cobady的創作生活

オリジナルで製作したテディベア(ぬいぐるみ)と
教室で誕生した生徒さんの作品をご紹介しています。

同窓会

2007-11-03 19:31:19 | ある日の出来事

小学校の時の同窓会に行ってきました。

当時(20年も前)の名簿をたよりに電話をかけまくったのですがほとんどつながらず、結局集まったのは8人だけ。

人数は少なかったけれどその分みんなと話が出来て、良い会になりました。

 

私は小・中学校時代を西宮で過ごしました。

「甲子園球場のある町」というと遠方の方でもお分かりになるかと思いますが、大阪と神戸のほぼ中間に位置する町。

海があり、山があり、そして何よりも人が優しかった気がします。

大好きな町でした。

その小学校は近隣の3つの小学校が合わさって新しく出来た学校で、私が4年生の時に開校しました。

先生も生徒も全員が新たな出発。

このことは私にとってとてもありがたかった。

小2で千葉から西宮に来た時は「転校生」でなかなか友達が出来なかったのだけど、ここでは全員が転校生だったのです。

自然に友達が出来、成績も少しずつ良くなり、学校を楽しいと思えた。

新しい学校ということで良い先生が揃っていたこともあったと思います。

同和教育に力を入れていて、社会のあり方、弱者の立場、世間の冷たさとそれに負けない強い意志、人のつながり、あたたかさ、そんなものをきっちりと教えてくれた学校でした。

 

で、その良い先生の1人が5、6年生の担任の先生だったわけです。

今回の同窓会にも快く出席して下さいました。

この先生が本当にすごい!!

20年も前の生徒の性格から競技会の順位まで全部覚えているのです。

彼女によると、私は一見おとなしいけれど心の内にはふつふつとした情熱を秘めた子供だったそうです。

そして何事にも「嫌」とは言わないけれど、嫌なことは絶対にしない頑固者。

そこまで見抜かれていたことにも驚いたし、自分がその根っこのところで全然変わっていないことにもびっくりしました。

そして、すごくすごくうれしかった。

自分をこんなにもしっかりと見てくれて、覚えてくれている人がいることに本当に感動しました。

そして情熱と頑固さを失わずに大人になり、今生きていることの素晴らしさに改めて気付かされました。

先生、ありがとう!!

 

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2 コメント

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プロですね。 (アンパンマン8)
2007-11-05 13:35:37
その先生は プロ意識が強い方ではないのでしょうか。
私が小学生だった時の校長先生は、一年生から六年生の生徒一人ひとりの顔と名前を覚えてくれました。
子供って、こんな何気ないことがうれしいんですよ。
親や担任の先生に言えない悩みを抱えた子は、校長室に相談に行っていた様な記憶があります。
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ホントですね!! (cobady)
2007-11-05 18:18:47
アンパンマン8さんのところの校長先生も相当なものですね。
校長先生って普通は子供と触れ合う機会が少ないものだから、生徒の顔と名前を覚えようと思ったらきっときちんと努力して覚えられたんでしょうね。
すごいなあ。えらいなあ。
子供がそんなことをうれしく思うように、その先生もかつての生徒が覚えてくれていることを喜んでらっしゃると思います。
そういうのってお互いに幸せなことですね。
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