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プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★木場潟公園マラソン大会(後編):変貌

2021-11-02 07:41:28 | 日記・エッセイ・コラム
 準備体操を兼ねて、一緒に園内を走り始めてしばらくすると、妻が「あれっ!」と声を上げた。

 木場潟の水面越しに白山を見ていた私が振り向くと、北陸新幹線の金沢以南の延伸工事が、木場潟横まで進んでいた。

 完成すれば、新幹線の乗客は、車窓に木場潟や白山を眺望できるが、木場潟からは、白いブロック塀がつながっているような殺風景な景色しか見えなくなる。

 木場潟周辺には、田園地帯が広がり、公園内では四季折々の花が咲き競い、野鳥の飛来も多く、整備された周遊路は、「美しい日本の歩きたくなる道」500選のひとつに選ばれている。

 春、貸しボートに乗って、約1,700本の桜並木と白山が織りなす絶景に出会える絶好のロケーションだ。

 妻は、「もう来年は、出ない」と言ったが、リベンジを期している私の心中は穏やかではない。