備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

夏の小魚各種

2009-08-05 12:30:07 | Weblog
ウチのガキンチョは、そこら中から色々な物を採集してくる。

夏場は、川や田んぼから。
裏山の溜め池から流れる小さな用水なんだけど、ここからイロイロと。


玄関先の水を張った石臼のボウフラ退治用に、小魚を入れる様リクエストしておいた。覗いてみると、いつの間にか数匹入っている。


本人は、何かを捕まえる度に「メダカ捕まえた~~」と言っているが、メダカを捕ってきた試しはない。

これ迄、一番多かったのが『カダヤシ』。次点で『ハエ』。

そして、今回は『カワムツ』と愉快な仲間達(カワニナ)。


カダヤシは読んで字の如く『蚊絶やし(かだやし)』なので、ボウフラにとってはかなりの天敵。『ハエ』は『ハヤ』の岡山弁。

他の魚でもボウフラは退治されるようで、今のところその姿は見ない。


以前に「大物を捕まえた~~」と言って、不細工な顔の魚を水槽に放した。
昼間はじーっとしていて、見ていても面白味がない。
が、翌日見ると、水槽の中にいた小魚各種がいない。
そして、その大物の腹が大きく膨れている。

「?!」
夜行性の魚喰いという事で調べると、『ドンコ』。
これは、ガキンチョ的にかなり評判が悪く、速攻で川へ放されました。

小生は飼ってみたかったけれど、ドンコもろとも親父としての評判まで一緒に落ちそうだったので断念しました。
捕食の瞬間が見たかった……。


夏が終われば、これらの小魚達は、また川に戻されます。


そう言えば、知り合いのヤキモノ屋さんは、きれいな水でドジョウを数匹飼っている。地元産でかれこれ数年経つとか。愛着があって放せないらしい。

泥もないし、丁度良いサイズなんだけどなぁ。(……何が?)