ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

Le Mans 1982

2010-02-09 | 模型いろいろ
ちょっと旧いポスターが出てきました。
82年のルマンのオフィシャルポスターです
昔、貼れパネに貼ってクローゼットの奧にしまい込んだまま
こんなのがあったこともすっかり忘れていました。

オートスポーツ誌のモーターレーシングツアーズで、最初ロングビーチの
F1を見に行こうと資料請求したら、送られてきたパンフレットの裏面には
第50回大会のルマンのツアー内容が書かれていました。
ちょっと迷ったものの記念すべき50回という区切りの大会、これはきっと
素晴らしいものが見られそうだ、行かねば!と観戦ツアーに参加。



ご存じのようにグループCの最初のこの年、ポルシェ956が登場して始まり
その後何年もの間続いたCカー、そして耐久レースの黄金時代となる最初の年でした。
ワークス、プライベーターの956にはじまり、マルティニ・ランチアLC1
ポスターに描かれたFORDのC-100、ニムロッド・アストンマーチン、ロンドーM382/379
異様な格好のLOLA T610、ザリガニのようなマーチ82G……と、今見ても魅力的で
個性的なマシンが次々登場した頃です。
中でも私が好きだったのはポルシェ・クレマーCK5とザウバーのSHS C6。
特に赤いBASFカラーに身を包み、特徴的なT字型のリヤウィングを掲げたザウバーは
独特な雰囲気を醸し出していました。

レースは下馬評通りロスマンズ956の123フィニッシュという圧勝。
13BロータリーのマツダRX7も14位という成績でフィニッシュしました。
956は数多くのプライベーターにも渡り、962と合わせて一時代を作りましたが
他のメーカーに与えた影響は大きく、956風のマシンがいろいろ出てきましたね。

こちらはミニチャンプスの82ルマンセット。
のちにhpiからも同様のセットが発売されています。



こっちはザウバーSHSのマッチボックスのミニカーです。
なんでこんなマイナーな車種を出したのか判りませんが面白いですね。
ミニレーシングとJPSから1/43で別仕様が出た程度で、ほとんどモデルが出ていません。
次回はレースの画像をいくつかアップする予定です。