カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

木更津の親の会へ

2007-04-04 00:20:00 | ひきこもり・不登校

僕も一度行き出すとなかなか休めない性格なのか、4ヶ月連続。

いつものメンバーで全部で5名。


近くの(家から10分の)高校へ入学したが「行く気はない」(本人談)という言葉通り、数日通っただけの高校(新)二年生の男の子。

留年が決定し、今度は私立の高校(千葉市内・全日制)へ編入したいと言い出して、説明会へもお母さんと行ったそうで、そこで知り合った先生とメールしたりして、行く気になっているらしい。

しかし高校入学時から、行かなくてもお腹が痛くなる症状に苦しんでおり(過敏性大腸炎?)、近くの心療内科からSSRIをもらっているが、効いていないようだ。

今度願書を出しに行く際には「お腹のことがあるので、お母さんに車で一緒に行って欲しい」と言っているそう。
お母さんに「高校へ行って欲しいの?欲しくないの?」と聞いてきたので、お母さんは「行けるなら行って欲しい」と答えたそうだ。



で、そのお母さんが下の男の子(中学生?)には「行かなくていい」と以前言っていたことが、議論を白熱させた。


ちょうどK君の話もあって、やっぱり「ねばならぬ」で本人は言っているのではないか?
いったん休むと言う選択肢を与えて、あとは本人自身に決めさせるのがいいのではないか?
などという意見が出された。

(メールで今回K君のお母さんもお誘いしていたのだが、残念ながらいらっしゃらなかった。)



「行く気はない」というのは「本当は行きたくない」とは言えない本人の精一杯のプライドだったのではないかなぁと思った。

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4 コメント

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休もう会でみんなで話したKくんのことと同じで、 (のんのん)
2007-04-05 09:39:27
休もう会でみんなで話したKくんのことと同じで、
やっぱりそのコもまだまだ本当は高校に行く段階でも気持ちでもないんでしょうね。
いろんなことに気を配ってやらないと行けないという状態のときは、
うちの次男のときのことを考えてもやっぱりやめたほうがいいんじゃないかなあと思います。
「行きたい」という言葉を聞くとついついうれしくなってしまうお母さんの気持ちもわかるんだけど、
でもその言葉もやっぱり自分が言わせてるんだということに気付いて、
すっぱり腹をくくってあげないと、って思ってしまうけど。
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のんのんさん (あべっち)
2007-04-05 15:58:19
のんのんさん

のんのんさんもそう思われますか?
願書を出しにも一人で行けないということは、通えないってことでしょ?って言ってた方がいました。

なんかK君とだぶってしまいます。

>でもその言葉もやっぱり自分が言わせてるんだということに気付いて、すっぱり腹をくくってあげないと、って思ってしまうけど。

その腹をくくるって言うのが親御さんにとっては、大変なことなんでしょうね。
もう少し頑張らせたら、頑張れるのではないか?そう思ってしまうんでしょうか。
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わたしも偉そうなこと言ってますけど、 (のんのん)
2007-04-06 04:26:45
わたしも偉そうなこと言ってますけど、
長男が一日置きに登校していたときは
「一日置きにでも行けるんなら」なんて全く逆の方向に勘違いして
「もう少し頑張れば毎日」なんて思ってましたからね。。。
一日置きにやっと行ってるってことが、
どんだけ苦しいことかわかってなかったんです。

だから、そのお母さんの気持ちも想像はできるんですけど。
でもお母さんに「学校行ってほしいの?」なんて聞くっていうことは
「ほんとは行きたくないんだ」ってことと同じ意味ですよね。
親の気持ちに応えようとするところが切ないですよね。
腹をくくるってことが大変なこともわかるし
かかる時間やきっかけも人それぞれだから
「腹をくくったほうが」なんてなかなか面と向かっては言えませんけどね。

でもお母さんも大変だけど、一番大変なのは本人なんですけどね。
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のんのんさんも始めはそう思われたのですね。あり... (あべっち)
2007-04-06 07:28:08
のんのんさんも始めはそう思われたのですね。ありがとうございます。

皆さん最初はきっとそう思われるのではないでしょうか。

長男君、そういう時期があったのですね。
のんのんさんも、以前書かれてましたが、一日置きということは、一晩の充電ではもはや足りなくて、行くだけのエネルギーレベルに充電するだけでも丸一日かかってきたっていうことなんでしょうね。

それに気付かれたのんのんさんは、よくお子さんを見たからだと思います。
長男君(に限らずお子さん皆ですが)は、のんのんさんのお子さんで良かったと思っているのではないでしょうか。

子どもは、ほんとけなげで、自分を振り返って見ても、親が頑張らせようとすると、死ぬか生きるかってとこまで、どこまでも頑張るように思います。もうそうなると本人は(毎日必死ですから)無意識ですが、もう学校へ行くことは親のため家のためなんじゃないかと思います。

先日も終わりの会だけに行っているお子さんのお話がありましたが、親御さんが腹をくくれれば、子どもさんは救われると思うのですが。
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