プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★GDP≠豊かさの指標

2016-10-18 08:06:26 | 日記・エッセイ・コラム
 かつて、兼高かおるが、「パースは、世界一美しい都市」とレポートしたことで、メジャーになったが、現実は、いささか違う気がする。

 娘が住んでいるので、数回訪ねたが、決して住み易い町では無い。治安は良い方だが、日本のつもりでいると痛い目にあう。

 気候は、年間を通じて温暖で、湿度が低く快適だが、夏場は40℃を超すことも珍しく無く、紫外線が強烈で、サングラスを欠かせない。

 経済は、地下資源が豊富で、近年、中国系資本による採掘で発展著しい反面、インフレが進行し、物価は総じて高い。また、日本食材は入手できるが、高い上に品質が良くない。

 今までに、海外移住先の人気ランキングに名前を連ねる都市は、大抵、訪れたが、いずれも一長一短があり、その人の価値観による。
私は、総合点では、日本が一番良いと確信している。

 それだけに、なおさら、「GDP600兆円・1億総活躍社会」を指向し、経済成長一辺倒の現政権に疑問を感じている。

 
★扉の向こう(完):豊かさ
 安倍総理が打ち出した「新三本の矢」。GDPを600兆円・1億総活躍社会構想を望まない。 特に、中身のない「1億総活躍」社会の構築は、かつての1億総懺悔や1億総中流、1億総白痴......