買い物があったのでアッチコッチ、ウロウロと……。文房具が目的だったけれど、ついつい魚屋さんへ。
店先にトロ箱が積み重なっている。底引き網で捕れちゃいました状態の『各種お魚ごっちゃごちゃセット』。
小さなカレイ、ヒラメ、コノシロ、ニベ、エビ…。仕分けして売るには小さくて、数がないし……という感じ。
見ると『真アナゴ×2、ワタリガニ×1、ビングシ×2』のセット。これは楽しめそうだと思って、手に取る。500円!安っ!
…と!! その下の箱に『ベエスケ×3』。しかも、やっぱり500円!!
ベエスケは大アナゴの呼び名。あまりに大きくてギョッとするサイズ。釣り人は「尺五(45cm)オーバーからがベエスケじゃ」ともいう。
備前に来て18年。いまだにベエスケを喰った事がない。人生初のベエスケだ。
岡山人は賛否両論で、年長の方々はちょっと嫌な顔をする。釣り人は「釣れてしもた~」という扱い。香川側は、それほどの扱いでもなく名物の店もある。
数年前に某ビールの宣伝でベエスケ鍋(アナゴのすき焼き)が使われた事もあり、都市部の人でも知る人は知る。肝心のビールよりも遥かに美味しそうだった。
さて、『ベエスケ×3』を入手した。全長65~73cm。胴回りは指が届かない。開きにすると12cmほどの幅がある。
捌くと脂がかなりあるので、ヌメリをとるのも兼ねて一旦熱湯をくぐらせて冷水にとる。腹側(太い部分)は『すき焼き』。尻尾側はそのまま『落としにして梅肉あえ』。
で、
歯ごたえがモチモチっ!として、甘味があり食べ応え充分。繊細なアナゴとは全く別物。平たく言えば大味だが…。味を甘辛くして山椒入れて『すき焼き』にした。それでも芯の部分は、しっかりとアナゴのまま。たぶん天麩羅もいいと思う。フグで言うところの遠江【とおとうみ】(三河の近く=身と皮のちかく=身と皮の間)がタマラン旨さ。プニプニのコラーゲン?
尻尾側の落としが抜群!アナゴらしい雰囲気。旨い!夏やね。『ハモの落とし』もいいけど『アナゴの落とし』もイイ感じ。子供たちが一気に平らげてしまった。
アナゴはハラワタを出さずに置いておくと、極端に味が悪くなるので、すべて捌いておく。
たくさんの切り身が出来たので、2日目のメニューへと続く……。
店先にトロ箱が積み重なっている。底引き網で捕れちゃいました状態の『各種お魚ごっちゃごちゃセット』。
小さなカレイ、ヒラメ、コノシロ、ニベ、エビ…。仕分けして売るには小さくて、数がないし……という感じ。
見ると『真アナゴ×2、ワタリガニ×1、ビングシ×2』のセット。これは楽しめそうだと思って、手に取る。500円!安っ!
…と!! その下の箱に『ベエスケ×3』。しかも、やっぱり500円!!
ベエスケは大アナゴの呼び名。あまりに大きくてギョッとするサイズ。釣り人は「尺五(45cm)オーバーからがベエスケじゃ」ともいう。
備前に来て18年。いまだにベエスケを喰った事がない。人生初のベエスケだ。
岡山人は賛否両論で、年長の方々はちょっと嫌な顔をする。釣り人は「釣れてしもた~」という扱い。香川側は、それほどの扱いでもなく名物の店もある。
数年前に某ビールの宣伝でベエスケ鍋(アナゴのすき焼き)が使われた事もあり、都市部の人でも知る人は知る。肝心のビールよりも遥かに美味しそうだった。
さて、『ベエスケ×3』を入手した。全長65~73cm。胴回りは指が届かない。開きにすると12cmほどの幅がある。
捌くと脂がかなりあるので、ヌメリをとるのも兼ねて一旦熱湯をくぐらせて冷水にとる。腹側(太い部分)は『すき焼き』。尻尾側はそのまま『落としにして梅肉あえ』。
で、
歯ごたえがモチモチっ!として、甘味があり食べ応え充分。繊細なアナゴとは全く別物。平たく言えば大味だが…。味を甘辛くして山椒入れて『すき焼き』にした。それでも芯の部分は、しっかりとアナゴのまま。たぶん天麩羅もいいと思う。フグで言うところの遠江【とおとうみ】(三河の近く=身と皮のちかく=身と皮の間)がタマラン旨さ。プニプニのコラーゲン?
尻尾側の落としが抜群!アナゴらしい雰囲気。旨い!夏やね。『ハモの落とし』もいいけど『アナゴの落とし』もイイ感じ。子供たちが一気に平らげてしまった。
アナゴはハラワタを出さずに置いておくと、極端に味が悪くなるので、すべて捌いておく。
たくさんの切り身が出来たので、2日目のメニューへと続く……。