書く仕事

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「ヒカルの卵」森沢明夫

2021年09月16日 16時40分37秒 | 読書
「ヒカルの卵」森沢明夫


去年の11月に「癒し屋キリコの約束」の感想文をアップしたが,これに続いて2冊目の森沢明夫作品.
森沢作品に共通して言えることだが,「人の善意」が常に物語を支配する.
特にこの「ヒカルの卵」には"悪い奴"が一人も出てこない.
そして人の幸せの本質って何だろう?

とある限界集落の養鶏場を営む主人公が「日本一美味しい卵かけごはん専門店」をオープンさせる.
限界集落に卵かけごはん専門店なんか作っても誰も来ないと,皆が思うよね.

ところが...
というストーリーです.

人が追い求める幸せとは,お金なのか,自己実現なのか,村おこしなのか,それとも好きな人との結婚なのか.

では,この小説が提示する幸せとは,,,
さあ,何でしょうか?