カタカナ・ミステリー大全

洋物のミステリーの読書日記。原則は文庫本のみ。

アメリカの警官は、ドーナッツが大好き!

どうぞ、召し上がれ。

『悲鳴』東 直己 ハルキ文庫

2012-05-05 21:12:31 | 和物
『悲鳴』東 直己 ハルキ文庫
 元新聞記者で札幌の私立探偵、畝原が主人公の第三作。浮気調査の筈が、ストーカーの女性からの依頼。そこから闇が始まった。元刑事の悪徳私立探偵の登場。謎のホームレス。「困ったもんだ」の高橋。不思議なキャラクターが次々登場し、例によって北海道、そして警察の闇が深まっていく。終盤の一気展開に少々飛びがあるが、警察アンダーグラウンドは深くなっていくなぁ。☆☆☆☆。