昨日に続き黒米籾乾燥3日目。予報と違って大していい天気でなかったけどな。(不満)
トヨサト稲刈り2日目。
一人で刈って束ねて運んでおだ掛けするのは疲れた。暮れるのも早いので昼休みもそこそこに、二時過ぎで刈るのは終了。結局おだ掛けしてロープで固定して、黒米を取り込んだら5時過ぎてた。
しかも山から猿が下りてきて、うちの屋根に登ったり、柿や大豆も捕っていたので、気になった。時々戻って、手をたたいたり爆竹鳴らしたりしたけど、じきにまた下りてくる。困ったもんだ。
う~ん大豆になるまで畑に置いておきたいけれど、早取りしておだ掛けして乾燥するか、悩み中。
自然農では、こんな風↑に束ねたイネ子を2:1に分けて、交互におだに掛けてゆくと、扇のように4段に掛けられて安定して、乾燥しやすく、雨にも濡れにくいとされている。
しかし・・・半年以上もかけて育てた(勝手に育った?)イネ子達をざっくりのこ鎌で刈って吊しているのだからある意味残酷な姿かも知れない。
けれど、イネ子達はまだ死んではいない。命がもはや短いと悟ったイネ子達は、これから最後の力をふりしぼって全身の栄養とエネルギーとを子ども(お米)に送りつづける。だからお米が美味しくなるとされている。
たった一粒の種籾からおよそ2000粒(とも3000粒とも)ものお米を産むイネ子達。
そう考えると、神々しささえ感じるよなぁ。あぁ疲れる、早く終わって楽になりたい、なんて考えながらざくざくと刈っていた自分を少し反省したりもするのでした。
やっと3区画のうち2区画と3列が終了。あと9列(×60本)ほどあるんだけど、明日は夕方授業が入っているので全部は無理だなぁ。一気に終わってしまいたいのはやまやまだけど。
たいへんですねえ。
1粒のムギ、もし死なずんば
なんて言葉を思ひ出しました。
日本なら、ムギぢやなくてコメだつたんだらうなあ。
1粒のコメ、もし死なずんば。
そうなんだよ。動物王国だからね。イノシシ、猿、鹿、野うさぎ、たぬき、ハクビシン、モグラ・・・・(苦笑)
そっちの相手も大変です。
一粒のお米も、死んで2000粒のお米に生まれ変わるんだね。