プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★心の贈り物(前篇)

2016-04-14 08:48:23 | 日記・エッセイ・コラム
  昨日、コンビニで買い物をして、支払いをしようとした時、小銭入れから小さな物がころげ落ちた。

 店員が一緒に探してくれたが、見当たらない。「お金じゃないんで結構です」と店をあとにした。

 私は、生来の貧乏症なので、どんな物であれ、失うと惜しい。不注意を反省しながら歩いていたら、「お客さ~ん」と叫びながら、若い外国人男性が追いかけてきた。

 落ちた拍子に、カウンター下のすき間に滑り込んだらしい。一見して、失くしても惜しくないと分かる数ミリの代物を、探し出して、届けてくれた心づかいが何よりも嬉しかった。