プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★扉の向こう(完):豊かさ

2015-10-15 09:44:18 | 日記・エッセイ・コラム
 安倍総理が打ち出した「新三本の矢」。私は、GDPを600兆円・1億総活躍社会構想を支持できない。

 特に、中身のない「1億総活躍」社会の構築は、かつての1億総懺悔や1億総中流、1億総白痴化等を彷彿させ、嫌悪感を感じる。

 さて、GDP12位と55位でしかないオーストラリアとニュージーランド。GDP1位のアメリカと3位日本だが、海外移住者の住み易い国となると、1位ニュージーランド、2位カナダ、3位オーストラリアの順。

 ニュージーランド生まれでオーストラリアに移住した娘の夫は、来日の都度、「町と町の境界が無い」(=「没個性」)と言う。

 ついては、「新三本の矢」の先に、何が待っているのか?「この国に生まれて来て良かった」と感じる社会とは1億総活躍社会なのか?

 「旧3本の矢」の総括もせず、第2ステージに進むこと自体、失敗を上塗りするごまかしの論理でしかない。


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