ターミネーターファンとしてはとりあえず見ておかないと.
ということで見ましたが...
やっぱ,1作目と2作目が良すぎたせいか,3はいま一だったし,4もいけませんね.
緊張感が全然違う.
ぬるいんですよ,画面の空気が.
本当はジョンコナーと,彼の父になる予定のカイル・リースがダブル主演のはずだったんだけど,なぜかマーカスという元凶悪犯罪者のような男が死刑執行後に冷凍保存され,未来に蘇ってジョンとカイルを助けるというややこしい話になってしまっている.
映画の基本である,ヒーロー・ヒロインがボケてしまって,誰が主役?って思ってしまうのです.
映画を見る人は,ヒーロー・ヒロインの立場に自己を投影してストーリーを追いかけるものですが,この映画では,見ている人は,自分はジョンなのか,カイルなのかマーカスなのかわからないのです.
私は,ジョンとカイルは脇に追いやって,マーカスを全面的に主役にして組み立て直した方が面白くなると思いました.
最後にシュワちゃんがちょっとだけ出てくるところは,懐古趣味かもしれないけど,良かったな.
真打登場って感じがしたけど,他の登場人物がみな泥だらけ・埃だらけなのに,彼だけピカピカでCGそのものって感じで,かえって不気味さが出ていて良かった.
でも...2回目見ようとは思わないです.
T2はチャンスがあれば,何度でも見たいですけど.
ディアドクターにしとくべきだった...
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