映画「悪の法則」 原題: The Counselor = 弁護士
去年は「プロメテウス」を監督した巨匠リドリー・スコット最新作。
今度は宇宙の果てでなく、カリフォルニアか。予告編が小粋な創りで、セレブリティ満載。
ところが本編は、ぜんぜん予想と違う展開。メキシコのボーダータウン、麻薬カルテルのフアレスが鍵。
そして暗喩に満ちた脚本。
凡作「清須会議」を喜ぶ日本人や、「凡庸な米国人」には...なかなか理解しにくいだろう。
問題作というかコントラヴァーシャルな作品である。
主人公の弁護士は、マイケル・ファスベンダー。画像の左端。
死刑囚の女の頼みをきいたことから、不条理の独楽が廻っていくのか。
もう1回みるべきかなあ。