黒米朝紫の種まき。
昨年は野ウサギ、イノシシに全滅させられたので、一昨年に収穫して冷蔵していた種もみの残りを使う。
親父のことでバタバタしていて手に付かなかった炭焼き。
およそ4週間ぶりの6窯目準備。これで今年は最後となりそう。
さて、昨日は八千代の親の会のOさんが、娘さんとお寄りになられた。
6年半ほど前、まだこちらで始めて数か月経った頃一度いらして以来。
染めから織りまでされる方で、その時の会話を詳しくは覚えていないのだが、うちの玄関ホールに何か作っていただこうかな、買いますからなどという図々しいお願いをしたのかも知れない。
その後、お互いに忙しく(親の介護など)、そのこともいずれ忘れ、僕も親の会にもなかなか行かなくなって年賀状だけの交換みたくなっていた。
Oさんは、先週数年ぶりにお会いしたFさんから同じ親の会の世話人を引き継いだ方。前日に数年ぶりのメールがあり、急きょいらしたのだが、おみやげに差し出されたのは、6年前に出たその織物。
2m40cmにもなるそのタペストリーを、お忙しい合間に少しづつ6年間かけて織ってくださっていたのだ。
嗚呼、あの時に僕らが調子に乗って、気軽にお願いしたような形になっただけのものを、何年も忘れずに覚えていてくださってそれを今回わざわざお届けくださったのだ。
6年間大変な重荷を背負わせてしまったのだろうなという恐縮した想いと、驚きと、職人魂とでもいうべき誇りと、色々なことを感じてしまった。
Oさん、じっくり飾る場所を検討してまた写真をアップさせていただきますね。本当にありがとうございました。
それにしても・・・先週のFさん、今週のOさん、との数年ぶりの再会、しかもどちらも僕の近況はご存知なかった、(今、親父の件で行ったり来たりしている)八千代との縁の思いがけない復活に、不思議な感慨を覚えるあべっちなのでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます