を歩いていると、簡易な着物を着て、裸足に草履の自分が巻子を持ってパタパタと歩いている体感になります。今回も、自分がそんな体感になることを期待しながら二月堂からの階段を下りました。やはり、蘇ります。最初の体感があまりにもリアルな体感であったため、脳が学習しているのかもしれませんが、もしそうだとしたら、ほんとうに楽しい妄想体験です。

ワクワクしながら巻子を持って、東大寺本殿の真後ろにある講堂に向かっている事は、確かなようで、学びの諸々がきっと小僧の自分にとっての最高の喜びだったに違いありません。
空海が大阪の乙訓寺のあたりで教えを受けた岡田の博士は、以前にもブログに記しましたが、私の父の父方の祖先の四国の善通寺近くの領地に住んでいた人であり、もしかしたら、私がその岡田の博士も血が繋がっている可能性もあります。なにしろ、千年以上前の話なので、私の想像と妄想がほとんどを占めていますが、祖先の流れとしては大きな違いは無いはずです。
たぶん、そんな祖先がいたとしたら、東大寺で学んでいたのは当然のことで、私の魂からの記憶の蘇りがあっても不思議ではありません。



今回の東大寺参拝では、花まつりのお釈迦様に甘茶をかける目的以外に、講堂跡の礎石に座ることも目的にありました。





そのあたりには、観光客はほとんどおらず、東大寺の参道の喧騒が嘘のようです。
講堂跡辺りにいる鹿も、どこかのんびりとしていて、悟ったようなお顔立ちをしています。礎石に座り、しばらく瞑目してから、小腹が空いたので、持っていたお菓子の包みを開けようとすると、悟った風の鹿が静かに近づいてきました。
私の包みをじっと見つめているので、「私はお腹が空いているの。だから、あなたにはあげられないから、向こうにいるスペイン語で話しているカップルに近づいてくださいませね」と、言うと、言葉が通じたらしく、外国の観光客に静かに向きを変えて歩いていきました。
礎石の温かみに、千二百年前の記憶が伝わり、祖先との再会を果たしたような、ほんのりとした喜びの心地になりました。
巻子を持った小僧は、やっぱり私だな、という毎回の確認を果たすことが私自身の何にも勝る大事な儀式になっているように思います。

有難し。有難し。

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公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2018年5月8日 鎌倉腰越講座
2018年5月15日 つつじが丘勉強会

NPOキュール講座 
東急セミナーBE講座

2018年5月18日13:30~15:30雪谷校
   4月27日10:30~12:30たまプラーザ校
   5月25日10:30~12:30たまプラーザ校



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これからどう生きるか

2018年03月12日 | 第1章 意識と知覚

宮城県亘理郡山元町 元山下駅 慰霊碑

石巻日和山2017年11月撮影


これからをどう生きるか           2018年3月12日

東日本大震災から7年が経ちました。
昨日のテレビ番組で東北各地の様子を放映する中、同地点からのこの7年の定点観測写真を拝見することができました。
カオスの状態から整理されていく様子を見る事で、改めて震災で失ったものがいかに大きなものであったのかを意識しました。
私がブログで書くことも、実際に現地で出会った人々から聞いた話を100%ありのままに書いてはいません。
第三者である私が、実際に聞いたことを全てありのままに語ることは、とても失礼に当たるという思いがあるからです。言葉だけを読む人と体験した人が醸しだす言葉との間には深い河が流れているのです。深い河を無理やり越してしまうと大変な誤解を招きます。
被災地で聞いて見てきた私自身が、聞いたことや見たことを吟味して、私自身の言葉に変換することをしながらこの7年間綴ってきました。
そこがニュースを伝える記事を書く記者やドキュメンタリー作家とは違うところです。
当事者の皆様が今まで踏ん張って行動し、震災から1年経ち、2年経ち、3年経ち、そして、7年という月日が経ち、そこでようやく言葉にできることもあるのです。そして、改めて意識化できるものもあるのです。

絞り出す言葉。
ふと自然に湧いてきた言葉。
悲しみに暮れる言葉。
深い喪失感の言葉。
後悔の言葉・・・・
そして、感謝や喜びの言葉。

そして、原発の問題はもっと奥が深く、これからどのような事が為されて時間が刻まれていくのかを、私たち自身が意識しなくてはならない深く大きな問題なのです。
「震災の日だから情報として流れる」ということではなく、今、実際に抱えている大問題なのです。
深く大きな問題を抱えながらも、私達はそれぞれの身体と心でこれからを生きていかなくてはなりません。



ふと湧き上がる言葉がその人にとっての神の恩寵ではないか、と、思うこともたびたび経験しました。
この恩寵のような思いや考えが湧き上がるに至る過程を知っているからこそ、恩寵だと心から思える聴き手が居ることが、聴き手としての役割であるようにも思っています。

伝える事も大事な事ですが、一人の人間の心に添い尽くすということは、そういうことを感じ取り解釈する事がもっと大事な事であるのかもしれません。

あんまり大きなことは言えませんが。。。

私自身の答えを出すまでは、しばらく時間がかかりそうです。
これからの自分をどう活かすか。
自問自答の期間はしばらく続きそうです。

東日本大震災の日に合掌


:::::

表装作品展のお知らせ

日程:3月18日日曜日~31日土曜日12時まで 
場所:銀座プロムナードギャラリー (銀座三越下から東銀座の地下通路ギャラリー)に展示します。

今回私は、赤ちゃんや子供の手型や足型を和紙に取ってもらい、記念の御軸を中心に展示します。
銀座に寄ることがありましたら、お散歩ついでに通路ギャラリーを歩いてくださると幸いです。


公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2018年4月2日 鎌倉腰越講座
2018年3月20日 つつじが丘勉強会

4月6日~8日 琵琶湖 唐崎講座


NPOキュール講座 
東急セミナーBE講座

2018年3月16日13:30~15:30雪谷校
   3月23日10:30~12:30たまプラーザ校

3月18日 東急セミナーBE雪谷校にて 13時~15時まで
子育ての中の保護者のための生き甲斐の心理学講座を行います。



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自分が追い込まれる

2018年03月10日 | 第1章 意識と知覚

写真;ミモザの日にミモザを飾る ;;;

自分が追い込まれる            2018年3月10日

職場や家庭で、自分よりも強い立場である人や、パートナーと任務を遂行しようとしている時に、自分が相手から蔑まれたり、無視されたりすることが続いてくると、段々と自己否定感が強くなってきます。
そして、「この仕事が上手くいかないのは、自分のせいだ」「私が居るからダメなんだ」等と、自分の存在に自信が無くなってくる現象が起きてきます。

自ら命を絶った人に対し、職場の上司が「個人的な事なのでコメントは差し控えます」とか「本人にしかわからないことなので、」と、世間にコメントすることは、法律を盾に教科書通りの事を言っているにしか過ぎません。
事の真相を吐露するわけがありません。

友達関係だけであれば、会わなければよいだけの話で、いくらでも避ける事ができますが、仕事や家庭では、ストレスがかかりすぎると逃げる場所すらも思いつかなくなっていくようです。
周囲が気遣い「あなたは、今、疲れているんじゃない?休んだ方がいいよ。」と声を掛けても、囚われが強すぎてその言葉すら耳に入らなくなるのです。
できることなら、自分が変だ、と自分自身が気付けるような知識を身に付けておくことは自分を守るための大切な道具でありましょう。

「自分が変だ」と思う前に、「相手が変だ」という視点を持ちつつ、「自己愛パーソナリティ」とはなんぞやということを知っておくのが一番の近道かもしれません。他者を追い込む人は、どうすれば人が追い込まれていくかをよく知っています。ならば、どうすれば自分が追い込まれていくかを事前に知っておけば、そのような事例に立ち会ったときに、その知識を思い出すと、追い込まれていく負のスパイラルの手前で自分自身を救うことができるはずです。

自分が負のスパイラルに入ったときに、誰からのアドバイスも聞こえてこない状態に陥る、ということも心に留めておきながら、自分を守る知識を身に付ける事は、これからの時代、ほんとうに大切なことのように思います。

社会の渦に巻き込まれている自分の命を、自ら絶対に絶ってはならないと、願い祈ります。

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表装作品展のお知らせ

日程:3月18日日曜日~31日土曜日12時まで 
場所:銀座プロムナードギャラリー (銀座三越下から東銀座の地下通路ギャラリー)に展示します。

今回私は、赤ちゃんや子供の手型や足型を和紙に取ってもらい、記念の御軸を中心に展示します。
銀座に寄ることがありましたら、お散歩ついでに通路ギャラリーを歩いてくださると幸いです。


公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2018年4月2日 鎌倉腰越講座
2018年3月20日 つつじが丘勉強会

4月6日~8日 琵琶湖 唐崎講座


NPOキュール講座 
東急セミナーBE講座

2018年3月16日13:30~15:30雪谷校
   3月23日10:30~12:30たまプラーザ校

3月18日 東急セミナーBE雪谷校にて 13時~15時まで
子育ての中の保護者のための生き甲斐の心理学講座を行います。


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週末はセンター試験

2018年01月11日 | 第1章 意識と知覚


奈良 葛城山の麓「一言主神社」;;;;



週末はセンター試験             2018年1月11日

今週末はセンター試験ですね。
今年のお正月明けは、風邪をひいている人が多く、インフルエンザ発症者も増えてきました。
栄養を摂取して、できることなら早く寝る事が理想でしょうが、きっと緊張が高まっているので、寝つきが悪いのは当たり前だと思っておいた方が、気持ちが楽かもしれません。
この緊張を持続したまま、試験に臨み、解放されたらきっといくらでも眠ることができるので、ちょっとの辛抱です。
更に一般入試が始まる1月末までに体調を整えて、更に長丁場の試験期間を乗り切ってほしいものです。

寒さ厳しい中、防寒の工夫も必要ですね。
天候によっては、試験会場で履き替える靴やスリッパを持った方が良いかもしれませんし、脱ぎ着が簡単な服を着るのも工夫の一つかもしれません。
中には制服の方が調子が良い、という人もいらっしゃるので、服装からくるモチベーションは案外大事のようにも思います。

吐いて、吸って、、、の順番での深呼吸も、忘れずに、、、
試験で、今まで積み上げてきた成果が出る事を祈っています。


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公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座
1月はお休み 2018年2月から講座開始です。
2018年2月6日 鎌倉腰越講座
2018年2月20日 つつじが丘勉強会


NPOキュール東急セミナーBE講座

2018年1月19日13:30~15:30雪谷校
   1月26日10:30~12:30たまプラーザ校

3月18日 東急セミナーBE雪谷校にて 13時~15時まで
子育ての中の保護者のための生き甲斐の心理学講座を行います。
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何が正しい?

2017年10月13日 | 第1章 意識と知覚



何が正しい?        2017年10月13日

世間が騒がしいので、翻弄されることがバカバカしく、テレビのニュース以外の情報に耳と目を傾ける数日間を過ごしています。
しばらくは、そんな日々を送ることになりそうですが、どんな世の中になれば、自分はハラハラせずに生きてゆくことができるのかを、世間の現実に絡めながら自問自答しています。

最近、正義という言葉が安易に使われていますが、正義という定義を中心に思索しようも正義とは、現在自分自身が置かれている環境によって変容するものであり、決して普遍的なものではなさそうです。

私自身の本音を中心に思索してみても、本音ばかりを中心に生きようものなら、節度とのバランスが崩れた時の世の中を想像すると恐ろしさを感じます。
本音と経済ばかりに気を取られていたら、宇宙の法則に反して宇宙にとってよき意味をもたらすはずであろう人間の知恵が生物を滅亡させるかもしれません。

人の欲は、宇宙の法則に勝るのもなのなのでしょうか?

そんなことあるわけありません。

現在の自己を満たすものだけに執着するよりも、自分の3代先ぐらいの幸福を予測してみると、今起こっている世間の喧騒に対する私の答えが見えてくるかもしれません。
とりあえず、応える心が芽生えてくるまで、じっくりと考えようと思います。
人間という存在は、今だアダムとイヴであり続けているという考え方も心に留めていたいものです。

今日から三日間、町田勉強会です。世間と隔絶して、世間を俯瞰しつつ自分から湧き出す応えを自問自答してみようと思います。

写真は、日本橋

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2017年公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所


11月7日 鎌倉腰越講座

10月13日から15日 町田ワークショップ

NPOキュール東急セミナーBE講座

10月20日13:30~15:30雪谷校
10月27日10:30~12:30たまプラーザ校

(NPOキュール会報もしくは東急セミナーBEのホームページをご覧ください)







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退行現象

2017年09月13日 | 第1章 意識と知覚

Louvre

退行現象                           2017年9月13日

あの日に戻りたい~♪
と、意識できていれば、温かい思い出を懐かしむ心の動きなのでありましょうが、幼い頃のあの時に無意識に戻って、お母さんに甘えたり、幼い頃の体験が、現在の経験よりも楽しすぎたことで、その頃に戻りたい現象が無意識に起こったりしていると、「防衛機制の退行」が思い浮かんだりします。
幼い頃の嫌な経験や思いが強かったりすると、それが防衛機制となって身体症状や行動に表出することもありそうです。
このような現象が我が子に起こったときに、現象を改めようとして、そればかりに焦点を当てても、的外れな事が多いように思います。
その上、なんで、そんなことになるのか?そんなことをするのか?を質問したところで、大抵の場合、本人が意識していないことの方が多いかもしれません。

自分の体と心は、自分以外の何物ではなく、一人きりです。でも、他者との関係を大切に育むことで補えることはたくさんあります。自分は独りの自分であることを意識していれば、問題を自分のものとして捉える事ができるはずですが、退行によって過去の自分にすり変えることで何かを補おうとしても、解決には至るどころか、どんどんと現実の自分を逃避に追い込んでしまいます。

10代までの生育史を育んでいる真っ最中の時期は、自立と退行の行きつ戻りつの時期でありましょう。
この時期に、退行も自立も、孤立感や苦しみ経験しながら、自己受容の体験できたら、きっと、成人になってから、自分の中にある解決の引き出しを見つける事が、意識に上がりやすくなるようにも思うのです。

自分に起きている現象や家族に起きている現象が、「もしや退行?」と、思い浮かんだとしたら、現象ばかりを咎めるのではなく、ロジャーズの6条件で温かく向き合うことで起きてくる本人の自己受容と自立を信じることが大切な向き合い方かもしれません。


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9月5日 鎌倉腰越講座
10月3日 鎌倉腰越講座

10月13日から15日 町田ワークショップ

NPOキュール東急セミナーBE講座

9月15日13:30~15:30雪谷校
9月22日10:30~12:30たまプラーザ校

10月8日日曜日 八王子市主催講演会 詳しくは八王子市のホームページをご覧ください。

(NPOキュール会報もしくは東急セミナーBEのホームページをご覧ください)



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知る心

2017年08月07日 | 第1章 意識と知覚

Paris Louvre

知る心 2017年8月7日

昨日は広島の原爆投下日でした。台風の影響で気温が上がった一日でした。
昨晩、NHKで放映された被爆して亡くなられた方々の動向をビッグデータで解析した番組は、世界中の多くの人に見てもらいたい内容でした。
今の世だからこその技術で解析できたことが、真実の実証に繋がり、法的に弱い立場にいた方々の立証にもなることに、72年の時空がひとまとめになったように思いました。

同時に、2011年の東日本大震災で起こった原発事故のビッグデータ解析が、もっと早くに公表されることに望みを繋ぎたいとも思いました。
そして、広島市の原爆管轄の職員が、「数字が真実を表している」と、述べたことは、とても印象的な言葉でした。

テレビの映像で放映された諸々の写真についても、可視化=知る事であり、真実を避ける傾向にあるメディアではなく、本来のメディアの務めを担っており、公平な立ち位置での番組の意図をありがたく感じながら拝見しました。

戦後生まれの誰かさん達が、言葉の重みを知ろうとせず、浅はかに使う言葉や用語に呆れかえっていたさなかの昨日の番組に、ようやく「知」の心が蘇り、ほんの少しではありますが、民主主義のはずの日本が機能している事に、小さな安堵感を得ました。

子供が知る心を育むためには、知りたい時期に知る機会を与えるのが、大人の役割であり、かくいう私もその大人の一人であることを改めて自覚した次第です。

人々が好みの情報ばかりを追う昨今、外からの情報を否応なく与えられる機会は、人としての成長に必ずや役に立つはずです。


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寝る子は育つのよ

2017年05月18日 | 第1章 意識と知覚

Photo:サクレクール

寝る子は育つのよ 2017年5月18日

ラジオの深夜放送最盛期の頃、私が小学校高学年から中学、高校の途中までは、AMラジオをよく聞いていました。高校に入る頃には、FMラジオやウォークマン時代となり、AMラジオから遠のいていったように記憶しています。
夜な夜なそんな生活をしていたので、昼間眠いのは当たり前のことです。
高校生の頃は、昼間の睡眠が頼りでした(笑)

今は、スマホでのあれこれに没入したり、深夜のアニメを見入ったり、ゲーム三昧だったり、と、内容は違えども、夜中の魔力は蜜の味~♬であるには変わりません。
夜中に起きているということは、ちょっと、大人になった気分にもなり、自分と他者の関係において、誰にも妨げられず、自分を優位な位置に心おきなく置く時間帯でもありましょう。

でも、
やはり、体のためには良質な睡眠を取るには、寝る直前までスマホをいじっていると、その内容によっては頭の中が興奮状態だったり、気になっていることが残存していたりして、寝付けないどころか、寝ても寝ても眠たくなってしまいます。

保護者や学校から注意を受けても、たぶん、どこ吹く風~♪でありましょう。
どこ吹く風~♪で聞く耳を持たない状態は、まだまだ子供の証拠です。
自分の役割を怠るのは自分の責任ですが、怠ることで単位が足りない、と、慌てても時すでに遅し、、、の場合もあるのです。

世の中そんなに甘くなーいのです。

高校生になると自己責任が問われてくることを、忘れてほしくないな~~
将来の大きな反省と後悔を作らないよう、祈るばかりであります。
でも、その経験が、その人にとって幸せをもたらすかもしれず、私が操作する立場でもないので、何とも言えません。
そういうわけで、私自身、必死に説得する立場でもないので、ここで、静かに呟いておきます。

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6月6日 鎌倉腰越講座
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すぐに怒り出す人

2017年05月16日 | 第1章 意識と知覚

写真;ウィーン ハプスブルク家聖堂にて

すぐに怒り出す人 2017年5月16日

前々回の続き。
会話にならず、すぐに怒り出す人が身近な存在だと、怒られるほうはもううんざりです。
怒り出し、相手の技量をけなしたり、否定したり、そのうち、相手の存在までが無意味だと言い出したり、ターゲットが定まると、徹底的に苛め抜いたりします。

ターゲットにされた人は、たまったものではありません。
否定され続けていると、段々と本当に自分が能力のない人間だと思い込み、自分自身を否定していくのです。そのうち、自ら命を絶ってしまうこともあります。

自分を諫める前に、相手が変であることに気づくことは、希望の光に繋がります。

相手の言うことを否定し、ケチをつける。
すぐに罵倒する。
すぐに怒り出す。
相手を称賛したかと思うと、一転してこき下ろす。
自分が希求することにしか興味がない。
常に注目され称賛を浴びていたい。
搾取性が強い。
相手が感じていることを汲み取ることまで意識が至らない。
等々、、、、
(「生き甲斐の心理学」「DSM-IV-TR」参照)

上記に複数該当するとしたら、自分を諫めるのを止めて、相手のほうが変であることを自分自身に囁いてみてみると、否定的な自分から開放されるかもしれません。
相手を変えようとしても、共感する心の動きが無い相手では、変わろうはずがありません。
変な相手を可哀相だと思い、好きになろうとするよりも、相手のことが苦手だと思う自分自身を肯定することのほうが大事な事でありましょう。

それよりも、自己肯定感を蘇らせたら、上手に関わる術を身に着けるほうが得策であるようです。

昨日の勉強会では「愛」がテーマでした。
自分がどのように保護者から愛されて育ったかを再認識する時間にもなったかと思います。
難しいテーマましたが、我が子の愛し方と、自分の成育史上の愛され方とどのように愛されたか(関わりたいか)という欲求を改めて思索できたかと思います。
難しいテーマでしたね。お疲れさまでした!

変な人のことは、ひとまず棚に上げ、
自分自身の平和を大事にしていくと、自分の平和が家族に伝わり、職場に繋がり、現実を吟味する力も同時に育まれてゆくはずです。
まずは、御身を大切したいものです。


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5月23日 つつじヶ丘講座
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お遊び

2017年04月01日 | 第1章 意識と知覚


お遊び 2017年4月1日

今日から4月ですね。
1月も2月も3月もあっという間に過ぎてしまい、一つの仕事を終えると次の仕事が待っている状態ながらもよく遊びよく寝ております(笑)
とは言いながらも、、、
私にとって経理というお仕事は何よりも憂鬱な仕事の一つです。家業の決算がようやく終わり、次は5足の草鞋のひとつであるNPOの決算報告を都庁向けに作らなくてはなりません。通常の会社の決算書を土台に作成しなくてはならないので、NPOの決算書は2重の手間がかかります。総会後、その決算書を提出し、受領書が送られてくるまで時間がかかるので、NPOの決算を完全に終わらせるには2か月ほどの日程を要するのです。
2005年に設立したNPOも12年の月日が経ち、段々と慣れてはきたもののかかる時間は変わりありません。それでも、責任ある仕事でもあり、頭の整理にもなるので今のところ人任せにはできません。
今は本部からの決算書を待ちつつ、別の仕事に勤しんでいるわけですが、昨日、税務署から茶封筒が届きました。たいてい税務署から届く封筒の中身を考えると晴れた気分にはならないのですが、昨日届いた封筒には可愛い猫ちゃんの切手が貼られてありました。
一枚ずつ、区民に切手を貼る作業は大変なことでありましょうが、貼られてある切手のおかげで封筒を開ける気分になったわけです(笑)自分でも単純だな~と思います。
猫ちゃん切手の封筒の中身は確定申告の還付金の通知でありました。
やはり、楽しいものには楽しい切手なのよね~~と、苦笑いしながらも、楽しい配慮に感謝の気持ちが湧きました。
茶封筒の切手貼りのお仕事も、どうせやるなら楽しいほうが良いはずです。
受け取る側も、ほっこりします。

遊びをせんと生まれけん。この言葉は私の座右の銘のひとつです。ほんとうにそうだなぁとしみじみと思います。

4月から新たな一歩を踏み出す皆さんも、それぞれの役割とおかれた場所に楽しみを見出してくださいませ。

塵も積もれば山となる還付金に感謝しつつ、、。


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4月4日 腰越講座
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