カタカナ・ミステリー大全

洋物のミステリーの読書日記。原則は文庫本のみ。

アメリカの警官は、ドーナッツが大好き!

どうぞ、召し上がれ。

『刑事の遺品』三羽省吾 小学館文庫

2022-11-19 23:44:54 | 和物
 三羽省吾という作家は好きな作家だったが、彼が警官の息子であったということは知らなかった。そして三羽は「警察小説は書きたくない」と言っていたという。(文庫解説から)2010年4月から2年間、隔月で連載され2018年に単行本として刊行された『刑事の血筋』。それが2021年『刑事の遺品』と改題されて文庫となった。
 主人公は津之神西署の巡査部長で刑事の高岡守。父は汚名を着せられたまま殉職した刑事。そして守の兄剣もキャリアの警察官僚で異例の人事異動で県警にやってくる。そこで二人の父の関わった事件にそれぞれに兄弟が関わっていく。父の残した一冊のノート。事件は闇から浮かび上がってくる。これまでの三羽作品とは違った世界、☆☆☆☆ほ。

『刑事の遺品』三羽省吾 小学館文庫

2022-11-19 23:44:54 | 和物
 三羽省吾という作家は好きな作家だったが、彼が警官の息子であったということは知らなかった。そして三羽は「警察小説は書きたくない」と言っていたという。(文庫解説から)2010年4月から2年間、隔月で連載され2018年に単行本として刊行された『刑事の血筋』。それが2021年『刑事の遺品』と改題されて文庫となった。
 主人公は津之神西署の巡査部長で刑事の高岡守。父は汚名を着せられたまま殉職した刑事。そして守の兄剣もキャリアの警察官僚で異例の人事異動で県警にやってくる。そこで二人の父の関わった事件にそれぞれに兄弟が関わっていく。父の残した一冊のノート。事件は闇から浮かび上がってくる。これまでの三羽作品とは違った世界、☆☆☆☆ほ。