散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

航空祭2019

2019-12-01 | Weblog
茨城にある航空自衛隊百里基地の航空祭にいってきた。戦闘機が稼働している基地は関東だとここだけ
なので、年に一度の航空祭には見物客が何万人も押し寄せる。その中の1人として朝から6時間ぐらい
ずっと戦闘機ばかり見ていた。そんなことを自分がするとは思わなかった。好奇心だった。


寒いので肌の露出を最小限にしたら

新左翼みたいになってしまった。怪しまれて基地に入れないと遠くからきた甲斐がないので、入口では
サングラスを外して顔の覆いをあごまで下げた。基地内では基地外と同じ、この格好で歩いて大丈夫。
もしかしたら入口で手荷物検査するときも、この格好で平気だったのかも。


ファントムは来年で使われなくなるらしい

戦闘機のことは何もわからないけど古いから現役引退するという。このFー4EJ改とかいう戦闘機の
代わりに、国会で審議もしないで安倍晋三が独断でトランプから百機も爆買いした高額ですぐ墜落する
欠陥機F-35が配備されるんだったら、パイロット気の毒だなあ。


とりあえず売店でマニアのふりをしてみる

つくばのガマの油にちなんだカエルのマークの部隊のグッズが人気で、かわいいからTシャツか何か
買おうかと思ったけど普段それ着るかと自問したらマニアと思われたくないので着ない。そのうちに
売り切れたので買えなくなってしまった。買わないから構わないんだ。


爆音がきこえてきて戦闘機が飛んでいった

音のほうが遅れてやってくるので、音がきこえる方向よりも戦闘機は先に進んでいる。ということは
いくら気をつけようと思っても戦闘機の音がきこえたら攻撃がとっくに終わっているのではないか。
逃れようと思ったときは負傷または死亡してるかも。大変なところへ来てしまった。


時速800kmぐらいで襲ってくるらしい

あのペンギンみたいなカラーリングの戦闘機はもしかして有名なブルーインパルスじゃないだろうか。
垂直尾翼に1、2、3、4、5、6ってこれ見よがしに番号ついてるし、きっとそうだ。番号なしの
予備機かなにか1機いるけど、あれは一緒に飛ばないようだ。


コックピットでパイロットが手を振ってる

もちろん、こんなの肉眼で確認できるわけないので駐機場の巨大モニターで見物しながらコンパクト
デジタルカメラでズーム撮影している。航空ショーを撮ろうと思っても時速800kmだからブレる
しピントがうまく合わない。それでもあきらめずに撮ってみた。



こっちへ落ちてきたら逃げることもできない

来場者が10万人いるとしたら、そのうち何万人ぐらい死ぬのだろうか? その中に自分が含まれる
確率はどれぐらいだろう、と最初のうちは余計なことを考えていたけど、だんだん単純にスゲェ~と
思い始めた。パイロットは何歳ぐらいで現場を退くのだろう……(また余計なことを)。


さくら、という演技飛行を6機でおこなう

そのとき百里基地はすっかり、さくらを見る会になってしまった。数万人の戦闘機マニアが息を止め
さくらを見た。その中には寒いと称して目も口も隠した不審人物が観衆に紛れ込み、さくらを見ては
不謹慎なことばかり想像していた。


あれだけ精密な編隊飛行をするのだから

不要な弾薬は一切、搭載してないだろうな……そうでなければパイロットに何かよからぬものが憑依
して空を見上げる戦闘機マニアを爆撃したり、銃撃したとき、仮に10万人のマニアがいるとして、
そのうち何万人ぐらい死ぬだろう。あるいは重軽傷を負うだろう。気になる。


精強即ち安全 『基本・進化』 日数は空白

最初どういう意味かわからなかったけど、戦闘機の飛行をみたら何となく「精強即ち安全」わかる。
安全が続いた日数が具体的に書いてあれば、その前に何かあったと想像してしまうとは思うけれど、
日数がないのはまた例によって隠蔽なのではと不安になってしまう。


みんな無事に戻ってきて本当によかった

ブルーインパルスだけでなくF-4EJ改戦闘機、RFー4E/EJ偵察機、UH-60J救難ヘリ
などさまざまな機体の勇姿を目に焼き付けることができた。全部でいくら費用がかかったんだろうと
つい思ってしまった。しかし、お祭は昔から酒をぶっかけ合ったり、おにぎりをお互い投げ合ったり
無駄なことをするものだから、それを考えるのはやめた。楽しかった。
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