ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

Le Mans Miniatures Porsche 917LH:4

2009-12-06 | PORSCHE
917LH、やっとデカールだけ貼り終えました。

このキットのライトまわりの赤いデカール、2本延びたラインがなぜか同じ長さです。
以前買って余っていた“さかつう”のデカールと比べてみました。
実車は内側のラインだけドアのところまで延びています。

さかつうのほうを使おうと思ったけれど、赤の色味がすこし濃すぎてイメージと違うため
キットのデカルを使って、この足りない部分は自作することにします。

大切に1本取って置いたモデラーズのデカールフィットを使って貼り終えました。
そろそろ中身が少なくなってきたので、先日購入したデカールフィットに変わる製品として
発売されたGSRデカール軟化剤をも試しに使ってみました。
糊の成分も入ってシルバリングが起きにくいらしいですね。



ライト上に貼るマーシャルのネコマークだけ残して貼り終えました。
乾燥後赤い部分をチョイとタッチアップ。
まあまあ良い感じではないでしょうか。
このあと足りない部分はクリアデカールに白サフを吹いてから、レッドを適当に調色して
エアブラシで吹き付けます。
Aピラーの根元あたりから“ロングレールの継ぎ目”みたいに継ぎ足して貼ることにします。







Le Mans Miniatures Porsche 917LH:3

2009-12-01 | PORSCHE
いよいよあとひと月ですね。

残りわずかになって仕事も詰まってきて、ちょっと焦り始めています。
それでも模型だけはわずかづつですが進めているのですが…。

917LHはボディー塗装を終えました。
シュトゥットガルトのホワイト・ジャイアント(エレファント)の異名の通り
迫力のあるスタイリングは非常に魅力です。
シャーシーもちょっと塗り進め、タイヤを履かせてから再度仮組してみました。
雰囲気はなかなかよろしい。
タイヤとホイールをフジミから流用しようと思いましたが、フジミのタイヤを
履かせてみるとサイドウォールの丸味が強いため、横から見るととても貧弱に見えます。
仕方ないのでキットのパーツを使うことにしました。

917のLHは以前作った69年型とこの70年型が一番スタイリッシュで好きですね。
引き続きデカール貼りへと進みます。
続く…。






Le Mans Miniatures Porsche 917LH:2

2009-11-24 | PORSCHE
大物マトラが終わってひと月。そろそろ何か作らねば、とは思うものの
なかなかエンジンがかかりません。
アストンもウインドとライトカバーだけ残してストップしているし…。
さてどうしよう…というところで、とりあえずマトラと平行で作る予定だった
ルマン・ミニチュア917LHをちょこっとだけ再開です。

ルマン・ミニチュアのレジンボディーは非常にきれいなので下地作りも助かります。
表面を一皮ペーパーで剥いてボディーのインナー・サイドシルを接着し、瞬間接着剤を
数滴垂らしたワークのポリパテで埋めました。
ここにシャーシーがピッタリはまるので、塗膜を考えてすこし削り込んでいます。



今回の資料のひとつ、“Porsche917 The Undercover story”
(英 PMM Books刊)
レースの写真はありませんが各部のアップ写真が豊富なので参考にしています。
修正後クレオスのレジン用プラサフを吹いて下地を整えました。



ところで今年のツールで初出場ながら大活躍を見せたスキルシマノの別府史之選手。
来期、ランス・アームストロングの強力チーム“レディオシャック”に移籍が決定!
スキルはプロツアーライセンスの申請を取り下げて、今期同様プロコンチネンタルチームで
来年も活動することが決まっていただけに、これは大きなチャンスです。
8度目のツール優勝を狙っているランスのために凄い顔ぶれをそろえた新チーム。
この中でいかに存在感を見せつけられるか、大いに期待したいところです。

タミヤ 1/12 PORSCHE 910

2009-11-13 | PORSCHE
つい最近エッチングパーツを付けて再販となったタミヤ1/12のカレラ10。

これは以前紹介したマトラの1年前、68年末に発売された最初のキットを当時制作したものです。
制作技術もないのに買っていきなりドアを開閉させようと、小刀(昔はエッチングソー
なんてー物は無かったですし…)でゴリゴリ切断。
どうやって開閉させるか考えた挙げ句、ピラー側に縫い針を埋め、ドア側には
細いワイヤを通して縫い針の穴に通しました。
もちろんピンバイスなんて物が、あったのかどうかも知らない時代なので
ガスの炎で熱した針をブスッと突き刺して穴を開けたわけです(笑)
ヒンジというより結んだだけのデタラメな細工でしたが、それなりに満足。



リアカウルはもうちょっと賢く(?)己型に曲げたワイヤをカウルとボディーに開けた
穴に通しました。
これは可動させているうちにすぐ壊れてしまったので、仕方なく取り外しにしました。
かなり前、一度塗装のやり直しとデカール貼り直しなど細部の補修をしています。
この完成品も40年近く保管してきましたが、2年前にまた作り直せばいいやと
売ってしまいました。
とは言っても9年前に再販されたキットはなかなか時間がなくて、作れずにいるうち
またまた再販されて…。



今回再販されたボックスアートは前回の再販のと違って、68年発売当時のイラストです。
でかいベージュの箱を自転車の荷台にくくりつけて、“ジョーナン”模型から家路を
急いだのを思い出します。とても懐かしいですね。

模型店再訪 - ひろポンの“わたしにも作れますぅ”

いまやどんな模型もお金を出せばそこそこ手に入るようになりましたが、あの頃の
買って帰る時の何とも言えない“ときめき”を、今はあまり感じることが無くなってしまいました。
歳はとりたくないなあ…。(=_=)

Le Mans Miniatures Porsche 917LH

2009-08-25 | PORSCHE
マトラと平行で製作開始するのはこれに決定~。

フランス、ルマン・ミニチュア製1/24レジンキットの917(またかい!)。
数ある917の中で69年型と同じくらい好きな70年型ラングヘック25号車です。
3番のサイケデリックは有名ですが、ホワイトと赤の2トーンのこのマシン
“栄光のルマン”のスタート直後、ボディーをよじらせながらミュルサンヌに
飛び込んでくるシーンを見て、一発で好きになってしまいました。
個人的に優勝したザルツブルグの917Kよりこっちのほうが好きかな。



このキットは4年ほど寝かせてあったので、そろそろ作るべ~と
押し入れの奧から引っ張り出してきました。
フルディテールだと作るのにも心構えが必要ですが、このくらいの
プロポーションモデルだと気が楽(?)ですね。

ルマンミニチュアのキットは非常にきれいで作りやすい製品です。
以前、さかつうのキットも持っていて、3番と25番で作り比べるつもりでしたが
レジンの収縮でテールが反り返っていたので売ってしまいました。
ご覧のようにプロポーションは非常にGOOD!
コクピットの中も一発できれいに型が抜けていますね。
バリもあまりないし、軽くペーパーがけして下地を整えたらすぐ塗装に入れそうです。
小物はフジミのキットとディテールアップパーツから流用することにします。



1/43 PORSCHE 917LH サイケデリック

2009-04-18 | PORSCHE
プロバンス・ムラージュの1/43レジンキット。
70年のルマンにマルティニ・レーシング(実際はポルシェ・ワークスです)から
エントリーされたポルシェ917LH です。
有名なサイケデリックカラーのこのマシン、ジェラルド・ラルースと
ウィリー・カウーゼンのドライブで総合2位に輝きました。

キットはプロバンスらしいスッキリしたモールドとプロポーションで
70年型ラングヘックの特徴をよく捉えています。
わずかにタイヤの径が大きいような気がしますが、出来上がった雰囲気は悪くありません。
コクピットや小物をちょっとだけディテールアップしただけで、あとはストレートに
組んでいます。

ヘッドライトの横、CIBIEの所のグリーンのデカルが寸足らずで、角度も合わなかったため
ここだけジャンクものデカールからグリーンの色味の合うものを見つけて足しています。

このカラーも良いですが25番の白いマシンが大好きなので
ルマン・ミニチュアの1/24もそのうち作ってみたいですね。




PORSCHE KREMER 935K3

2009-03-15 | PORSCHE
80年のルマンに出場したディック・バーバー・レーシングのポルシェ・クレマーK3。
アメリカのScale coachworks製1/24レジンキットです。
あまり聞いたことのないメーカーでしたが、レジンの品質もシャープで作りやすいキットでした。
タイヤだけはスポンジのようなスカスカした材質だったので、タミヤ製品に交換。
リヤとサイドのウインドウはプラ板に置き換え、内装にも少し手を加えました。
あとはシートベルト、インテークのメッシュ、インセクトピンの埋め込み
キルスイッチなどくらいのディテールアップです。

1回目の精密屋ウレタンクリアを吹いたあと、様々な事情で2ヶ月ほど放置した後
2回目のウレタンを恐る恐る吹きましたが、全く問題なく完成後2年たった今も
きれいなツヤを保っています。



アップル・コンピューターがスポンサーとなって、この年のIMSAシリーズにも参戦。
スポンサー効果が低かったとみえ、以後レースのスポンサーになった例を聞きませんが
どなたかご存じでしょうか…。
旧くはカルツォの1/43ミニカーくらいしか、見かけなかったモデルですが
近いうちに1/18のダイキャストモデルが発売になります。
またフジミからも7月に1/43が!
“コンピューター”の名前が消えてしまったAppleですが、古くからの6色林檎ユーザーは
楽しみに待ちましょう。




1981 PORSCHE 936 “Jules”

2009-03-06 | PORSCHE
1981年のルマン24時間に優勝した、ジャッキー・イクス/ディレック・ベル組の
ポルシェ936です。
タミヤの1/24、スピード競技用キットをベースに作りました。

すでに生産中止になったクリスチャン・ディオールの男性用フレグランス
“ジュール”のパッケージカラーに塗られています。
全面にちりばめられたJulesのロゴ、センスの良いカラーリングで
個人的にはMartiniカラーよりもずっと気に入っています。
デカールはスタジオ27。


主な修正点は、まずリヤウイングの支柱の根本をボディーと一体成型。
ノーズのリザーブタンクのふくらみをセンターに移動、前後のホイールの
ディスクを切断して深くしています。
ディスクのBBSの模様をイラストレーターで作り、デカールにして貼りました。
その他、スクリーン、アンテナ、識別灯や給油リッド、キルスイッチ
NACAダクトのメッシュなど小物を追加。
イクスのヘルメットを作ってそれらしく乗せています。


69: John Woolfe Porsche 917LH :完成

2008-10-11 | PORSCHE
ようやく完成しました。
とりあえずこんなところで納得です。
昔のキットだし、それなりに格好良く出来たとは思います。



フジミ917のワイパーが余っていたので1台はそれを付けてみました。
しかしこの程度のキットを1年もかけて作る人はそうそういないでしょうね…。
作りかけのレストア物がまだいくつもあります。

とりあえず次はイマイの1/16ロータス38です。




69:John Woolfe PORSCHE 917LH(4)

2008-09-12 | PORSCHE
前回の記事からもうひと月!

ウルフどころか相変わらずカメの歩みです。
ようやくここまで完成。
ノーズスポイラーを作り直し、ショボかったヘッドライトは洋白線でリングを作りました。
あとはサイドウインド、リヤウイング、ワイパーなど小物を残すだけになりました。

いつも思うのですが作り始めたら一気に完成させないとダメですね。
モチベーションが下がってしまうと、なかなかリスタートを切れません。
判ってはいるんですがねえ…。




69: John Woolfe PORSCHE 917LH(3)

2008-08-10 | PORSCHE
暑くて模型作りどころではなく遅々として進みませんが
何とかドライバーまで完成です。
キットと同じ1/20のタミヤ製ドライバーを乗せようとしたところ
大きすぎて全くコクピットに収まりません。

仕方なく1/24のタミヤ936から流用しましたが、今度はちょっと小さいです。
でもなぜか頭がつかえて、ボディーカウルが浮いてしまいます。
まあそんなにシビアなものではないので、適当に削って合わせて完成です。

車高が高すぎて格好悪いのでフロントを3mmほど下げたところ
かなり良い雰囲気になりました。
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ウルフェは良いスタートを切ったものの、周りを超一流ドライバーに囲まれ
明らかにオーバーペースでメゾン・ブランシュに進入。
S字の立ち上がりアウト側の草地に足を取られてコントロールを失い、反対側の土塁にクラッシュして真っ二つになったマシンから投げ出されてしまいました。
なんでもスタート時にちゃんとシートベルトをロックしていなかったとの噂も…。

アマチュアでもそれなりに経験はあったものの
ジャジャ馬917は彼の手には重すぎたのかもしれません。

ということで今日はここまで~。






69 :John Woolfe PORSCHE 917LH(2)

2008-07-22 | PORSCHE
シャーシーが出来ました。
旧いキットなので凝ったディテールアップは避けました。
エンジンブロックを加工してパイピングを施しただけですが
なかなか雰囲気が出ました。

カウル固定なのでリヤウインドから覗くだけだし
こんなもんでしょうか。
シートにはドライバーを乗せる予定です。
なおキットは大間違いで助手席との間にシフトレバーが生えています!
ということで右端に移植です。

続きはまた。

69: John Woolfe PORSCHE 917LH(1)

2008-07-17 | PORSCHE
旧いエーダイの1/20 ポルシェ917です。
もう半年以上前に作り始めたものの、全然進まずにまだ半分。

69年ルマンの悲劇のマシンとなったジョン・ウールフェ・レーシング仕様に
仕立てるところです。
絶望的に合わないカウルは全部一体化して接着しました。
その他あちこち修正だらけですが、なんとかカラーリングまで済ませて
ひと段落。

エブロのミニカーが出る前に完成させたいんですが、どうなることやら。
ということで次回更新は未定です…。