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千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

いたましい

2013年01月16日 | 詠む

いたましい自殺のあとに...また強姦 インドの報に怒り心頭

インドで性的暴行被害の少女自殺 警察が容疑者との結婚促す」 スポーツニッポン12月28日

またインドで集団レイプ バスで拉致、6人逮捕」 産経新聞1月13日

レイプだけではない… 酸攻撃まで… 女性への凶行が多発するインド」 zakzak 1月14日

最後の希望」 署名サイト

17歳の少女は強姦されたあとに、警察から加害者と結婚するよう圧力をかけられ、自殺してしまう。

男が女を強姦するのは当然だと思っているのだろう。ろくに警察は扱わない。むしろ、侮辱されたとの遺書。

別の事件では、中間層の女子学生が都市で強姦されたから大事件となったという。

被害者がカースト下位なら泣き寝入りで、話題にならなかったんだろう。

小学生の時に不可触、ふかしょくせんみんという言葉を聞き異様に思ったが、カースト制度は今も色濃いようだ。

記事になったのは、大きな動きがあったから。昨日の強姦記事も、ずっと日常茶飯事だったのか。強い怒りが、ふつふつと沸き上がってくる。

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雪の日も

2013年01月15日 | 詠む

雪の日も暖房ないのか監獄は 職員用だけあるって何よ

田鎖麻衣子弁護士ツイッター

>さきほど生協の宅配物を受け取った。

どんどん積もる雪、その最中に働いているひとは、たいへんね。

>びちゃびちゃの雪の中の作業をみるだけでも辛いのに路上生活を強いられている人はいかばかりか。

家が無かったら、濡れた服を乾かすことも難しいよ。

>なお,屋根はあっても 本州の刑事施設の居室は暖房がなく(職員が通行する場所は暖房あり)とても寒い。

前に医療刑務所にいる「しもやけの房子さん」という記事を書いたが、凍えるほどに寒いだろう。

職員通路は暖かくするって、歩くんだったら逆に暖房無くても凌げるのに。いかにもというかあまりに無情。

北海道監獄史「赤い人」のなかに、「モトヨリ暴戻ノ徒」とされた囚人たちは「斃死スルモ」「監獄費支出の困難を告グル今日ニオイテ、万止ムヲ得ザル政略ナリ」「コレ実ニ一挙両全の策」 という復命書があったが、根幹は同じじゃないか。

ところで某・弁護士事務所では弁護士にのみ、暖房マット支給。事務員は風邪を罹患しようが自己責任のようだ。

上層部の発想は、あまりに寒々しい。

>しかも今日は工場(暖房あり)での作業もない,寒いだろう。

そうか。祝日だと、工場に行かない。まる一日暖房無しなんだ。

 

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洗濯に

2013年01月14日 | 詠む

洗濯に500円なり費やすは これもひとつの負の連鎖かな

お金が無いので石鹸をやめて、2ヶ月が経つ。

洗濯機が買えないので、コインランドリー。さすがに洗剤が必要。

いつも通り200円で済まそうと思ったのに、1台しかない機械が使用中。待ってる時間がないので300円の大型機を使う。高いだけあって7キロまで洗えるが、自転車の前かごに乗るのは精々3キロ。この頃は身体を石鹸洗いしてないので、2キロ目安で洗ってる。

もったいないなあ。

夜中に干しても北側のベランダは、乾きが遅い。屋根なしなので翌日の雨が更に心配。100円を乾燥機に使って生乾きにしておこう。ああ、だけど同居人が風邪をひいているので雨戸を開け閉めしたら可哀想。さらに100円を乾燥機に投入。

そんなこんなで結局、500円の出費。

やはり洗濯機を購入すべきなのか。しかし、原資が...。

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違法をば

2013年01月13日 | 詠む

違法をば許さぬ警部ありしかも 美人VS...007

007 白紙委任状」 ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋

下の句の美人というのは、南アフリカ共和国の連絡員。

30代なかば、高い頬骨がひときわ目を惹く、ウェーブした髪のところどころに年齢に似合わない灰色のものが幾筋かまじっている。その若白髪がいっそう色気を醸し出していた...という設定。

いわゆる美女類型と違う、意思を持った女、職業人としても誇り高い21世紀型美人なのだ。

ネルソン・マンデラを始めとして多数の政治犯を違法に監獄に送った歴史、そして現実の司法腐敗のなかで、違法捜査は許さないという固い決意の彼女。そのために、大やけどを負うほどに。

さあて、どうするジェームズ君。悪漢と対決するより難しいよん。

デンゼル・ワシントンが四肢麻痺の辣腕の科学捜査官を演じた、映画「ボーン・コレクター」。原作は、もっと渋いだろうと思ったら大当たりの作家ジェフリー・ディーヴァー。

彼が007を描くというのだから、期待満々。そして予想通りの、すばらしい出来。

スパイ物としては、95点。

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石塚に

2013年01月12日 | 詠む
石塚に指宿&浜田じゃん それが只って超ラッキイ

指宿信成城大学教授のフェイスブックから発見。

お三方とも、既刊「刑事弁護」とかに出てくるひと。無料なんて、まるで貧乏な私のためにあるような企画。

この数年は会場費500円以下、交通費は定期券のある茅場町から200円以下しか参加できないので、果てしなく嬉しい。

------------------------------------------------ 以下、転載。

 
  • 日時: 2013年1月12日(土)13:30~15:30
  • 場所: 東京商工会議所国際会議場(東京駅から徒歩10分)

ポスターができあがりました。ダウンロードはこちら>>

過去から現在へ
 法と人間科学の歴史からの展望(40分)
  刑法思想史 石塚伸一(龍谷大学 法科大学院 教授)
  法心理(思想)史 サトウタツヤ(立命館大学 文学部 教授)

現在から未来へ
 近年の接点からの展望 (40分)
  裁判員裁判 唐沢かおり(東京大学 人文社会系研究科 教授)
   治療的司法  指宿信(成城大学 法学部 教授)
 
指定討論(20分)
  法心理学の第一世代より 浜田寿美男(立命館大学 特別招聘教授)ほか1名に交渉予定
  法心理学の第三世代より 藤田政博 (関西大学 社会学部 准教授)

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「不起訴には

2013年01月11日 | 詠む

「不起訴には11人の審査の目」 もうすぐ結果でるのかしらん

上の句の括弧で括った575は、検察審査会リーフレットの惹句

2012年1月、総理となる可能性もある大物議員を起訴させるために、検察審査会だましの偽造捜査報告書を最高検察庁に告発。

2012年9月、検察審査会に申立。そして書籍「検察崩壊 失われた正義」を審査員11人用に提出。

さて、2013年。そろそろ結果が出てくるか。

今週は御用始め以来、わたくし月曜から連日4日裁判所に出かけている。今日は3階の検審の前の廊下を通りすがった。しーんとしている。横から数秒見ただけだけど、仕事してる気配がなかった。

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ジャン・バルジャン

2013年01月10日 | 詠む

ジャン・バルジャン弁護士必要なぜなのか 解説するは伊東良徳

ジャン=バルジャンのケース」 伊東良徳ブログ

映画「レ・ミゼラブル」...音楽の余韻にひたっていたら、こんなブログを発見。

>「ああ無情」( レ・ミゼラブル Les Miserables )の ジャン=バルジャンが2度目の裁判を受けた時のケース。

>検察官と弁護人の意見。

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「ああ無情」

2013年01月09日 | 詠む

ああ無情」ゆたかな調べ圧巻だ ラッセル・クロウ歌うたうしさ

映画「レ・ミゼラブル

子どものためにパンを盗んだ罪で投獄19年、その後の波乱万丈の物語。歌ものがたり。

数日たって、じわじわ音楽が効いてきたかんじ。

それぞれの歌も、群衆の歌も...すばらしい。

知らなかったあ。なんとラッセル・クロウ、ロックバンドやってて歌やギターもこなすひとだったんだ。

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友が死に

2013年01月08日 | 詠む

友が死に「あなたの余命教えます」 ささやかれたら大金払う!?

あなたの余命教えます」 幸田真音 講談社

第一人称の作家は、56歳。彼女に手紙を出す男性も、56歳。どちらも、わたしと同い年

同年の友人の死から始まる物語。まるで、わたしのためにあるような年齢設定...と喜んだのも束の間。

ぱっとしない中年男が美人で有能な姐さんに言い寄られたりして、へんてこ物語。

雑誌「小説現代」に連載されていたから、おじさんサービスなのだろうか。

働く女を描く幸田真音の経済小説は、それなりに評価していたのだけれど...67点。

 

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新年会

2013年01月07日 | 詠む

新年会ひとりだけ×経費でず 福利厚生ひとでないよん

某・事業所の新年会。30人超のうち、ひとりだけ経費を出さない。

とても自腹で払うことは難しいので、欠席せざるを得ない。

2年前の帝国ホテルが、最期に参加した新年会。

千日のアン」ならぬ「700日のカップ麺」じょうたいです。

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英国

2013年01月06日 | 企画

英国に行ったときにグリーナムコモン米軍基地に反対して勾留されている知人の面会に行ったことがある。収容されていても、ラウンジみたいな処で寛いで逢うことができた。日本と大違い。

コロンビアとかロシアの監獄を見るにつけても、おかしいよ日本。

ということで、英国の報告。興味あります。

--------------------------------- 以下、転載。

英国外国人収容制度視察報告会

 収容所内にジムがある?!

 収容所内でバンドができる?!

 収容所が携帯電話貸してくれる?!

 独立した視察委員会がある?!

 裁判所の決定で収容から解放される?!

2013年1月8日(火)18時~

弁護士会館5階502DEF(千代田区霞が関1-1-3地下鉄霞が関駅B1出口)

地図はこちら

主催:東京弁護士会 外国人の権利に関する委員会

 

 

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「コラプティオ」

2013年01月05日 | 詠む

「コラプティオ」原発事故を逆ねじに 理想に燃える政治小説

コラプティオ」 真山仁 文藝春秋

著者の経済小説は幾つか読んだが、こんどは渾身の力を注いだ政治小説との触れ込み。

事故を起こした国だからこそ安全を訴える、安全な原発を作って世界に売り込む総理。

信じられない神経だが、そういう考えるひとたちもいるのだろう。その論理構造が知りたかった。

68点。

 

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東大生

2013年01月04日 | 詠む

東大生「みず物語」なんとまあ 微細に語るキャバ嬢の戦

東京大学みず物語~キャバ嬢の仁義なき戦い~」 黒咲藍 グラフ社

正月に入ってからの掃除の合間に熱心に読んでいたら、同居人から水質研究の本かと訝しがられた。東京大学の現役キャバクラ嬢が書いた小説。

店に来る男どもの生態、欲望。手玉に取る女たちの、ありよう。なまなましい。

二十歳そこそこで、こんな仕掛け、桎梏しがらみを知ってしまったらどうなるんだろうと思うが著者は冷静に観ている。

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「凸凹の

2013年01月03日 | 詠む

「凸凹のサバンナ」それは子豚とも 一緒に暮らす法律事務所

凸凹サバンナ』 玖村まゆみ 講談社

貧しい主人公、法律事務所長が硯をすり「虚仮の一念」と...お習字。当たってるなあ。

法律事務所の職員が上梓した小説。努力作。

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「真鍮の

2013年01月02日 | 詠む

「真鍮の評決」なるはリンカーン...弁護士ものの第二作なり

 「真鍮の評決 リンカーン弁護士」 マイクル・コナリー 講談社文庫

映画を見てから原作を読み納得したリンカーン弁護士。その第二作。

普通のブログって先ず梗概を書くのが定番なのだが、そういうことはしない。ごめんね。

一般情報を知りたい人は下線リンクを参照してちょうだい。

おもしろくて、ためになる。「魔法の銃弾」かあ。

刑事事件についても、陪審制度についても。

--- 備忘メモ ----ねたばれ部分になるところは、割愛

上51 「口をつぐんでいさえすれば こんなところにいないだろうに」殺された弁護士の事務所の壁の真鍮のプレート。それを見て、リンカーン弁護士は「処世の辞だ」と思った。

上110 スーツケース・シティ。ロサンジェルス、スペイン語で天使の複数形...由来の街の、別名なんだ。なるほど。

上115 リンカーン車のヴァニティプレート。「あい・うおーけむ」、わたしが彼らを無罪にします。ずばり「のっと・ぎるてぃ」もあり。

上143 追跡用アンクレット・モニターを装着。二人を銃殺した容疑でも保釈か。

上153 夫が厳しい上級裁判所判事だと、妻の弁護士は「忌避」要因となる。一時的に共同弁護人となることにより、わざと利益衝突を発生させ、ほかの判事に担当変更させる。そして辞任する。弁護活動をせずに大金を稼ぐ弁護士。ずるいというか何というか米国ならでは、なのか。

上280 敏腕刑事がカナル型イヤホンで聞いていたのは、フランク・モーガン。収容されていたサンフランシスコの刑務所でアート・ペッパーと共演。刑務所でサックスを演奏するなんて、彼我の差は果てしないぞ。

上322 判事との面談に4分遅刻。すると法定侮辱罪での拘束&罰金&カリフォルニア法曹協会への釈明3点セットか、慈善団体の寄付。どちらか選べと迫られる。結局250ドルの寄付。きびしい、4分なのに。

下43 公用車に乗った刑事は、車をレストラン駐車場係りに預けられないので自ら駐車場を探す。弁護士の推測では、トランクにショットガンがあるから。そんなに注意深くても、食事のときにビール飲むんだよね。米国って、飲酒して運転する展開って普通にでてくる。

下57 陪審員。選択の場面。ひじょうに精密に描写。なるほど。

下98 法廷の弁護側1列目の予約席。弁護士の娘の席を用意する。サイド・ストーリーなのだが、この娘や元妻=検事とのやりとりも秀逸。

下108 弁護士の冒頭陳述。うまい。陪審に語りかける演説。誰に何を伝えるか、重要点を把握した簡潔明瞭さ。

 

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