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時悠人chosan流処世術

★日本人の英語力(後編):実践不足

2018-11-18 08:37:24 | 日記・エッセイ・コラム
 英語力を高めるには「実践あるのみ」と信じるにいたった私の経験談をご紹介する。

 社会人になって英語を使う機会が無く、読み・書きはある程度できても、話すのは全く自信が無かった私が、43歳の時、アメリカ企業との合同PTの一員に加わることになった。

 英会話の本を広げてみても覚えられないので、「一日一文」をマスターしようと思いついた。

 最初のケースは、郵便局で切手を買い、手紙を出すことにした。事前に、窓口で交わされる会話を想定してメモを作り、それを丸暗記して郵便局に出かけた。
 
 シドロモドロだったが、目的を達することができ、少し自信がついた。翌日、もう一度、郵便局に行った際には、メモを見ずに要件を達することが出来た。

 こうして、次はレストラン、その次はマーケットという風に場面を変えて実践を重ねるうちに、日常生活に必要な最低限の英会話が出来るようになった。

 一か月もすると、先方のマネジャーと筆談を交えながら、簡単な仕事の話が出来るようになった。

 日本とアメリカの往復生活を2年間送った後、20年経った現在、英語を使う機会が無く、元の木阿弥になり、実践と継続の重要性を痛感している。