散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

北関東ギャランドゥ

2018-09-24 | Weblog
新しい駅がいつのまにか出来ていた。両毛線の、あしかがフラワーパーク駅。このあたりを前回パトロール
したときはなかった。今年4月に開業したばかりの、無人駅だ。下車してみると何もない。


あしかがフラワーパークあるのみ

両毛線の名の由来は、いまのことばで表現すれば、上の毛と下の毛を結ぶ線だから両毛線。ギャランドゥ
ラインといっても過言ではないだろう。古式ゆかしい表現でいうと、上つ毛(群馬)と下つ毛(栃木)を結ぶ線
ということになり、駅でいえば高崎と小山をつなぐギャランドゥ。


秋はあまり花がなくて草ぼうぼうのギャランドゥ

訪れる人もまばらで入園料も安い。春に来園すれば花盛りで、それはもう見事だろうけど入園料が高くて
人が押し合い圧し合いするから花をゆっくり愛でる気分でもないだろう。それならば季節外れのほうがまし
と思いなしたいけど、歩き回っても見どころがなくて面白くない。


熱帯性スイレンしか咲いてない

高い塀に囲まれたフラワーパークを散策していると、こちらが好き好んで入園したにもかかわらず塀の中
に閉じ込められているような錯覚に陥りだし、どうせ塀の外に出ても飲食店はないのだから花より団子で
園内の食事処に押し入る。


送迎バスの時間がくるまで粘る

両毛線も本数あまり多くないし、いっそ東武線の足利市駅まで1時間に1本の無料シャトルバスに乗って、
りょうもう号という特急で浅草か北千住まで帰ろう。そのほうが速いし安いはずだ。腹をくくってバッグから
山川出版社の『図説歴史散歩事典』(1979年版)を出して読み、電車でも読みながら帰ったら拾い読みの
つもりが通読してしまった。


シャトルバスは貸切状態だった

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