カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

やっぱりうちご飯が好き。

2007-09-07 07:58:31 | 食べ物

夕べは結構な台風だった。今うちの周りは竹が倒れ、あ、ゴーヤが支柱ごと倒れてる。瓦は大丈夫そう。後始末がまた忙しそうです。



ここ数年うなぎが好きだ。


たまに買ってくるのは冷凍の安いやつ(中国産が多いかな)だ。5~600円くらいの。
でも、オーブントースターでこいけが上手に焼き直してくれて、美味しい。


しかし・・・世の中は広い。プロと言われる人たちにはそれなりの経験とノウハウがあるはずだろう。たまにはそういうところに食べに行くのも今後のいい勉強だ。


マ○ー牧場のそばの、この辺では結構有名なうなぎ屋さん。10年以上前に別の人と行ったことがあったっけ。(何を食ったかは覚えてない)


夏の間は混むと思って行けなかったが、昨日は台風接近で空いているだろうと思い立ち、行ってみた。


果たして、お昼時なのに僕らだけだった。良かった。
誰もいないのにテレビがついている。今テレビの音は怖いので、なるべく奥のテーブルへ座って、こいけにそっと小さくしてもらった。


出されたお品書きを見ると、なんと、うな重の一番安い"梅"で2100円!が~ん。
せいぜい1500円くらいかと思ってた。
しかし・・・ここまで来て、じゃ帰ります、とも言えないぢゃないか!


お重でなくて、うな丼でいいんだけどね。そんなのありゃしない。
お吸い物とうな重で2100円。二人で4200円。仕方ない。


待つこと20分、親父はガムをかみながら焼いている。と思ったら、テレビの前に行って少し音量あげて台風情報見てやがる、コラっ。
でもなんとか大丈夫。


お、たれにつけたよ。
あのタレが秘伝なんだよなぁきっと。何年も何年もつぎ足しつぎ足しってやつね。
いったいどんなお味なのかしら・・・?2100円だもんなぁ。
テーブルに運ばれたうな重を思わず写真を撮ってしまった。





でもね・・・
大したことなかったの。





歯ごたえも、皮がパリっとして固いし、身と皮の一体感がない。それが本物のうなぎの焼き方なのかも知れないけれど。タレもびっくりするほどじゃなかった。
お吸い物はいつもの永谷園か?と思うほどの、みょうがとお麩の食べ慣れた香りとお味。肝吸いとかじゃないの?


ぬか漬けは美味しかったな。それだけが救い。


車に乗り込んだ途端、こいけと「大したことなかったじゃん!高ぇ~」で一致。


「いつもの安い冷凍うなぎの方が美味しいくらい、4200円も払うんだったら、980円くらいの(国産の)冷凍うなぎもたくさん買えるじゃん!」という話になり、「じゃ今から鴨川のおどや行ってうなぎ買ってこよ。で、夜も食べて比較しよ、そうしなきゃ収まらないよ」、と言うことになって、鹿野山から鴨川へ直行。30km。


1尾780円の国産と2尾980円の中国産と、悩んだけれどやっぱり中国産を購入。安かったあじのつみれも。



・・・で、やっぱりいつものこれが美味しかったんよ。
でさらに、あじのつみれのおみそ汁もグンバツ。(→死語?)
これで二人で5~600円?



昼も夜もうなぎだなんてぜいたくは、もう今後ないと思うけどね。


いい勉強しました。
僕らは、安い冷凍のうなぎで充分満足だわ。

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