散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

八甲田丸

2013-10-05 | Weblog
このまえ青森にきたときは、まだ新幹線が開通してなかったから、野辺地まわりのJRに乗ってきたと思う。
いまやすっかり新幹線が、八甲田山をぶち抜いたトンネルを行き来しているので、野辺地まわりの在来線
は「青い森鉄道」に変わっていた。(特急だけJRが乗り入れているみたい…)


あああ~あ~~♪  八甲田丸

上野発の夜行列車おりたわけじゃないけど、青森駅は雪の中じゃないけど、北へ帰る人の群れが昔のった
青函連絡船「八甲田丸」がいまも変わらず港にいる。


レールの延長線上

2歳のときしか乗ったことないから、まったく記憶ないけれど、青函トンネルが開通するまでは北へ帰る人が
みんなこれに乗ったらしい。人も乗ったし、駅からレールで引き込まれた列車も連絡船に乗ったんでしょ?


こんなふうに、車両甲板に列車を引き込んだとか…

西村京太郎の十津川警部シリーズで読んだことある、ここから甲板に上がって、冬の海に飛び込んだ!?
と見せかけて、どこかに隠れて函館か青森にまんまと上陸した犯人がどうにかなる話。


隠れにくそう~~

場所はあっても、音と、熱と、臭いが強くて、じっと潜んでるのツラいんじゃないかしら。青函連絡船はいま、
メモリアルシップとして乗船券500円(大人)で見学できる。以前も見学したことある。


このまえ見学したときは、こうじゃなかったような?

昭和30年代の青森駅前を再現した、この「青函ワールド」は2012年から八甲田丸に展示されているそうで、
それじゃ見たことないのも当然。まえは土偶型の宇宙人とか、見たような覚えが。


ちなみに2013年の青森駅前はこう

こういうところの昭和30年代のようすを再現したのだろうか? こういうところで北へ帰る人の群れは誰も
無口になったんだろうか? (これは駅前のごく一部で、向こうはもっと開けている)


船にはグリーン席が残してあり、座ることができる

上映時間、約2時間の「青函連絡船ビデオ」が視聴できる。約2時間も座ってていい場所、街にもなかなか
ない。ちょうどいいから、腰かけて本を読む。なんとなく船旅してる気分で、他に誰も座っていないときなど
青函連絡船が貸切になったようだった。
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