千恵子@詠む...................

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合田もの「我らが少女A」なりや高村薫...最新作と

2020年01月10日 | 詠む

「我らが少女A」 高村薫 毎日新聞出版

 90年代、高村薫を何冊も読んだ。その合田雄一郎シリーズ6冊目なので、読む。

今度は刑事でなく、警察大学校の教員になっている。事件は12年前の未解決もの。

普通のミステリーと全然ちがう。なんとも形容しようのない高村薫流、ターナーの絵のような精緻。

ADHDの子供、そして大人になった視点てこうなんだ。ひとつの例だけどね。

合田誠の絵が好きだという気持ち悪い男がでてきたり、なんとも色々あるなかの少女A、B、C、D。そして少年。

うまく感想が言えない不思議な小説。メディアミックスの手法を取り入れてるそうだが、テレビゲームすら知らない私には遠いかんじ。

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