カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

K君との別れ

2013-02-21 20:12:56 | つれづれなる想い

昨日K君のお通夜に。

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雪も午後には乾き、お昼過ぎに出発。どうみても早いとは思ったけれど、不安だからね。ネットの地図では片道70Km弱。








そのうちアクアラインなどの高速が半分以上。

渋滞しなければ、一時間半もあれば到着できる距離だった。









早めに着いても受付など何かお手伝いでもできれば、と思ったし。

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アクアラインの降り口で間違ったものの、なんとか復帰、3時頃にはあと少しのところまで来てしまった。




市ノ坪。なつかしい交差点。








それまで思ってもいなかったが、直進すべきところを、思わず綱島街道を左折してしまった。







中に入るのは卒業以来の母校。かつて5年ほどアパート暮らしをした町。








駅の周りもだいぶ変わって少し回り道をしたがなんとか、到着。








毎朝原チャリで登校していた道、あれから更に細くなったように感じた。







アポなしだったから、いらっしゃらなければそれでも仕方ないけど一言M先生にご挨拶をと。K君のこともご存知かどうかわからなかったし。



押しかけだったけれど、ノックしたら在室されていて、しばし時間を割いていただいた。




K君のこと、ご無沙汰のおわび、在校当時から対人緊張があってせっかく推薦していただいた会社を数年でやめてしまったお詫び、ずっとこもって今は耕さない農法で百姓になったことなどを一方的にお話させていただいた。




ご迷惑だったろうけれど、卒業以来一度も足の向かなかった苦手な先生にお会いできたのもK君のおかげと思っている。
もう訪問することはないと思うけど。

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お寺に着いたのは4時頃。



すでにたくさんの関係者がおられて、お手伝いは必要なさそうだった。




二度彼の姿を見せていただきお線香を上げさせていただき、焼香の列にも並ばせていただいた。
















なんかやっぱり変な大人になってしまったんだろうね。自分。


















帰宅したらこれだ。苦笑

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明けて今日はこれだ。


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樋の工事の後片付けなどをやる。排水のために掘った溝を埋めたり、大きな石ころを片付けたり。








途中こいけの元だんなや、長女のだんななどが来宅。
向こうも気を使ってるんだろうなと思いながらも、なんかうちが乗っ取られた感がしてしまう。長女のだんななんて今までほとんど顔見せなかった。







一応ご挨拶はして愛想よくするが、心では違うことを考えている。僕は家には入れない。沐浴させているようだが、部屋が一杯だろう。ふきのとうなど採って時間を待つ。








もっと愛想よくしなくちゃと思うけれど、やっぱり居場所がなくて気が休まらない。


















車も一杯。

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6 コメント

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妖怪時間帯に今晩は。 (ごんぞう)
2013-02-22 02:15:00
妖怪時間帯に今晩は。
恩師にご挨拶とお詫びができてよかったですね。とても大きな事と思います。階段を上った印象を受けました。お友達の繋いでくれた縁ですね。

お友達の事は言葉が見つからないです。

あべっちも、我々にそういう思いをさせないように、長生きして下さいな。KKさんも蛍を見に伺いたいって。

家に居場所がないのは気の毒だねぇ。大概の人は、その状況では、そんな気持ちになると思います。

受け入れているあべっちは優しいし忍耐強いと思う。

コイケさんはお嬢さんに引け目があって、母親としてできるだけの事をしたいと思ってらっしゃるのかな。

でも、なんだか不思議です。

とはいえ現状こうなっているから、ストレスをためない工夫をするしかないね。

大爆発するまえに、小出しで、いやなことはいやと、コイケさんにニッコリ笑って言ってしまいませう。

後はベイビーズを抱っこして癒されて。
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ごんぞう君 (あべっち)
2013-02-22 08:56:47
ごんぞう君


ありがとう。K君の分までしっかり生きないとと思っているけど
一方でやはりそのつどつどで、普通じゃない自分に向き会わざるを得ず、
こいけにだけ見せてはいたのですが、今回はそれを一番見せたくない
人たちに望まずに見せることになり、自分という人間と今後も付き合うことに気の重さを感じています。


なるべく外で作業して、あとは夜は顔を合わせないようにあてなしで別に飲むとかしていようと思います。


夕方寒さに耐えかねて家に入ると、元家族がお茶飲んでた。
いいことなんだよね、きっと。僕にはそう思えないだけで。


長女のだんなも、こいけ元だんなも、娘たち注文の書類や連絡、おむつや食料品などを買い物して、来てくれてるのだけど、「よろしくお願いします」って言われてそれぞれの一人のねぐらに夕方には帰ってしまう。そのときもなんか違うんじゃないか感がどうしてもしちゃう。


KKさん、そういえば蛍見たがってるんでしたね。すぐ近くで6月見られますよ。


なんだかんだベイビーは少しは抱っこさせてもらっています。大人は緊張感走っちゃうけど、赤ちゃんはかわいい。
体温が僕は温かいせいか、泣く子も黙ります。笑


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私もその状況「ちょっとおかしい」と感じますよ。 (ごんぞう)
2013-02-22 23:18:35
私もその状況「ちょっとおかしい」と感じますよ。
特に御嬢さんたちの夫さんは、自分の家で過ごさせるべきじゃないかな?

「ふつう」なんてあってないもの。
ママたちなんか見ていると「この方常識の感覚がキレてるんじゃないのか」と思う人たくさんいました。
でも「ふつう」の顔して生活できる。
強いもの勝ち。
あと「持てる者はたたいてよし」「持てない者はさげすんでよし」みたいな事を恥と思わない人も堂々と「ふつうよねえ」って生きている。

自分が普通じゃないって思わなくていいよ・・・って人には言えますけど( ̄▽ ̄;)かくいう私はずっとひきこもって家にあるもの食べてますヾ(・・ )ォィォィ

ストレス溜めないでね。おつまみ食べて呑んでおくれ~

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ごんぞう君 (あべっち)
2013-02-23 00:45:30
ごんぞう君


ありがとね。

そういう感覚が少しでもわかってくれる方がいてやはりほっとします。


でも・・・僕さえじたばたしなければ、皆幸せで丸く収まったんだよね。

来てからやっぱり来て欲しくなかったなんて酔って言うのは、間違っているんだと思う。

そういうこと、普通は思っても言わないものだよ。苦笑

だからそういう自分を情けないと思う。


産後で弱ってる娘たち。昔離婚して娘たちを捨てたと思い、その後乳がんになって、再発の不安もあり今年還暦のこいけが、しかも娘たちの同時出産という奇遇もあって両方の家庭に赴くことはできない、なんとか最後かもしれない母親として娘たちと孫の産後のひとときをめんどうみてやりたい、娘たちは昔から僕のことも知ってるし、娘たちが本当の父親(こいけ元だんな)の家よりもこの家を望んで、断りきれないままここしかないという選択になった経緯はもう自然な流れ。


こいけのこの娘への愛情と罪悪感、想いの強さはたじろぐほど。でも、僕はそれをごり押しのように感じてしまった。
だから、この何ヶ月かずっと平行線で、これをあと終えたとしても、僕らはもう壊れたんじゃないかなぁとも思っています。



要するに僕だけがついていけないまま。



産後のこいけ娘たちにとって僕は強いものであり、持てるもの、だよね。きっと。




それでもいちいちいらいら、はらはらして、キッチンも遠慮して入れなくなってしまって、ますます皆にはらはらする想いをさせてるだろうことは、辛いです。



でも、どんな変な恥ずかしい自分でもね、ずっと変われなくても、完全に見捨ててしまうことはできないよね。自己愛と言われてもしかたないかもだけど、自分の最終的な味方は自分しかいないとつくづく思う。



もう遅いかもだけど、努力して、あと何週間かぐっとこらえていかなくてはと思います。あ、ウィスキー、このこいけ専用に作った玄関際の部屋(2畳ほど。今だけ僕の寝室になった)に持ち込みました。つまみ忘れた。笑






いつか、飲もう。ごんぞう君。







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OB会行ってきました。M先生やF君ともお話しました... (O澤親ビン)
2013-02-26 00:00:22
OB会行ってきました。M先生やF君ともお話しましたよ。様子をまた連絡しますね。
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あ、そうか、聞いたよ。 (あべっち)
2013-02-26 08:32:51
あ、そうか、聞いたよ。

Fさんに誘われたもの。
M先生は驚いただろうなぁ。あの時。

連絡待ってま~す。
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