カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

チェンソーを新調するかで悩み続けた日々(笑)

2017-12-16 21:52:57 | いろいろ作業ぉ

この一か月ほど、豆仕事など肉体的には楽な作業ばかりで、すっかりからだがなまってしまった。


裏山の草刈りにえっちらおっちら上がる。



3日前にも上がって斜面で1時間半ほど踏ん張ったら、夜には50肩がしんしんと痛んで、2日ほどさぼって甘酒など作ってごまかす。



今朝も頑張って一時間半ほど。夏と違って草の量が少ないので、夏の倍はできる。汗びっしょりだけど。

 

 

 

足が下手するとsサイズで、からだはカーネルおじさんだから、もう大変よ。立っているだけで。

 

それで背負い式の草刈り機背負って振るわけで。

 

 

午後は強風でまたさぼり。

 

 

 

ところで、先日台風で倒れた倒木を丸太に切っていて、ついに9年使ったチェンソーが壊れた。


と言っても、頼めば1万円以下で修理してもらえるものだが、これって越してきて初めて買ったホームセンターで一番安いチェンソー。2万円くらい。よくこれだけで9年も自分で直しながら使ってきたもんだ。



もう元はとったし、やはり刃の目立てやメンテはしてきたけれど、パワーが落ちてきたことは否めない。



この際新調するかと思った。




チェンソーと言えば日本にもいいメーカーがいくつかあるし、性能もよ良く安価なのだが、やはり世界には男が憧れる二大ブランドがある。


ハスクバーナとスチールである。前者はスウェーデン、歴史は300年以上。後者はドイツが発祥。歴史は90年ほど。今調べるまで僕はアメリカ製だと思っていたけど。苦笑



今書きながら軽いショックを受けているが、ドイツだったのね。


ハスクバーナはでかくて重いという印象があって、スチールは長年の憧れだった。ドイツってことは正確にはシュティールとか発音するんだろうか。

 

 

チェンソーって言っても排気量、刃の長さもピンからキリまであり、プロの方々は伐採や枝打ちなどの場合に応じて何台も使い分けるものだ。



だが僕など、細い木しか切らず、もっぱらその枝を整理したり、短く玉切りにする程度のど素人には刃の長さ30cm程度のもので充分。(これでも理屈上は直径60cmの木まで切れるということ。)



で、選んだのがこれとこれ。



 

 

どちらもほぼパワーも重さも性能もほぼ同じ。



だが値段は上のが倍する。



どこが違うかおわかりだろうか。

 




持つところが上はほぼ一か所。(実際には縦横二か所で持つのだが)下は離れた二か所である。








性能はほぼ同じだから、ただ切るだけならば下のが安くて充分なのだが、やはり高くても「片手で持てる」というところが大きく違って便利なのである。

 

 

実は最初に買った(今回壊れた)ものも、たまたま上のタイプのものであった。




普通プロは地面からの伐採は下のタイプを何種類も使い分け、木のてっぺんまで人力で枝打ちしながら上って、上の幹から伐採して落としていくのには上のタイプの軽量型を腰に吊るして使ったりするようだ。

 

 






枝や幹を平らなところまで落として運んでから、それを40cmくらいに薪用などに切ってゆくときに、片手で枝を持ってもう片方で切っていくのと、地面に置いたままで、両手でハンドルを持ちながら切っていくのとでは、前者が圧倒的にやりやすく早い。



ただね、やはりうちには予算的には厳しいわけで、(4月に背負い式の草刈り機も買ってしまったし)他にそんなお金があれば洗濯機とか買い替えたいものもいくつかある。ビルトインコンロのガスグリルなんかは、水分で穴が空いても耐火セメントで10円くらいで直しちゃっている。この10日間ほど、悩みに悩んでいたのでした。



 

しかしこいけの了承も得て、昨日いつも利用している農機会社に勢いで注文してしまった。上のやつね。



それでもやっぱり、こんな高級な買い物を年末にすべきでなかったのではないか、などとまだ悩んでいるのであった。笑



もうしばらく水だけで暮らします。なんちって。



 

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手前みそのうた

2017-12-08 22:17:52 | 手作り

 目の方は月曜日に、傷の治りが悪いとのことで追加されたステロイド剤が効いてきたようで、だいぶ良くなってきた。(と思う)

 

 

豆仕事も終わり。

 

足踏み脱穀機、

 

 

 

 

唐箕も掃除して倉庫へしまった。

 

 

 

 

干しものだらけ。

 

 

 

 

 

結局大豆は約10kg、黒豆は2kgほどが採れて、昨日は5か月ぶりに両親に届けてきた。

 

 

 

これで来年の味噌も、というところでやっと思い出した今年味噌。



初めての手前麹。



ちょっとどきどき。

 

 

倉庫に行ったらば、まだ昨年仕込みの味噌が一樽残っていた。

 

 

 

ま、それでも開けてみる。



表面にはカビがびっしり。

 

 

 

と、思ったらばラップの上だけで、重しをどかしてラップごと捨てた。

 

 

 

あとはふちのゼリーみたいな部分を少しとって(多分ここも不味い)、終了。

 

 

 

 

 

新味噌登場。

 

いい香りがしていた。早速冷や飯をにぎったやつに味噌を塗りたくっただけの味噌おにぎり。これがかなり旨いのだよ。味噌を味わうには。



 

もうすでに素晴らしい出来。手前麹が失敗していなかったことを実感して安堵した瞬間。

 

 

 

お味噌汁にすると、まだ塩っぱさが若干香りに勝っていて、まだまだ熟成が足りない、今後が楽しみだ。




昨年味噌と合わせたりして、ゆっくり熟成を味わっていこうと思う。ことほぎ。

 

 

 

では一曲お送りしましょう。

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追悼 はしだのりひこさん

2017-12-02 22:28:44 | 思ひ出のうた

72歳だったそうだ。


花嫁とかも好きだったな。


アメリカンPOPS派だったけど、実はフォークソングも昔は好きだった。


こんな僕にも昔温泉町でのひそかな恋があったなぁなんて、この曲を聴くと想い出されます。


 

大豆唐箕選、電柵片づけ、苗床作りと寒風にさらされて眼が痛む。

 

 



 

風 /はしだのりひことシューベルツ (1969)


左は杉田二郎氏。

 

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再来年4月だって

2017-12-01 22:25:36 | つれづれなる想い

もっと早くできないのだろうか。おいくつだと思ってんだ。




鶏肉猿除けネットのロール巻き。大豆畑の片づけ。耕運。小麦畝間の中耕。土寄せ、

 





2m×50m。よいさ、よいさ。

 





はぁ眼が痛い。寝ます。やばいなぁ。



もし万が一快癒したら国民全員でことほいでくださいねん。

 

 

せっかく二か月に渡ったしつこい咳が、嘘のように治ったと思ったらばこれだ。




人生ままならないものよのぉ。苦笑

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