散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

伯爵

2015-10-25 | Weblog
土曜日、朝から川越を徘徊して疲れたので、午後には東武線で池袋まで戻ってきた。お茶でも
しばきたいと思って、ふと伯爵を思い出した。北口を出たところの、24時間営業の珈琲専門店。
まだあるかな? 終電なくして一晩いたのは、25年か26年前だけど……?


伯爵は健在だった

あのころはネットカフェとかマンガ喫茶とか、まだなかったし、カラオケボックスもなかったから
始発電車が動くまで学生が身を寄せられるところはオールナイトの映画館か喫茶店ぐらい。
伯爵のコーヒー高かった気がする。


ちょっと入ってみる

そのころは高い割においしくなかった。深夜だし体調のせいかもしれないので、いまコーヒーを
飲みたい気分で伯爵に入れば、おいしく感じるかもしれない。珈琲専門店って書いてあるくらい
なんだから、まずいことはないだろう。


値段が下がってる

伯爵ブレンド550円……もっと高かったはず。昼間の料金なのか? 伯爵で夜を明かしてから
およそ四半世紀のうちにドトールが180円のコーヒーを出し、プロントが160円で追撃してきて
やがてスタバが上陸&増殖したから、昔みたいに高い値段で珈琲専門店できないのかも。


もっと高級感あったような気が…

1杯で夜通し本を読んでも大丈夫、という存在感があったのは記憶違い? 読む本がないから
そのころ教科書として買わされた『中国の思想』という本を、しかたなく通読したものだけど……
そしてコーヒーは記憶にあるのと同じ味。


体調とか関係なく昔も今も同じ味

サードウェーブどこ吹く風という頼もしさ。お客さんコーヒー飲みにきてるというよりもタバコを
吸いにきてるような感じさえある。もしかしたら当時ぼくも喫煙してたかもしれない。でなきゃ、
ずっと朝までいられない。でも覚えてない。

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