カタカナ・ミステリー大全

洋物のミステリーの読書日記。原則は文庫本のみ。

アメリカの警官は、ドーナッツが大好き!

どうぞ、召し上がれ。

『スキッピング クリスマス』ジョン・グリシャム 小学館文庫

2009-10-06 00:21:40 | 番外
 ジョン・グリシャムのリーガル・ミステリでない作品。税務専門の会計士ルーサー・クランク。彼は毎年のクリスマスに6000ドルもの経費がかかっていることに恐れおののく。カリブ海へのクルーズでもその半分くらいということで、クリスマスをすっぽかしてクルーズに行くことに。これが大騒ぎ。中流の新興住宅から熟成した住宅になっていたヘムロック・ストリートでは、毎年巨大フロスティを町内中で屋根に飾る。それを拒否!で大騒ぎ。アメリカ人のクリスマスというのはこうなんだという興味は◎。されど、少々くたびれる。海外ボランティアに出かけて不在のはずの娘が帰国するということでまたまた大騒ぎ。アメリカを知るには面白いが、☆☆☆がいいところ。