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★第13回金沢市民マラソン大会

2006-11-13 09:25:53 | スポーツ

 「第13回かなざわ市民マラソン大会」は、11月12日、曇天強風の晩秋の金沢市内で開催された。前日は豪雨と強風に見舞われたが、大会当日の午前3時過ぎに雨があがった。寝床で、ラジオの深夜放送を聴きながら、樋を打つ雨音に棄権を考えていた私には望外の福音だった。

 午前8時、10キロの部は1600人近くのランナーが市営陸上競技場をスタートした。寺町台地と小立野台地に挟まれ市内を貫流する犀川を渡り、旧市街地を一周するコースは、変化に富み初心者にはきついレイアウトになっている。

 スタート直後のゆるい上りが2キロ程続くと一気に犀川流域に下り、下菊橋を渡ると今度は小立野台地へと最初の上りにかかる。坂を下って来たランナーには、この300メートル程続く坂が実測値以上に急勾配に感じられ、ペースダウンするランナーが多い。

 小立野台へ出ると、平坦(僅かに下り勾配)で走りやすくなるが、4.7キロ地点が第一関門(名勝兼六園付近の美術館前)で、30分で足切りとなる。私は26分と予定通りのタイムで通過。兼六園を右に見ながら、100数十mほど急勾配の坂を駆け下り、広坂通りを市役所前から香林坊・片町へと朝早い繁華街を抜け三口大通りへと向かう。この間はフラットで走りやすい。朝立ちの観光客や夜を徹して遊んだ若者からの声援が飛ぶ。

 三口大通りに入ると徐々に上りに差し掛かり、7キロ地点の第二関門(50分)を通過後、程なく右折し、最初に渡った下菊橋からのコースを逆走する。この下菊橋から寺町台の200m程の上りは、スタミナを消耗させるが、上りきれば残り2キロは下りなので最後の気力を振り絞って乗り切れる。

 一人でも多くのランナーに参加して欲しいと願って、今回、コースレイアウトを詳しく解説した。同時に、大会事務局には、時間制限の緩和と給水箇所を設けるなど、大会運営方法を見直して欲しいとの思いが重なる。  ちなみに、私のタイムは、手元計測だが「56分10秒」で、昨年のタイム(53:32)を更新できなかった。