千恵子@詠む...................

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「大脱走」

2013年01月01日 | 詠む

「大脱走」みんなそれぞれ個性派だ うまずたゆまず力あわせる

映画「大脱走

脱走ものだと吉村昭のノンフィクション小説「破獄」に感動したが、彼は単独で何回もの挑戦。この映画は各人の個性が相まって、1944年の用意周到な大脱走に至る、その経緯が濃密に描かれる。

独房王(The Cooler King!)は、スティーブ・マックイーン。18回の脱獄を繰り返した一匹狼が、みんなと心を合わせるようになるところが良い。一種の成長譚とも、とれる。

そのほか、みどころ満載。数年前にDVDで観たときは、軍人が多数出てくる=たんなる戦争ものとしか感じなかったが...銀幕で観て圧倒された。

名画座の新橋文化で金曜まで上映中。併映の「宇宙人ポール」は、B級快作。

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