雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

善なる哉その顔を見つめ尽くして筆を興しぬキリストイエス

2022-03-02 19:06:00 | Weblog

 伝レオナルドのテンペラ画、イエスキリストを模写している。彼の直筆か、その弟子の作品かはっきりしないが、とても優れている。

 無垢、柔和、諦観、優しさ、強さ、受容、叡智。。。かなしみと。

 この絵のキリストには髭がない。イスラエルの成人男性は必ず髭を蓄えるから、ほとんどのイエス像には髭がある。
 が、こちらはすべらかな若く美しい男の顔があますところなく現れている。髭がない方が、私たちは、哀しげなキリストの表情を全て見つめることができる。その目的かもしれない。

 


 ただ哀しげなだけでは、傷ついた人間の感情を表す顔に過ぎない。

 明日はこれを仕上げたい。

 愛と感謝。


 
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