五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

腰越勉強会からのお知らせ

2019年09月04日 | 第9章 愛


腰越勉強会からのお知らせ   2019年9月4日

9月3日は鎌倉腰越の勉強会でした。
風光明媚な贅沢な邸宅での勉強会は
2006年から始まり、月に一度の勉強会を
14年間続けてきました。
その間に、泊りがけの勉強会も行い、
生き甲斐の心理学の講座生の皆様と
親睦を図る尊い時間を過ごさせていただきました。

2005年からのお付き合いの邸宅の主Kさんの
ご厚意に甘え、信頼関係を持ちながら、
今まで開催し続ける事が出来たことに心から感謝しています。

14年間の間に腰越で共に学んだお仲間との思い出が
たくさん詰まったこの場所が、
今年いっぱいで閉じる事となり、
残念ではありますが、あと3回の勉強会の時間を
大切に過ごしたいと思います。
このことにあたっての、詳細は会報に掲載しますが、
カウントダウンが始まったので、
Blogで告知する事にしました。

最後の勉強会が12月3日です。

9月3日は、植村先生の代行を私が行う予定でしたが、
皆様へのサプライズで、先生が復帰。
身体の回復は、まだ過程ですが、
電車に揺られて、「初めてのおつかい気分」で、
いらっしゃることもでき、安堵しています。

歳を重ねてゆくうちに、出来る事の限界も見えてきます。
このことは、抗えない真の事。
とりあえずは、更なる10年の動きを見据えて、
新たな展開を画策していますので、皆様と共に
学びを深めてまいりましょう~





・・・・・・・・・・

「生き甲斐の心理学」

公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2019年 10月1日 鎌倉腰越勉強会

2019年9月11日 小金井勉強会
小金井・桜町病院の修道会 修道院が会場です

4月5日~7日  二泊三日 
琵琶湖の畔でのんびりと 唐崎勉強会  終了

7月13日~15日 二泊三日
宝塚 売布神社のお隣の修道院にて勉強会 終了

10月11日(金)~13日(日)
東京 町田勉強会 会場:マリア会修道院


//

NPOキュール「 生き甲斐の心理学 」講座
 
東急セミナーBE講座
2019年 9月20日  13:30~15:30雪谷校
2019年 9月27日 10:30~12:30たまプラーザ校







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黙する

2019年06月12日 | 第9章 愛

france rurudo

黙する       2019年6月12日

言いたくても仕様がないから黙る事でもなく、
何も思い浮かばないから黙る事でもなく、
敢えて黙すことは、
混乱している何らかの状態を
沈静へと導くための
よき手立てでもあるようです。

不安になると後先構わず
関係する人に何らかの形で
コンタクトを取ろうとする人が
いますが、
相手が当事者であったり、
関係する役目を担っていれば、
尚更の事、
周囲は口に出さず、
暫く静かに見守ることが
よい知恵の使い方
でもありましょう。

常識のある人であれば、
多分、静かに見守ることを
実行されるでしょう。

暫く、スマホの返信を制限したり、
電話にはでないようにすることも、
自分の身を守るための知恵の一つです。

黙し、過ぎ越すことの時間は、
他者が決めるものではないのです。
自分の「過ぎ越しの時」を
大切にしておきたいものです。


・・・・・・・

「生き甲斐の心理学」

公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2019年7月2日  鎌倉腰越勉強会

2019年6月18日 小金井勉強会
小金井・桜町病院の修道会 修道院が会場です

4月5日~7日  二泊三日 
琵琶湖の畔でのんびりと 唐崎勉強会  終了

7月13日~15日 二泊三日
宝塚 売布神社のお隣の修道院にて勉強会
エリクソンの人格形成論を中心に展開予定

//

NPOキュール「 ♯生き甲斐の心理学 」講座
 
東急セミナーBE講座
2019年 6月21日  13:30~15:30雪谷校
2019年 6月28日   10:30~12:30たまプラーザ校

2019年4月9日第1回 聖心の布教姉妹会 聖マリアの家「生き甲斐の心理学講座」
   5月14日第2回
   6月11日第3回
   7月 9日第4回






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宮城へ

2017年12月03日 | 第9章 愛

宮城県山元町 NPO法人ささえ愛山元

宮城へ  2017年12月2日

東日本大震災から6年経ち、来年2018年3月11日で7年となります。
2011年3月11日の翌年2012年1月から山元町のデイケア施設「ささえ愛山元」で「生き甲斐の心理学」の勉強会を開催させていただき、2017年11月27日(月)に、第10回の講座を行うことが出来ました。 
そして、この講座を最後に、ささえ愛山元でのNPO法人CULLカリタスカウンセリング学会での東日本大震災支援を終了させていただきました。
ささえ愛山元の理事長中村さん、スタッフの皆様、資金を支えてくださった会員の皆様、6年間ありがとうございました。

昨年12月に仙台からの常磐線が原ノ町まで開通し、山下駅を中心に整備したコンパクトシティには、防災会館もできました。
元山下駅の慰霊碑も完成し、瓦礫と土砂に埋もれた風景から現在に至るまでの風景を頭に巡らし、初めて訪れた時に目の当たりにした状況を改めて思い起こし、慰霊碑に立ち、瞑目し、この6年間の人との出会いを心に刻む時間を持つこともできました。

人の感情に湧き上がる幸福感も、
人が生きるために求める幸福の条件も、
いずれも、密接な相互関係があることを改めて学んだ6年間でもあり、
その中には、必ず愛し合う人の姿が在ることを確信したことも事実です。

理事長中村さんの夢のような自己実現が、ほんとうに実現していくことを垣間見させていただき、その求心力に魅せられた人は私を含めて大勢いらっしゃるはずです。益々、自然体で前を進んでいかれることを期待し、楽しみにしています。
来年からは違う形で繋がっていくことも決まりそうですので、確定しましたら、この場でお知らせ致します。

感謝の気持ちを込めて。


・・・・
今回の宮城巡り 仙台→閖上→岩沼・金蛇水神社→山元町へ  

11月27日、閖上「ゆりあげ」地区に親戚が案内してくれました。


岩沼の金蛇水神社


津波の甚大な被害を受けた常磐線山下駅は、現在は慰霊碑が建っています。左奥の建物は駅前のトイレで、当時のまま残されています。


11月28日 理事長の夢である森の小径は、実現に向けて着々と手が入れられています。そこからささえ愛山元を眺めてパチリ。
夢が広がります。流石です。


11月29日 仙台→石巻

旧北上川 海に向かって石ノ森萬画館を望む。


日和山 テレビの画面から津波の様子が何度も映し出された場所です。テレビからしか情報を得られなかった私たちは、この場所からの映像が目に焼き付いています。私は、表具のオルク工房のビルで一夜を明かし、師匠の仏間に泊まらせていただきました。この時、夜皆とアナログテレビをつけたのですが、画面が荒くて状況が呑み込めず、テレビを消しました。夜中に黙々喋らずに明治通りを歩く人の列を窓から眺めて過ごしました。


日和山の神社に住まう招き猫。 数分間脇目もふらず、右手?で水を汲み、飲んでいました。


石巻情報交流館 館長のリチャードハルバシュタットさんが、震災当日のこと、被害について、現在に至るまでの事を詳しく説明してくださいました。
私が表装の個展をしたギャラリーメゾンドネコのギャラリストTさんのお友達でもあり、紹介して頂き、訪問が叶いました。リチャードさんは、専修大学の准教授だったときに被災し、原発事故による英国大使館からの迎えを断り、石巻で活動を続けられています。
謙遜であり、フレンドリーで優しさあふれた知的な紳士との出会いに感謝。


リチャードさんと仲良しの「とり文」さんで、昼食を頂きました。とり文さんの社長さんの話を1時間ほどお聞きし、当時の様子を知ることができました。


私にとって石巻は、最初に目に飛び込んできた衝撃的な映像の場所です。情報の始まりの場所として、起点と捉えてきました。
山元町を中心に、この6年間諸々の被災地を訪問しましたが、ここは自分にとっての結願の地として決めていました。
被災地の沿岸の現場は、まだまだ道半ばの状況ですが、一先ず6年間の活動は、一区切り打つことと致します。
新たな活動に向けて、私達もまた前に進んで参ります。

お世話になった皆様、ありがとうございました!

以上、簡単ですが、ご報告まで。


////

2017年公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所


12月5日 鎌倉腰越講座


NPOキュール東急セミナーBE講座

12月15日13:30~15:30雪谷校
12月22日10:30~12:30たまプラーザ校

















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個性の受容

2017年05月22日 | 第9章 愛


個性の受容 2017年5月22日

自分の傾向を他者と比較しようとしても、他者がどう見えて、どう捉えているかが分からないため、自分と他者との違いを具体的に知ることは難しいものです。

パースナリティ理論のカールロジャーズは、そこに着目し、「私が見えているもの、捉えているものが私の真実である」ことを理論化していきました。

私が見えているものが私の真実であることを私自身が否定してしまったら、自分の真実が何だか分からなくなり、混乱していきます。
混乱すればするほど自信が無くなり、他者との交わりが億劫になっていきます。

他者と比較してみたことで、見えてくる自分の個性が、生まれながらのものなのか、成育史上の環境のものなのかは、自分自身でも分からないかもしれません。

幼いうちに「○○障害」と診断されたことで、自分の個性を「○○障害」で決めつけてしまうことで個性の美の生育を頑なな概念で固定してしまうことも怖いことだとも思います。
その一方、長年自分の個性の事で悩み続けていた人が、○○障害という存在を知ったことで持って行き場のない苦しみから解放されることもあるのです。

医師の資格のない者が、勝手に病名を付けることは法律違反となります。
昨日、ある特集番組を見て、傾聴を目的として、関わる者が、狭い概念で仮説を決めつけて関わることは危険な事だと、改めて身を正しました。

聴く側の立場は、関わる人の個性を大事にしつつ、その人の個性の美しさを愛しむ事であることを再確認して見終えました。

医学の世界もどんどん変化し、研究している様々な事例の解明も、日に日に進んでいっているようです。
医学の世界は進歩していても、傾聴する私達の役割は聴くことから外れてはならないことを書き留めておきたいと思った次第です。

・・・・
2017年公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所


6月6日 鎌倉腰越講座
6月20日 つつじヶ丘講座

NPOキュール東急セミナーBE講座

5月26日たまプラーザ校
6月16日雪谷校

(NPOキュール会報もしくは東急セミナーBEのホームページをご覧ください)

上野 東京都立美術館にて
5月20日~5月27日土曜日まで
東京表具経師内装文化協会 作品展









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世代交代

2016年10月09日 | 第9章 愛
世代交代2016年10月9日

自分の家を建てたり、自分の家を買うことは、一世一代の大仕事です。
私も然り。20年前に土地を買い、家を建てました。
あっという間の20年です。
そんな節目の年に、路を隔てた大きな土地に数件の家が建ちました。
将来の事を見据えてこの場所に家を買った人達は、20年前の私ぐらいの年齢です。
これからお子さん達が成長する様子をにこにこしながら眺められると思うと楽しみが一つ増えた思いがして、空気が入れ替わった感覚も覚えます。
我が家も宅地造成された土地であり、同時期に家を購入した数件のご近所さんと有り難い事に仲良く穏やかに暮らしています。
私道を中心に家が建っているので、数年前から焼き鳥作りの得意な御主人がパーティを開いてくださるようになり、駐車場や私道にバーベキューの道具と椅子とテーブルを並べて、宴会が始まります。馴染みの宅急便の方や郵便配達の方にも配達ついでに焼き鳥を持て成すので、どうもこの宴会は郵貯の某本局で話題になっているらしいのです。

昨日は、生憎の雨でしたが、それぞれの屋根付きの駐車場を使い、焼き鳥パーティを決行。新たな住民のご家族もお誘いし、総勢20人の宴会となりました。
午後になると晴れ間も出て、宴会は夕方まで続きました。

若い御主人達が、高い場所に設置したテントを外し、片付けにも参加してくださり、かつて若かった私達も何となく安堵感を得たりして、お腹一杯の井戸端会議が無事終了。
子育てが終わり、我が家以外はお孫さんも大きくなってきたご近所さん。東急線の一番こじんまりとした駅の穏やかさが気に入り、若い世代がこの地に居を構えた居住地選択のセンスは素晴らしい。。。と、讃えつつ、今後も変わらず穏やかさの個性を継続できそうな気配に嬉しく思いました。
世代交代って、こういうことの繰り返しで、徐々に交代していくものなのかもしれません。

宴会計画、実行してくださったご近所さんに心から感謝です。

勉強会予定:
ユースフルライフ研究所 公開講座
10月14日~16日は町田ワークショップ
10月18日つつじヶ丘勉強会
11月1日火曜日 腰越勉強会


NPOキュールの勉強会
10月21日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
10月28日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校

チャリティーコンサートのお知らせ:
10月9日日曜日 横須賀 カトリック三笠教会 13時~
料金1,500円 

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感情に焦点をあてる

2016年08月20日 | 第9章 愛
感情に焦点をあてる2016年8月20日

オリンピックは、観戦しているだけでも喜怒哀楽の感情が湧きあがります。
日本は柔道に続き、レスリングもメダルの連続獲得で、オリンピック競技の存続が叶い、よかったと思います。
金を期待し、期待され、注目を浴びながらも、決勝戦で負けた選手の気持ちを思うと見ている私もテレビ画面に向かって、つい彼女をねぎらう言葉を掛けています。
それでも、金を獲れなかった悔しさと悲しさをあれだけ表現できる選手に、ほんとうに素敵な人だなあ~と思いました。

人前であれだけ感情を表現し、湧きあがった言葉を素直に吐露することを自然のままにできているように解釈すると、きっと彼女は大丈夫、と、思うのでした。
素直な感情を表現してこそ、次の自己実現が見えてくるようも思います。

相手が、泣きたい時に、泣く事を止める言葉掛けをするよりも、泣いている時間を静かに共にする方が、傾聴をする者にとってはひつような行為でありましょう。
どんな慰めの言葉を掛けても、自分自身が再構築していかない限り、砂に水を掛けるようなものです。
時には慰めの言葉や励ます言葉が相手にとっては刃(やいば)になることも傾聴する側は知っておく必要があります。

だからこそ、ロジャーズの6条件で聴く事が大事だと言われているのでしょう。

聴き方も訓練する前に、自分が本当に辛い時をどのように自ら整え、糺してきたかを思い起こしてみること、他人の言葉よりも、自らの内に秘めている答えが見えてきた時に自分を再構築して元気を取り戻しているように思います。
明るい方向に自問自答できる力は、必ず自分自身に備わっているはずです。
他者の感情を理解しようとする心掛けを体得するだけでも、お人柄もありましょうが、どんな人でもやはり長い期間の訓練が必要かもしれません。


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幸福と思う

2015年07月17日 | 第9章 愛
幸福と思う2015年7月17日

国の行く先に強い不安感を感じ、オリンピックについても本質的なことが置き去りにされているように見受けられ、そしてその問題を逸らすように台風が日本を横断中。各地の被害が気になるところです。

先週、春から面倒を見ていた伯父が亡くなりました。そろそろ寝ようかと思う時間に呼び出され、最終電車にぎりぎり間に合いホームに到着しました。
死に目に会うことはできませんでしたが、静かに眠りに着いた伯父の姿に安堵しました。
私の到着を待ってドクターが時計を見てくださったので、診断書の時間と息を引き取った時間には3時間ほどの誤差がありましたが、診断書に記入された時間を私が到着した時間と一致してくださり、時間の誤差から生ずる親族の罪悪感が軽減されることに、法の中における配慮に暖かさを感じました。
これからホームの生活を愉しもうと張り切っていた矢先、あっけなく逝ってしまったので、最初は渋々面倒見る羽目になったという思いがありましたが、段々と覚悟し楽しむ気持ちが湧きあがってきた私自身、何だか伯父に取り残されたような気分になりました。
とはいえ、当の本人は、亡くなる当日の昼間に大学時代からの兄弟さながらの親友が大好物の南部せんべいを持って見舞いに来てくださり、心地よい興奮と幸福感を持ちながら眠りに着いた次第なのです。
心地よい興奮が心拍数を上げて、命を閉じることになったとしたら、ほんとうに大往生であろうと、感謝しています。本人は喜びの内に眠り、天国に真っ直ぐ逝ったという解釈は、たぶん間違いではないと思います。
亡くなる前日に設置されたばかりの冷蔵庫の上に置かれた南部せんべいの袋をを見て、「この年齢でこんな硬いものを食べちゃうんだ。。。」と、遺体を覗きこみながら冷やかしつつ、幸福と思う伯父に最期は悔い無し、と、確信しました。

幸福感という興奮の内に命が閉じられるならば、それを私も叶えたいと願います。

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周到な準備

2015年06月04日 | 第9章 愛
周到な準備2015年6月4日

最近つらつらと「自分自身の周到な準備」について思うことがあります。
転地異変による準備については、一週間分の食料、水、燃料確保を心掛け、出かける時も長い距離であればあるほど靴に気を遣い持ち物にも気をつけています。
この場合の周到な準備とは、自分の身体を守るための準備です。
「自分の身体が何らかの理由で動くことが出来なくなった時、果たして自分がやってきた周到な準備が有効的であるだろうか。」
そんな自問自答をしてみると、何が周到な準備なのかを「心と身体と魂」のカテゴリーで分けて置く必要があるように思うのです。

煩悩だらけで欲深く、自分の望みを叶えるために好きなように動くことが出来ている状態が今の私の状態であるわけで、全てお手上げな状態となった時の自分が準備してきた「周到」を想像すると、案外物質的なものではないような気がします。
動かなくなった自分自身については、素直に創世の神々と向き合う準備のほうが最終的に一番大事な事なのかもしれません。
周りを慌てさせないよう事務的な段取りを書き留めて置くことは、世俗において必要な事です。
自分自身の魂と自分の生育史における諸々の後始末についてを上手に分けるには、やはり自分の心の傾向と上手に向き合ってこそ叶うことかもしれません。

叶わないことについて、いつまでも人のせい、社会のせいにしていると美しく咲いている目の前の花を全て枯らしてしまいますね・・・。

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大震災から千日

2013年12月10日 | 第9章 愛
私達のNPOが関わっている宮城県「NPO法人ささえ愛山元」さんは、高台移転をして半年が経ちました。
魅力的な理事長さんを中心にスタッフの皆さまが明るく活動していらっしゃいます。

先日は蕎麦粉が100人分寄付され、地域の皆さまに振る舞ったそうです。
もしかしたら、海水が流れ込んだ土地に蕎麦を試験的に植えていたので、そこで収穫されたものかもしれません。
もしそうだったら私も頂きたかったなぁ~~と、理事長さんからの近況報告に指を咥えました。

山元町は福島との県境ですので、ひとつ山越えた地域よりも温かく、果物の宝庫でもあります。
林檎やイチゴ農家も多く、今年に入り、ハウスの数も増えてきたように見受けられました。
ハイテク化されたイチゴハウスが建てられ、コンピューターで温度管理もできるので、今年はクリスマス用のイチゴを計画的に出荷できたことでしょう。

急進的な復興とはいかないでしょうが、山元町の復興は、一歩ずつ進んでいるように見受けられます。

大震災から千日が経ちました。

私達が活動する中での人の繋がりもありがたいものです。

千日経ったからこそ、できる支援もあることでしょう。

「生き甲斐の心理学教育普及活動」も山元町で暮らし活動していらっしゃる方々に少しでもお役に立つことができるよう変わらずに活動を続けていきたいと願っています。

その時その時、
何が必要で、何ができるかを見計らっていきたいものです。

私達の活動資金を支援してくださる皆様にも心から感謝しています。

今年もあと3週間となりました。一年間の総まとめの師走を大切に過ごしたいものです。



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状況を見据える

2011年03月14日 | 第9章 愛
暫くブログが書けませんでした。
御心配をおかけいたしました。無事です。

11日は、新宿御苑のギャラリーを視察した後に、表装指導員の勉強会に出席し、その勉強会の最中に被災しました。
神宮前の明治通り沿いにある8階建ビルの4階に居ました。
2時46分、暫く軽く揺れ、その揺れがどんどん強くなってきます。立っていられない状態の中、皆で机の下に隠れました。
体の震えが止まらない人、ドアを開けた途端非常階段に飛び出してしまう人、私の場合、ドアを開けて見えるビルが揺れる様を見て、初めて異常事態を受容しました。
「先生の持ちビルは最新の地下鉄の真上に立っているため地盤は大丈夫だよ!外に飛び出さないほうがいいよ!」と声を掛け続け、パニック状態になっている年長者の方々になんとか安心してもらうことに専念しました。

揺れが治まり、明治通り沿いを窓から見ると人がワラワラと出てきています。でも、ガラス窓が割れることを予測している人は少なかったかもしれません。その危険を察知した人は近くの寺院に避難していたようです。

4時前、これは電車に乗るのは返って危険だと判断し、これからどうなるか解らない状況下、皆でとりあえず近くの大きなCaféに入り、腹ごしらえをしました。一時間ほどそこで待機したのですが、私はその時点で表装の先生のビルに一晩お世話になろうと決意しました。
でも、10人中7人が自分の家に向かって出てしまったのです。

結局一人は直ぐにホテルを予約し、二人は青山学院大学に避難し、一人は自力で帰宅、一人は自転車を借りて帰宅、残る二人は帰ることができないことを判断しビルに戻ってきました。戻ってきてくれた人は、判断が正しかったと思います。

6時くらいになると電話がなんとか通じるようになり、家族と両親の安否を確認した後、我が家のお隣と連絡を取り合い、自宅が倒壊したり危険な状況になっていないかを確認してもらい、雨戸を閉めていただきました。

家族の安否と自宅の確認が、精神的な不安を大きく軽減させました。

8時くらいになると表装の先生が「お腹空いたね」と呟き、そこでコンビニで早めに調達しておいたカップめんを頂き、満腹になったところで、大好きな表装の道具に囲まれつつ、先生の和室の仏間で夜を明かせて頂き、過度なストレスを持たず、ほんとうに助かりました。

ラジオの情報は有難かったのですが、テレビの映像は状況が解らない中、ただただ不安を煽るだけで、結局テレビを消し、心を落ち着かせたのも良かったかもしれません。

私が利用している東横線は夜中に動き出しましたが、夜の行動は危険なので、ともかく皆さんと一緒に行動することを選択したのも良かったと思います。同じ方向の先生のお嬢さんと一緒に無事7時にビルを出て8時半に帰宅しました。

家族が全員集合したのはお昼過ぎでした。
帰宅難民の息子の大学の先輩と我が家で共同生活し、尊い時間を過ごしました。先輩も昨日の晩、無事にお父様と合流でき、我が子同様、安心しました。

長々と書いてしまいましたが、今日より明日。。。です。不安感を具体的に解消しながら、今日をどう生きるかを一番大切にし、明日はよりよいことが必ずやってくることを信じて、まずは自分の生活を立て直していこうと思います。

関西方面で心配してくださっている勉強仲間の皆様、混乱してはいますが東京・横浜は大丈夫です。
東北地方の講座生の皆様の安否が気がかりです。ミクシイにもメッセージが入らない状態です。お祈りください。

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私は正しい

2010年01月25日 | 第9章 愛
世の中にはおせっかいな人がたくさんいます。

ダメだしされたり、アドバイスをくれたり、教育されたり、いろいろです。

ありがたいと思うこともあります・・・
でも、
よほど、何かの間違いに気づいたなら別ですが、自分がこれだと思ってやってきたことに自信を持ってほしいなぁ、と思います。

自分の柱は自分自身でぴんと立たせていたいものです。

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どこまで生きたいか

2010年01月20日 | 第9章 愛
いつも何かの目標に向かって生活する日々。

夜眠るときに、起床時間を目標にし、
朝食をとるべく、台所に立ち、
出かけるために着替え、
電車に乗るために駅まで歩く。。。
等々、

人生は目標だらけです。

そんな小さな目標とともに、自分の人生設計も、意識のどこかにあります。
でも、それは、その時の状況によって、違います。

子供が生まれた時、どこまで生きれば自分は悔いはないか?と自問自答しました。
「この子が高校卒業するまでは、、、」
少し経つと、「大学卒業するまで、、、」
そしてまた、「結婚して、孫の顔を見るまで、、、」
節目節目を通過するごとに、「自分がどこまで生きれば悔いがないか」が変化していきます。

人によって、その目標設定は様々です。

その日その日の小さな目標をこなしていくことから始めていきたいものです。
そうすれば、おのずから「どこまで生きれば悔いがないか」が見えてくると信じています。

ともかく、今を生きよう~~

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口に出せない

2010年01月19日 | 第9章 愛
ほんとうに辛くて苦しい現状の核心部分を口に出して、他者に伝えることができる人は、そう多くないはずです。

「これを言ってしまったら、自分自身を奮い立たせているものが一気に崩れてしまう。。。」

たぶん、これが本音だと思います。

「核心部分を口に出せないとしたら、何で伝えますか・・・?」もしくは「どうなっちゃいますか?」

怒りの感情で第三者に当たり散らす。。。?
物を破壊する。。。?

不安感が増長し、鬱状態になる。。。?

胃が痛くなったり、頭が痛くなったり、食欲がなくなったり、眠れなくなったり。。。?

きっと何かの防衛機制を使い、何らかのかたちで自己処理しようとするはずです。

自分がどんな防衛機制を使って、この危機を乗り越えようとしているか?口に出して云えなければ、その術を意識化することで、ずいぶん楽になるように思います。

14の防衛機制・・・去年のブログ9月17日~30日に掲載してます。
テキストをお持ちの方は、ぜひ、チェックを。。。

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信じて見えてくるもの

2009年12月12日 | 第9章 愛
「信じて見えてくるもの
信じて見えなくなるもの」

これは、私たちの学びの「論文テーマ」です。

「魂論」です。

一見、難しいように感じますが、
自分の「魂と心と身体」をそれぞれ意識化したうえで見えてくるものを「自分の言葉で表現する」こと自体が、「信じて見えてくるもの」を表現していることといってもよいかと思います。

「私」とは何か?

自我の目覚めとともに、どこからともなく湧き上がる感情は、思春期特有のものだと思いますが、大人になるにつれて、その問いかけが意識の下に納めてしまうことは、もったいないことだと思います。

人に与えられた「自由意思」

「信じて見えてくるもの」を今一度、思索しながら待降節を過ごしたいものです。

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今、ここでの恩寵 10

2009年11月26日 | 第9章 愛
人間は、とどまることのない細胞と、感情を体験しながら生きています。

とどまることのないものであるのに、私は、私という「個」で生きている現実があります。

ということは、ゆらゆらと感じ、迷い、動きながら、いつも不安定な私自身の「身体」を保たせていく必要があります。

生きている、ということは、「不安定な自分と向き合う」とうことかもしれない、と思っています。

「いつも平安な気持ちでいたい。なのに、自分はいつも不安感でいっぱいだ。」
このような主訴の人は、案外多いのです。

不安は人の本質です。だからこそ、今の自分に止まり自分自身を観ていくことが、「私が生きている意味の回答」に繋がっていくのです。

この回答は、自分自身のためのものです。

今、という瞬間は、経験という時間が積み重なり、かけがえのない自己の成育史となっていきます。この成育史は、自分にとっての宝物です。
悩んだとき、迷った時に、この宝物の引き出しを開けてみると、答えが見出されていくはずです。

「悔い無く生きること」も「生き甲斐を持つこと」も、必ず、自分の内に答えがあります。

1~10までのテーマを10日間でざっと、書いてみました。読んでくださり、ありがとうございます。

[生き甲斐の心理学参照」
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