カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

押しかけ鴨農法

2016-06-23 11:00:30 | 自然農お米作り

大雨。

 

本田への水量も豊富なため、かけ流し状態で深水にしてあるが、ため池から鴨野郎達が入り込んでもう鴨池みたいになっている。今朝は10羽くらいいた。


ため池の水深は1mくらいだが、その底には泥がたくさん堆積して、そこまで鵜のように潜ってなんかエサを探すよりも、僕の田んぼならでかいミミズや虫がたくさんいるもんな。

イネ子を食べてるんじゃなさそうだけど、40cmくらいの鴨が水面を泳げば折れるイネ子も出てくる。


時々ロケット花火なんか打ち込んだってその時だけ、打つ手はない。空飛べるからね。

 

 

一昨日作ったパン。


 

 

昨日自然農の仲間でマクロビオティック料理の先生Yさんが、いらした。

 

僕の田植えで余った苗を分けてもらうのと梅採り。彼女も今年から一枚の棚田を借り、小香でなく自宅近くでの田んぼ作りを始めた。で、4月に種もみを分けてあげて蒔いたのだけど、うまく育たなくてということだった。



僕とは全然違って、厳格な自然食派の彼女、あちらの仲間と本格的醤油作りにも挑戦していて(加藤登紀子さん夫妻や、長女さんなどとのつながりがあるNPOにも参加している)、砂糖は一切使わない、パンも天然酵母を自作して作っているんだとか。

 

で、僕の手前小麦パンを試食してもらったら、小麦の美味しさとは別に多分ドライイーストのためなのか多少酸味を感じると言っていた。ドライイーストって使ったことないんだけど、っていう衝撃的な人。作る気になれば、お米からでもレーズンからでも天然酵母って作れるんですよって。

 

そこまでする気はないけど、ついでにマイ醤油もちょっともろみを味見してもらった。製法が少し違うようなので、塩分濃度なども多少違うようなんだけど、そこそこ発酵は進んでいるそうだ。



まぁあちらは80リットルの樽で仕込んで、油圧で絞る機械まで自作してるというので、全然レベルが違うんだけど。



苗箱に3トレイほど残ったイネ子苗達を捕植用に溝に漬けてあったんだけど、ほとんど上げてしまった。鴨達があんまり今後倒さないでくれるといいんだが。望んでいないのに勝手に押しかけ合鴨農法(合鴨じゃないんだろうけど)。苦笑。一羽食べちゃおっかとも一瞬思うけど、しめるのできなさそうだしね。売ってる鶏肉なんか食うくせにね、自分でしめるのはびびるんですよ。嗚呼自己矛盾。

 

 

 

 

果樹園

 

 

 

 

 

 

こちらは棚田。

 

 

 

 

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