備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

ISS(国際宇宙ステーション)観測

2011-06-14 23:59:59 | Weblog
朝、いつものようにメールチェックしていると、「本日、国際宇宙ステーションのベスト観測日」ですよ。とお知らせを頂いた。参照サイト
お知らせ有難う御座居ました。m(_ _)m

「ベスト」と伺ったからには見ないとね。予定時間の少し前にアラームをセットして、その瞬間に備える。ショーは6分間しかない。こういう場合、拙宅のごとく田舎は観測にうってつけ。
日中からずーっと一面の雲を恨めしく思いながら、迎えた日没。結局、晴れることなく薄曇りのままである。
それでも「一等星よりも明るく見えるので、都会でも簡単に見つけられます」との情報に最後の期待。光が強ければ何とかなるかも。

予定時刻、予定の軌道に目を凝らすも何も見えない。

で、「そんなこともあろうかと!(真田さん風)」カメラを用意。ISO感度を上げて、シャッター開放、三脚使ってバルブ撮影すれば、肉眼で捉えられない光も拾うはず。
「じゃ~ん、デジいち~!(ネコ型ロボット風)」 普段と何も変わらないカメラであるが。


サイトに詳細な軌道が書いてあったので、それを頼りに空にレンズを向けてファインダーを覗くことなく当てずっぽうで撮影しながら仰ぎ見る。

「何も見えんなぁ~」6分経過……。


すっかり山は夜の底である。近くの小川を飛ぶ蛍だけが唯一の強さのある光。

家に入って、PCで撮影データをチェックすると、「おっ?」
流石にカメラは捉えていました。
ISO-1600、絞りf/4 露光時間8秒 広角20mm。で撮影。
ただし、後からフォトショでコントラストを弄って……。(ちょっとズル)

でもね。これ点滅してるよね。ということは、普通に考えると……飛行機?!
方角、時間、軌道はバッチシ合ってるんだけど、ちょっと自信ないなぁ。

まっ、一応「観測出来た~~」と言うことで。


晴れていれば、ゆっくりと光りながら動く様子が見れたんだけどちょっと残念。
時々「流れ星よりゆっくりな光を見た~。UFOじゃ~。」という人がいるけれど、これの可能性もあるのは夢を壊してはいけないので黙っておこう。


今、日本人クルーもあの空を巡っている。宇宙から見る日本はどうだろうか。