2007年 6月11日(月)
スイスの西の端にレマン湖という大きな湖がある。
そのレマン湖の北のほとりに位置するのがローザンヌ。
対岸はもうフランス!!である。
この日はフランス語圏の美しい街、ローザンヌを訪れた。
チューリッヒから電車に揺られること3時間ほど。
スイスの電車は2階建でとてもきれい。
車両によって1等席と2等席に分かれているのだが、その違いはほとんどない。
従姉妹によると、ヘッドレストにカバーがかけてあるかないかの違いだとのこと。
その割に料金はかなり違うので、2等席の方がだんぜんお得である。
長距離電車には必ずトイレ(たれ流し)が付いているし、コーヒーやサンドイッチの販売もあって何だか楽しい。
新幹線ほど速くはないけれど、とても快適だ。
ただし、この日の電車の中は通常とはかなり違っていた。
遠足だか修学旅行だかの中高生がわんさかわんさか。
後ろの席に座った少年のやかましいことと言ったら・・・・・
大きな音でがんがんハードロックを聞き、音楽に合わせてぶんぶん首を振る。
もう勘弁してくれ~っ!!と叫びそうになった頃、ようやくよそのおじさんが注意してくれた。
スイスでは女の子よりも男の子の方がよくしゃべりやかましい傾向がある。
さて、お昼頃ローザンヌに到着してお昼ご飯においしいキッシュを食べた後、地図を片手に街を散策。
遠足の子ども達がいっぱい。
ローザンヌは坂の多い街である。
石畳のせまい路地が迷路のように入り組んでいて、ちょっと楽しい。
ドイツ語圏とはひと味違ったこじゃれた雰囲気が漂う。
そして、目的地の大聖堂に到着。
スイスで最も美しい教会と言われる大聖堂。
天井が高く、とても広い。
ステンドグラスの美しさはピカイチ。
ため息もののパイプオルガン。音色もすごいんだろうなあ。
珍しくここは写真撮影が許可された教会だった。
大聖堂からの景色。遠くにレマン湖が広がる。
大聖堂を後にして、メトロバスに乗ってもう1つの目的地、ウシー城に向かった。
レマン湖のまさにまん前にあるお城で、現在はホテルとして活躍している。
はずだった。
が・・・なんと、改装工事中!!
はりめぐらされた工事のネットの隙間からわずかに見えるお城で我慢するしかなかった。残念。
気を取り直して夕食はチューリッヒの近くのイタリアンレストランへ。
めちゃめちゃビッグなピザ。
右上の携帯の大きさと比べてみてもその大きさは一目瞭然。
とても食べきれないかと思っていたが、あまりのおいしさにほとんど全部食べてしまった。
ここのレストランはかなりいけていて、ゴルゴンゾーラソースのニョッキもとってもおいしかった。
スイスでは注文の時、「誰のためのこのメニュー」ということをはっきりと告げ、自分の頼んだ皿は自分だけで食べるのだが、私たちは毎食まわし食いしていた。
だって色々食べたいんだもん。
おいしい夕食に大満足で7日目終了。
口移ししないことがスキンシップの欠如だと言うつもりはないけど、
そういうこと神経質に意識してると自然と距離が出来そうな気がするんよね~。
でも母親が咀嚼して食べさせたりしてるよな。
いろいろあるんだな。
きっと子供を生んでもそんな神経質に
出来ないな、私。
分けっこ、嫌がる人もいるもんね。
子どもが小さいうちは虫歯菌が移るから口をつけた箸で子どもに食べさせたりしない方がいいらしい。
でもあんまり神経質になるのもちょっと寂しいね。
わが実家のようです。
よく、ちょうだ~い!と言っていやがられました。
さみしいよね。
いろいろ食べたいよねえ