備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

自然保護センター

2006-08-23 21:30:18 | Weblog

夏休みも ぼちぼち……

子供のお絵かき大会の担当で、
タンチョウヅルを描きに行った。
場所は『 自然保護センター 』という公園。

山の中にある大きな池を生かした自然公園で、
森、湿原、野原、池、棚田……という変化に富んだ植生と
そこに住む生物の観察が出来る。

中央の管理センターには様々な標本が飾られたりしている。
蝶々、トンボ、甲虫、鳥の数々。
我が家では珍しいジョウザンミドリシジミなど、短い季節で
高い樹の上方を飛んでいる見つけにくい種類も展示。

ナガサキアゲハ、イシガキチョウ、オオムラサキなど、
生息しているのか? これも展示。 


歩道橋のような遊歩道では 蝶々の飛ぶ高さを歩いて行く。
水中や土中にも遊歩道があれば なお良いのだが…
季節に応じた観察会も開かれていて、野草、キノコなど 
小生向きのなかなか為になる企画も盛りだくさん。
注連縄作りもやっているらしい。

ハコモノではなく、
現実の実際のモノとの ふれあい企画には共感する。
ニオイ、風、温度、しんどい坂道などは 
子供時代に体感して欲しいもの。

ゴミを散らかす子供がいなかったのには感心した。
わが町内の教育成果の一端かと。

「まっすぐ育てよ」と、
ひたむきに 絵を描く子供たちの背中に想った。
が、
小生の子は早速飽きて、寝転んで池の中を覗き込んでいる。