散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

法善寺横丁

2012-07-22 | Weblog
こないだ仕事で関西をウロチョロしてるとき、祇園祭のおかげで京都に泊まれなかったもんだから大阪のなんばで
宿に転がり込んで周囲をブラブラ歩いてたら法善寺横丁についた。織田作之助の小説「夫婦善哉」の舞台になった
ところって、フーンこのあたりだったのか……。


ノラ猫が3匹ほどトグロを巻いている

夫婦善哉の由来は、明治16年、浄瑠璃語りの竹本琴太夫が副業ではじめたぜんざい屋の「お福」がはじまりだとか。
一人前を夫婦にたとえ、お盆で仲よくお椀2杯に分けて出してみたら商売繁盛。「めをとぜんざい」で通るようになり、
昭和15年「東の太宰、西の織田」と呼ばれた新戯作派の作家、織田作之助の小説に登場。森繁久弥の主演で映画化
されて全国で一躍有名になったらしい。


織田作之助の「夫婦善哉」だけ知ってる

ふり返ると昭和4年創業の元祖串かつ(自称)だるまに人が並んでる。まだ日の高いうちから、串かつなんか食べても
大丈夫なんだろうか? ホッピーかビールかチューハイか何か飲むことに当然なるだろう。


こっちは日本一(自称)

道頓堀のあたりは「食いだおれ」っていうけど本当だな……。もう一度ふり返り直し、あらためて水掛不動さんの法善寺
を眺める。かけてる、かけてる、お不動さんに水かけてる!


おじさんがひしゃくで水をかけている

みんなが水をかけて手を合わせるもんだから、不動明王の石像(だろうと思う)に苔がついて、ものすごいことになっている。
一体どんなことになっているかというと……。

 
苔だらけになっちゃってる! おばあちゃん勢いよく水かけるね


後ろにズラズラ人が並んで順番を待ってる


どうしても水かけて手を合わせて拝みたい

戦前には、ただ水を供えるだけだったのが、ある女の人が拝みながら、「お不動さん、願いを叶えてください!!」と水を
ぶっかけたのがはじまりで、毎日ひしゃくで水をかけられるようになったとか。


横町だいたいこんな感じ


夜になったらこんな感じ
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 祇園祭 | TOP | 大坂城 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | Weblog