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備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

備前陶心会 受賞者選抜企画  『Sextet』

2016-12-16 15:10:37 | 展覧会・ご案内


本日より始まっております。

_____________

◆◇◆ 備前陶心会 受賞者選抜企画 『Sextet』 ◆◇◆

12月16日(金) ~ 22日(木)
  11:00 ~ 18:00 (最終日16:00)

ルネスホール 金庫棟ギャラリー
  〒700-0824 岡山県 岡山市北区内山下1-6-20

入場無料

●17(土)に在廊しております。
_____________

  
恒例ではありますが、展覧会タイトルは『○重奏』という風にしています。
今回は6人なので、六重奏です。

昨日の搬入の折に撮った写真から、チラ見せ。

それぞれの作者が判る方もいらっしゃると思います。
結構、特徴的なメンバーですね。



フライヤー

(クリックで拡大)


(クリックで拡大)


小生は、『ミライノカセキ』のシリーズを。

花材代わりに、ネジ・蝶番・ワイヤーなどをワラワラと……。
「将来、発掘される化石には、こんなのがあるかもよ。(知らんけど……)」ってイメージですな。


ご高覧頂けると幸いです。 m(_ _)m












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【開催中】 グループ展@松山

2016-11-20 15:25:24 | 展覧会・ご案内


グループ展に出品しております。
______________

◆◇◆ 激陶者集団へうげ十作展『ヨーソロ〜! へうげて候』◆◇◆
会期 : 11/19(土)~27(日)
会場 : 明屋書店アエル店 (松山市・大街道)

______________

今夏に参戦していたアートキャンプのような『わくわく三津浜(完)』というイベントで、漫画『へうげもの』コラボ茶会がありました。
『BIZEN BOYZ』メンバーの展示とストリート系茶会『備前楽茶』をしました。会期終了後「いやいや、もっともっと見てもらおうぜ」というイベント発起人の熱い想いで今回開催の運びに。

しっかりと世界観が表現されているメンバーで、出品作のどれもが見飽きない面白さがあります。


FBではこんなカッチョイイ~~バナーも。
(クリックで拡大)

参加メンバー
(クリックで拡大)




イメージ動画もあり。これもク~~~~~ル。
激陶者集団へうげ十作展 ヨーソロ~! へうげて候 (YOUTUBE)
こういうのっていいなぁ。


ってなことで、昨日は、びゅ~~~んと松山へ展示のお手伝いに。

展示は大型書店のど真ん中。


そのスペースでどど~~んと。

(クリックで拡大)


なお、管理の都合上、毎日搬入搬出を繰り返す必要あり。という事ですが、見方を変えれば毎日新しい展示が試せるということ。
きっと、今はこの写真とは違うはず。
毎日アメーバーのように形を変える展覧会。

ク~~ルでカッチョイイ、『へうげた』世界をご覧下され。


よろ。 (`・ω・´)ゞ


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備前焼まつり 2016 

2016-10-09 11:36:48 | 展覧会・ご案内


【第34回 備前焼まつり】の告知です。

日時 : 平成28年 10/15(土)9:00~17:30 / 16日(日)9:00~16:30
           10/14に前夜祭 炎のまつり「かべりだいまつ」があります。

会場 : 備前市伊部(JR赤穂線 伊部駅周辺)

●今年も出店致します。場所は例によって例のところです。オレンジ色の幟出してます。たぶん。
___________

【出店場所】

●駅を降りたら正面通りをまっすぐ。T字路にぶつかったら右。そのまま右を見ながら歩いてオレンジ色の幟がウチです。(旧、安達酒店前になります)
___________

また、『お買い上げ頂いた方へのローリエ(月桂樹)一掴み進呈』が好評だったと思い込んでいますので、今年も半強制的配布します。


【経験上のメモ】

■駐車場関係
・伊部小学校は、8:00時点でほぼ満車。(昨年は7:30でもほぼ一杯でした)
・岡山セラミックスセンター北側広場から備前中学校間に無料シャトルバスを随時運行します。
・リフレセンター(伊部の西端)に駐車すると遠いようですが、旧道や路地をブラブラ歩けるので良いです。


■交通関係
・JR赤穂線の臨時電車があります。(岡山~伊部約40分)
・シャトルバスで閑谷学校に行くのが便利。(有料)


■飲食関係
・飲食の出店あります。
・カフェ(コーヒー)の出店が増えています。(岡山は意外にコーヒー焙煎士が多い)
・ビールなどアルコール飲料を売る店が少ない。キリン、サントリーの出店あり。
・アイスクリームが悩みどころ。白桃・醤油など。晴れた日は大行列します。
・黒豆の枝豆、コノコ、アナゴ、デビラ、ぶどうが地元特産品。
・ちりめんじゃこの美味しい店がある。
・地元醤油屋さんの唐揚げが美味しい。

・スーパーマーケット(マルナカ)あり。駅から東へ10分弱のところにあります。
・コンビニあり。備前警察署斜め向い。歩くにはちょっと遠い。

・コンビニOPEN! 国道沿いを西へ。歩ける範囲。【 ← NEW!】


■新しいイベント
●両日共通
・私の使いたい器展(伝統産業会館3階)
・備前焼なんでも相談会(伝統産業会館3階)
●10/16(日)
・東京芸大卒業生による 若手日本舞踊家集団「藝○座」
・阿波おどり 踊鬼連  


●個人的注目は、
・さわら棒寿司 (地元寿司店による出店。数量限定)
・BIZEN BLUES BAND(備前焼作家による演奏)   
・備前焼ガチャ (備前焼作家集団けらもす)


■その他
・花材として黒米、唐辛子、トウモロコシを売るお店もあります。
・路地に入ると備前焼以外の面白いものがある。
・紫外線ケアはしたほうが良い。
・日傘は邪魔かつ危険です。(見ていてハラハラします)
・スマホ片手に歩いている人は急に立ち止まる事があるので注意。
・時間に余裕のある方は湯郷温泉へ! 程よいドライブの距離です。


___________

■小生の個人的なこと
・お昼ごはんは例年『アナゴ飯』『アナゴ棒寿司』が鉄板でしたが、昨年より『サワラ寿司』推しに変更。
・毎年、昼ごはんが15:00過ぎ。
・毎年、備前焼小町を見そびれる。
・ほぼ毎年、写真愛好家撮影の小生のアップ写真が駅に飾られる。
・ほぼ毎年、2日目の山陽新聞朝刊に写真で登場する。
・時々見かけるワンコ達は皆、可愛く、お利口さんである。
・主催者発表の来場者数は、実際より○○いと思う。
・陸上自衛隊は祭り会場には不似合いである。

・備前焼ガチャは、好評の為、売り切れ必至。


           

ってな感じで、まったく祭りの準備をしていない状況ながら、告知まで。


・詳細は、【備前焼陶友会のページ】へどうぞ。ページ中程にあります。



なお、【備前焼作家集団けらもす】メンバーの出店位置です。




















































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【新聞掲載】 グループ展『千の酒呑』 開催中

2016-09-23 16:58:01 | 展覧会・ご案内


本日付けの読売新聞さんに、開催中のグループ展について掲載して頂きました。
有難う御座居ます。


(クリックで拡大)

秋の夜長の一献。お気に入りの酒盃をお供に。
是非、ご高覧下さい。


_____________________

◆◇◆ けらもす7.0 千の酒呑 ◆◇◆

会期 : ~ 25日 17:00迄
会場 : 加計美術館(倉敷美観地区)

●入場無料
●25日最終日は在廊しております
_____________________


さて、まだ会期中ですがウラ話を。

今回は会期、会場が正式に決まったのが遅く、準備期間は1ヶ月半ほどでした。
「怒涛のスケジュールはノリで乗り切るべし!」ということで、今回のテーマは、比較的ノリで決まりました。
これまでの『フランス・プロジェクト』『檜杉100%焼成プロジェクト』での緻密な準備とは大違い……。それもまた良し。

テーマが決まった経緯……。
「テーマとして『100』って数字での100碗、100壷の展覧会は他所でもあったよねぇ」
「1000は無いよね」
「1000点あると面白いね」
「1000やろう!」

「何が出来る?」
「1ヶ月半の準備なら、ぐい呑とか杯とか小さいモノなら可能かな?」
「となると『千の酒呑』やね」
「決定~~~」


この「小さなモノなら出来るだろう」という発想が、そもそも落とし穴でして……。
あの時はお気楽に過ぎた。


●【第一の落とし穴】
展覧会となると、自分が納得するクオリティーが必要である。それが一人200点近く必要。これが落とし穴。
皆、展覧会に出せる酒盃200点の在庫はない。
結局、短期間で登り窯を焚いた人、銀彩上絵など窯焚き回数を重ねた人、小窯を焚いた人など見事に全員がギリギリ、キワキワな対応となりました。
小生はチビ窯で青備前を。窯焚き53時間中睡眠が1時間半という強行スケジュールでした。


●【第二の落とし穴】
ステキな展示アイデアが追加された。これが落とし穴。

「バーみたいにしたら格好良いやん」
「エエねぇ」
「耳付きの無垢の一枚板とかは?」
「エエねぇ」
「アイアンの足あるよ」
「エエねぇ」
「個人が好きな木でカウンターを作ろう!」
「エエねぇ」

「材木屋さんに行こう!」
「おぉ~~ (*^o^*)/」

皆でゾロゾロと材木屋さんに押しかけて、倉庫中を引っくり返す大騒ぎに。


●【第三の落とし穴】
『一器陶千』という一騎当千の駄洒落を思いついて、オープニングパーティーをする事にした。これが落とし穴。

「1000分の1の確率で選んだ酒呑に酒を注ごう!」
「各自が自作の器に合わせて、オススメのお酒とオツマミを用意しよう」
「それなっ!!」


この3つの落とし穴に、会期直前まで悩まされ続けました。
これに加えて、申請書書き、会計組み、テキスト書き、撮影、フライヤー製作、キャプション製作、広報……などの事務作業もメンバーがヒョイヒョイ適宜担当。
まぁ、我々メンバー全員の『落とし穴の中での自縄自縛のドMっぷり』には頭が下がるよ。

個人的には、その間、リヤカー茶席の出張もあったし、窯焚きお手伝いもあったし。つくづく変態やなぁ。


かくして、何の事はない……、展覧会初日の開場直前にモノが並んだのでした。


並べてから気付いたけれど、展示するモノが小さいということは、窯の中の何処にでも入るという事である。今回のようにそれらを多数展示すると各自の窯全体を俯瞰する『ピースの集合体』となる。
これは、作り手の考え方、嗜好、趣向、想いが如実に顕れてしまう結果となる。
そういう意味では、数点の力作が並ぶ展覧会よりも、個人性が露骨なまでに発露される展覧会になっている。小さなモノが多数並んだからこそ判る事でした。

メンバーはお互いに、グループ全体ではなく個人性やキャラクターの違いを楽しんでいる次第です。


……てな事を、ご高覧頂けると幸いです。( ← なんのこっちゃ)

皆様も是非! 25日まで。

























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けらもす7.0 オープニングパーティー

2016-09-20 11:50:17 | 展覧会・ご案内


会期中のグループ展『けらもす7.0 ~千の酒呑~』で、オープニングパーティーをしました。

パーティー自体に名前をつける必要性は無いのですが、ついついネーミング。

その名も『一器陶千』。
「1000客の酒呑、ぐい呑、盃から1点をお客さんが選んで、作家オススメのお酒、おつまみを楽しもう!」という内容。
『1と1000』つながりで、『一騎当千』の駄洒落ですな。オハズカシイ。

パーティー準備としては「個人で勝手にやってね」という事にしたので楽になるかと思いきや、企画決定以来、なんとなく「どうしよう?」と思い続ける結果となりました。
他のメンバーと被らず、しかもサプライズも仕込みたい!という欲が出る。お互いになんとなくのアピールをしつつ……。

「さぁ、どうしようか?」と考える日々。( ← 力の入れどころを間違っている)


朝は告知も兼ねて、持ち寄ったお酒のお披露目。

ふむ、出身地になぞらえてのお酒、岡山のお酒。
日本酒ではなくテキーラも! 酒呑を「ショットグラスとして」という提案か。

(これに合わせるオツマミは何だろう?)という想像が楽しい。



そして、ふと気付くと開始時間直前。バタバタと準備が始まり一気に完成させる。皆こういう段取りは早いなぁ。
お客さんがワラワラと集まり、そのまま始まり~~~、あとはバタバタ、ワイワイと。(なので写真があまりない)

今回の展示什器は、バーのカウンターをイメージして一枚板を使っているので、さながら会場に6店舗の出張バーがあるような雰囲気となった。

(展示前の状態)


小生は愛飲しているお酒で。秋上がりの味が乗った純米吟醸酒である。


合わせるのは『鯖の味噌煮』のマイ缶詰コレクションから、青森産ながら八丁味噌を使用したもの。

しっかりしたボディーのお酒に対して、濃厚な味噌と鯖の脂とが相まって旨し。

ちなみに、鯖味噌の缶詰コレクションをしている理由は、『日本の味として高いレベルで完成されたもの』と思っているからである。
しかも、作って直ぐよりも賞味期限に近づく方が美味しくなるという時間経過も楽しみのひとつであるし。


他のメンバーは……。

赤穂のお酒、リンゴ、チーズ。(バタバタしていて詳細不明)


三重のお酒、ワサビ風味クリームチーズ、蒲鉾。(バタバタしていて詳細不明)


テキーラ、塩、カボス、鰹節。(バタバタしていて詳細不明)


ノンアルコール組もあり。

桃フレーバーのお茶、ケーキ。(バタバタしていて詳細不明)


お茶、お菓子。(バタバタしていて詳細不明)



そして、会場配置の妙というか、偶然ながら完璧なお客さんの流れが出来る。
軽やかなお酒と爽やかなオツマミ → 香りの良いお酒とワサビ → 味の乗ったお酒と味噌 → アルコール度数の高いお酒 → お茶。
アペリティフから始まって、香りの良いもの、濃い味となり、締めはテキーラ。デザートには、お茶とお菓子。

これが相談なしで。う~~ん、やれば出来るメンバーだわ。


テキーラの女子受けが目立った。

色の綺麗さもあったけれど、初めてテイスティングするという人も多かったのかな。


かくして、予定時間を大幅に越えて閉館時間ギリギリまで楽しみました。
お客さんも楽しんで頂けたとは思いますが、メンバーも大いに楽しみました。(あまり呑めなかったけど)

また、やりたいなぁ。

パーティーというより、ほとんど『ヤキモノ屋バー』なんだけどねぇ。


















































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けらもす7.0  ~ 千の酒呑 ~

2016-09-16 03:01:27 | 展覧会・ご案内


所属しております『備前焼作家集団けらもす』のグループ展のご案内です。

DMはこちら(クリックで拡大されます)






今回のテーマは、『酒呑』です。
昔日から現代に至るまで、日本酒の酒徒から絶大な評価を頂いている備前焼の酒器。
特に手にとって使う盃、ぐい呑、冷酒盃など多様な形や用途があり、使う側、作る側ともに大いに愉しみがあります。

秋の夜長へ向けて、作家の想いのある掌中の美・用の美としての『酒呑』を総数1000点を展覧します。
これまでの展覧会としては100客という数字はありましたが、1000客という数は挑戦でもあります。


______________________

タイトル : けらもす7.0  ~ 千の酒呑 ~
会  場 : 加計美術館 (〒710-0046 倉敷市中央1-4-7・TEL(086)427-7530) 
会  期 : 9月16日(金)~25日(日)
       

※オープニングパーティー 『一器陶千』
・18日(日) 13:00~16:00 
1000の器の中からお客様が気になる酒器を選び、実際に使っていただく企画。

作家オススメの日本酒、洋酒、ドリンク、おつまみをご用意しております。
______________________


会場は美術館というホワイトキューブな空間なので、まず自由にイメージを描きます。今回は、お酒を頂くシーンをイメージして一枚板のテーブルを模した什器を作る事に。

搬入前に、全員で什器作り。

アイアンの足と色々な種類の木(各自の好みでチョイス)の組み合わせ。小生はヒノキとキハダ。
他のメンバーはカエデ、タモ、ケヤキ、スギ、マツなど。

さながら木工の展覧会のようです。


そして、酒呑を1000客!

ぐい呑コレクターさんの家は、かくやあらむ。



さぁ、明日から連続4日間(16~18)在廊しております。


是非、ご高覧いただけますと幸いです。






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That's THEへうげOH!茶湯 2days @松山(道後温泉・三津浜)

2016-08-27 00:00:00 | 展覧会・ご案内
(画像はWikiから)


さて、皆様。本日は道後温泉本館前からで御座います。そうです、松山です。坊ちゃんです。団子です。
で、遊びではなくて……、う~~ん、なんだ? え~~、お茶会です。はい。
ふざけてるように見えてもガチです。本気と書いてマジです。えぇ、昭和生まれですよ。

例によって『移動式茶席【楽茶号】』の出張です。茶筅振ってます。

「移動式?」「楽茶?」という方の為に……

これが、噂の赤いヤツです。「赤いヤツ」と読んで「俺のトラクター」を思った人! 貴方も昭和生まれですね。
カスタマイズしたリヤカーです。道後温泉本館前で人力車のお兄さん達とバシッと並んでいるはずです。


そもそもは、絶賛開催中の滞在型アートフェス『わくわく三津浜(完)』に参加しており、これと連動開催されるお茶会『That's THEへうげOH!茶湯 2days』にも参加という事です。

展示は、三津浜にて『へうげもの(講談社)』(Wiki)の一派として出展しております。

フライヤーはこんな感じ。

(クリックで拡大)
(クリックで拡大)

オープニング前の動画も! (youtube)

全国からアーティストが参集して各々の表現をされています。
まぁ、参集といっても人それぞれで、勢い込んで開催前からとか、ヒッチハイク、ママチャリ、家族旅行がてらなど色々ですが。
概ね泊り込みで製作して帰られるようです。
こういう場合、ヤキモノ屋は現地製作が難しい……。今回は陶芸窯が用意されていますが。


さて、『へうげもの』が絡めば、お茶。そこで『That's THEへうげOH!茶湯 2days』が開催される段取りに。
お茶会といっても、茶人も『へうげもの』です。
現代茶の湯の世界観に感嘆と抱腹絶倒は必至。それが2日間。今からクラクラするなぁ。
アート、ランチ、温泉、茶会を全てオールインワンで満喫できる欲張り企画です。

フライヤーはこんな感じ。

(クリックで拡大)


●道後茶会は、本格2席、劇場型、ゲリラ型……豪華4本立て。
 本格  = 黒川紀章設計の織部好み茶室
 劇場型 = 温泉地の劇場といえば……、ね!
 ゲリラ = 移動式茶席

●三津浜茶会は、天空、ストリートの海風を感じる臨場感に旅の情緒MAX!
 天空 = 文字通り。へうげもの読者なら察しがつくでしょう。
 ストリート = 文字通り。三津浜商店街にて。


ということで、以下詳細。(珍しく氏名記載です。差障りの件はあしからず)

※【なお、現在、予約は締め切られております】
 それでも「なんとか!」という方は連絡下さい。「なんともならない」かもですが……。

__________________

That's THEへうげOH!茶湯 2days
__________________

◆◇◆へうげもの大茶会@道後ラウンド◆◇◆

・日時:8/27(土)11:00〜17:00 
・会場:松山市・道後温泉「道後舘儒安堂」ほか
・集合場所:道後舘ロビー(http://www.dogokan.co.jp/)
     松山市道後多幸町7-26
     伊予鉄道道後温泉駅下車徒歩約5分  
・亭主:中島宗津(裏千家教授 愛媛)
    松村宗亮(SHUHALLY へうげもの筆頭茶頭 神奈川)
    谷田半休(給湯流茶道 へうげもの次席茶頭 東京 )
    渡邊琢磨・木村英昭(陶芸家・備前楽茶 リヤカー茶席「楽茶号」 岡山)
・定員:60名
・料金:1万円(税込) 
   4種類の茶席に各1回ずつ参加できます
    茶席でのお茶とお菓子。道後舘での点心席による昼食。当日有効の道後舘入浴券付き
__________________

◆◇◆へうげもの大茶会@三津浜ラウンド◆◇◆

・日時:8月28日(日)13時〜/14時〜の2回開催 
・会場:松山市・三津浜商店街「天空ノ茶室」ほか
・集合場所:わくわく三津浜インフォメーション前
       伊予鉄道三津駅下車徒歩約1分
       各回開始30分前
・亭主:松村宗亮(SHUHALLY)
     渡邊琢磨・木村英昭(備前楽茶)
・定員:各回6名 
・料金:3200円(税込)
    2種類の茶席に各1回ずつ参加できます


●更なる詳細は、こちらにあります。
https://www.facebook.com/events/1575417906097912/
__________________

ということで、2日間よろしくお願い致します。m(_ _)m


なお、小生は茶筅を振る為に居る訳ですが、丁度、道後温泉各所で展示中の某作家のファンでありまして……『道後アート2016』

居なくなっても探さないで下さい。


ということで、重ね重ね、2日間よろしくお願い致します。m(_ _)m






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個展 @銀座

2016-06-21 12:26:03 | 展覧会・ご案内


展覧会のご案内です。
_____________________

タイトル : 備前 渡邊琢磨 作陶展

期 間  : 2016年 6月24日(金)~29日(水) 11:00~19:00 木曜休廊

会 場  : ギャラリー夢幻庵 銀座店 

     東京都中央区銀座5-6-10 銀座ミヤコビル2F
     TEL/FAX(03)3289-8585・(050)3628-7467

      MAP 地下鉄銀座駅A1出口
_____________________

いつも告知が「開催中……」とか後手後手が多いのですが、なんと会期前に告知とは素晴らしい!( ← 普通)
まっ、荷物はギリギリ発送だったけどね。(´・_・`)


●在廊日は、24(金)、25(土)、26(日)です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

在廊の段取りは数ヶ月前に手配済み。朝ご飯は築地で。( ← こういうのは気が回る)


なんとうっかり5年ぶりの銀座。グループ展では年に数度出していますが……。
折角なので、自分のラインナップの新旧対比として、定番『帯のシリーズ』とスチパン『ミライノカセキ』を出します。
あと……夏向けにカップ類も充実!( ← 出し過ぎ?)

ご高覧頂けると幸いです。m(_ _)m


以上、業務連絡でした。 (`・ω・´)ゞ







































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グループ展@坂出 (と……うどん)

2016-05-25 20:38:12 | 展覧会・ご案内


只今、開催中のグループ展。Facebookで告知して……ブログでは……( ̄□ ̄;)!! ハッ
え~~と、展覧会のご案内ですぅ~~。(←すっとぼけ)

今週末、日曜日までとなっております。 m(_ _)m

___________

タイトル:若手備前焼作家12人による備前焼作陶展

会期:5月1日~29日

会場:かまどホール

    〒762-0032 香川県坂出市駒止町1丁目3728−17
    TEL 0877-46-2178
___________

最終日には朝からお伺いしております。m(_ _)m


誠に申し訳御座いませんが『The king of summer』こと蚊取りブタは既に旅立っております。

え~~、新茶の季節という事で、期間限定のお菓子も御座います。

こちらも併せてご利用下さい。


さてっ! (←何が?)


讃岐と言えば……『うどん』ですね。毎年これが楽しみで御座います。(←キッパリ!)


今回は、特にご案内して頂きました。行く度に遠目に長蛇の列を見ていたお店です。やったぁ~~~。

店の隅で頂く製麺所スタイル。出汁と薬味は各テーブルに置いてある。
伺えば「ご近所さんが勝手に始めた」との事。ご近所さん、グッジョ~~ブ!!



お店のオーナー夫人による解説付きで『讃岐うどんフルコース』の始まりです。
今回は特別にポーションをミニで多種頂きます。作りたてを解説付きで頂くという何気に贅沢な状況であります。


まずは、オススメの『ぬる』から。(気持ちがはやって自分の分を頂いてしまったので隣席の写真)

茹で立てを冷水に落としてすぐに引き上たもの。鱧の落としならぬ『うどんの落とし』である。
ネーミングはアツとヒヤの間なので、ヌルとの事。
ツルツルとしつつ、噛むとほんのり温かさと共に小麦の香りが立つ。食欲が刺激され、実に前菜に似つかわしい。流石、オススメの事だけあります。次へと大いに期待が膨らむ一品でした。

次は『釜玉』。

熱い麺に生玉子を溶いた『和製カルボナーラ』。アツアツを混ぜると麺の余熱で、玉子に半熟部分が出来て食感にグラデーションが生まれる。麺の塩分を見極めながら、ギリギリ量の出汁醤油を掛ける。
塩分だけでなく甘味が加わる事で一気に馥郁とした味の幅が生まれる。素晴らしい出会いだなぁ~~~と得心。
考えた人は天才!! または、水不足の土地柄ゆえに必要に迫られたのかも知れないけれど。
麺と玉子のバランスの個人的嗜好では一玉以上ある方が好きかな。今回はカルボナーラというよりスキヤキのそれだ。これもまた発見である。

次は『ヒヤ』。

冷水でキッチリ締めた麺。もはや、うどんの刺身である。薬味はショウガとネギ。薄く醤油を纏わせるとビジュアルも美しい。
噛むとピンッ!と口中で跳ね、皮一枚ギリギリ残る抵抗感が心地よい。芯ではなくあくまでも外側にある歯応え。先ほどの釜玉の甘い余韻から醤油がキリッと立つコントラストが心憎いなぁ。

最後は『かけ』。

テーブルのポットからセルフで出汁を注ぐ。イリコの香りが濃厚。大人にならないとイリコの良さってワカランだろうねぇ。
丼の上でネギの束をハサミで切る。「香りの相乗効果だなぁ~~」としみじみ。これぞ安心感。メニューの最後として優しさを感じました。


全4種が製麺所メニューのランナップ。

ここからはリクエストタイムである。
本来なら「もう一巡したい」くらい。しかし、お腹具合と相談して『かけ』をチョイスした。テーブル上の『お揚げさんの炊いたん』が気になったし。

キツネは鉄板の組み合わせである。安定感ある一品。
吸い口より濃い目に炊かれたアゲに浸透するイリコ出汁の境目を探るようにして齧る。ひと噛みごとに口中で味と香りが踊る。これぞ日本人の感性だよなぁ。素晴らしい。

大満足でお店を出ました。長蛇の列から発せられる視線が痛いので、そちらは見ないようにして……。


ところで、この日は10:30~お店に参りましたが、これって朝ご飯? 昼ご飯?
いやはや、ステキな讃岐ブランチで御座いました。
( ※ 通常はこのようなメニューはありません。あしからず)

……てな事も御座いました。


皆様、是非、讃岐は坂出でのグループ展をご高覧頂けると幸いです。

よろしゅう。m(_ _)m




さぁ、最終日は何処に行こうか……。( ← 何か間違っている気がしますが、お気になさらずに)
















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【終了】 第2回 ひがしやま備前焼市

2016-05-23 23:39:03 | 展覧会・ご案内


5/21(土)、22(日)に岡山市内の東山公園で『第2回 ひがしやま備前焼市』が開催されました。

多くのご来場を頂き感謝、感謝で御座います。


第2回となる今回も岡山を代表するグループ会社の多大なる『人財』バックアップによって成り立っています。
しかし、昨年のスタート時から「近い将来に陶芸家主催のイベントとして引き継いでいく」という目標があります。今回は、準備、運営を含めて個人の意識やスキルを再確認できた場面も多くありました。

小生は人見知りする性格なので、なかなか気の利いた事が言えなかったり、常識を疑う性格からコミュ障でもあって忸怩たる思いも多々あり。
それでもご来場頂いた方々の楽しそうな様子に少し安堵もしました。


担当イベントとしては、リヤカー茶室によるお呈茶をしました。


今回は、事前に広報が出来ませんでしたが『歴代人間国宝尽くしの茶碗』を揃えてのプレミアム茶会もあり。。
我らがリヤカー茶室の茶碗棚に、ぎっしりと揃い踏み。ザックリと「高級外車買えます」という市場価格の為、警備員さんに常駐していただきました。


ウチのテントはこんな感じ。

相変わらずの唐草模様。

定番のガーリックポットは、まだ初見の方も多くいらっしゃいました。

……という事は、普及活動しないと~~。世のオイシイ食卓の為に頑張らねばなっ!

『ひいらぎいわし』は、もはや『ひいらぎいわしプロジェクト』として「一家に一本、ひいらぎいわし!」が合言葉。

テントに多数ぶら下げていると、中からは『青空に向かうイワシの構図』となっていて、シュール感があって良い感じでした。
「細いテグスを使って、空中に浮いているようにぶら下げるともっと面白いだろうなぁ」と想像してみたり。


また、先着順で配布する『ミニミニ備前焼ドン!』は出展作家のぐい呑を使用。お客様は、ぐい呑をお持ち帰り出来ます。

拙作は青備前もありました。喜んで頂けたかしら?


最後には、役得(?)として、金重陶陽先生の茶碗で一服。


ラスト1週間は怒涛の追い込みでありましたが、本当に多くの方に支えて頂きました。


来年は、再来年を見据えつつ実行していきます。


皆様、次回の『ひがしやま備前焼市』をお楽しみに!


ではでは、有難う御座居ました。(*^o^*)/






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