備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

出張終了

2007-12-15 09:41:28 | Weblog
東京から帰ってきました。一言で言うと「疲れた~」。
すっかり田舎ライフが身に付いたということか。

地下鉄の移動が多かったけど、自分が地下何メートルに居るのかサッパリ。列車が思った方向と違う向きから来たり…。


さて、一水会陶芸部展。表彰式後に懇親会があり、久しぶりの知り合いと歓談したり、名前だけ存じ上げている方や初対面の方とお話ししたりの交流会。不思議と共通の知り合いがあったりして愉快。備前焼は入選者に対して参加者が少なく残念。

現役の人間国宝の方々が中心の会で、実にフレンドリーかつ紳士的。最後に井上萬二先生(白磁)のお話に一同、爆笑しつつ耳を傾ける。創作の現場の最前線に立ち続けるヒトの『迸る情熱』と『漲る元気』。司会担当の方が「講演会ならギャラがいりますよ~。」なんて言われていたけれど、講演部分は無料。愉快痛快のうちに閉会。本当に自分が若手である事を実感。最後に審査員の方々の審査講評をほぼマンツーマンでされるのが常。こんなにオープンに講評してもちっともぐらつかない説得力。「いやぁ~、また来たいなぁ~」という思いを残して池袋を後にする。

晩メシ逍遥兼ねて、六本木界隈。
ついでにヒルズにオノボリさんして、ジャズを聴きながらの夜景鑑賞。いい感じに酔って、第一日目は終了。


次の日は知人の個展めぐり。都内を地下鉄&徒歩で移動しまくり。これまた楽しくて、夕方にあわてて晩飯。新宿の安くて美味しいところ。寒ブリ、カキ…の生ものから始まって、白キモのソテー……、お酒は最近目を向けている長州を中心にオーダー。獺祭の発泡濁りを食前酒にして各種。

幸福感に浸りながら歩いていると、立ち喰いの寿司屋発見。しばらく逡巡するが、やはり突入。板さん1人に客3人の振り分け。ツブ貝がいきなり美味しい。続けて赤貝は…と見るとサルボウなのでパス。アナゴが当たり。アワビ、ソイ、葉ワサビといただいて、9貫で500円チョイ。安ぅっ~~。板さんによってイロイロありそうだけど、上手くいけばイイ感じで使えるかも。見ていると回転寿司より客の回転は良い。


美味しいお話はイロイロあるけれど、
とりあえずこの辺で…。 (結局、喰いモン話か。)


さて、日常に戻りますか。