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時悠人chosan流処世術

★楽観バイアス(後編):国民より政府に

2021-08-01 08:01:04 | 日記・エッセイ・コラム
 政府が、どれだけ「自宅でTV観戦を」と呼びかけても、小規模のパブリック・ビューイングが出来る。

 選手の出身地や出身校、身内などの応援は、「バブルの中」だと楽観すると、泡が弾ける。

 連日、金メダル・ラッシュに沸く柔道は、選手同士が組み合い、汗が飛び散る競技だ。ほかにも、レスリングやラグビー、サッカー等々、人と人が接触する競技を見ていれば、「コロナを不安がることはない」と、バイアスがかかっても、何ら不思議ではない。

 選手たちが、毎日、PCR検査などの感染予防対策を行っているシーンが欠落し、目に入る情報を表層的にとらえ、結果的に、バイアスがかかることになる。

 TV観戦増加=コロナ感染減少との「楽観バイアス」は、国民よりも政府にあったのではなかろうか?