自己嫌悪

大学では沈着冷静な紳士面しているくせに、家では身勝手なオヤジとなっている自分に気づいて愕然とすることがあります。
３日ほど前も、ちょっとしたことで、バカみたいに腹を立てている自分が嫌になることがありました。
で、何があったかというと、いえいえ、あまりにばかばかしくてブログに書くこと自体恥ずかしいようなことですが、自分のバカさ加減を思い知るためにも、あえて書き残しておこうと．．．
で、風呂に入るとき、脱いだ衣類をかごに入れるのですが、昨夜は間違ってズボンを下着用のかごに入れてしまったのですよ。
それで、後でかみさんに怒られたというシンプルなストーリー。
しかし、なぜか、その時かみさんから"ご注意"をいただいたことが無性に腹が立って、なぜ、そんなこと(分別)をしないといけないのか、かみさんに詰め寄るという反応をしてしまった。
そんなことして、こっちの言い分が通ることはありえないのにね。
なんせ、敵は家事の天才、私の学位論文より理路整然と説明してくれました。
１．ズボンは色移りがしやすいので、他と分けた方がよい。
２．ズボンは、毎日洗濯するわけではないので、雑菌が増えやすく、下着に雑菌がうつると困る。
他にもいわれた気がするが、こっちは冷静な判断力を失っているので忘れちゃいました。
その明瞭さに、かえって腹の虫は、おさまるどころか暴動を起こす一歩手前まで行きましたよ。
しかし、こちらには返す言葉がないので、「う～む」とうなることしかできない。
いかんいかん、血圧があがるぞ!!
でも、大丈夫です。

私はもともと、低血圧なので。
関係ないか。
とにかく、そんなこんなで、結局、自己嫌悪ですよ。
時間を巻き戻せるなら、かみさんから洗濯物の分別のことを言われたときに、にこりと笑って、「そうか、うっかりしてたよ。ごめんごめん。」と、言っておけばよかったのですね。
なぜ、それができないのか．．．
次の論文のテーマにしようかな？