その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

とある職場の風景 ある日本人の若者

2011-07-29 23:54:59 | ロンドン日記 (日常)
 先日、最近、会社を辞めた現地採用の日本人の若者と一緒に食事をした。彼の送別会に所用で参加出来なかったので、 是非別れる前に一言激励しておきたかったから。

 彼は、我々の現地法人では初めての現地新卒採用。将来、日本人でありながらローカルビジネスに精通しかつ日本とのパイプも作れるという人材に育だてようということで、教育投資もしたり、とっても期待していただけに、辞めると聞いた時はがっかりだった。

 でも、退社の理由が奮っている。すでにこちらで学生時代から起業した事業に専念したいからとういうことだ。我々の会社に勤めながら、これまでもサイドビジネスをしていたとは、あまり会社の視点で言うと好ましいことではないのだが、この日その事業の内容や今後の展望について個人的に話を聞き、多いに感心した。もう今既に、千万単位の収益をあげていると言う。自分のビジネスを語る姿、視点は立派な若手起業家そのものだった。

 「今時の若者は内向きで安定志向」などと我々はレッテルを貼りたがるが、こんな若者もいるんだと思うと頼もしい。今まで日系企業の中で、ある程度雇用も安定した中でやってきた私なんかよりも、ずっとリスクを取って、自分で自分の人生を切り開く情熱に満ちている。励ますつもりが、逆に元気をもらったような食事だった。

 当然のことながら、今後、彼のビジネスがうまく生き続ける保証は無い。彼自身も言っていたが、近い将来ホントに大きな賭け、決断を迫られる時も来るだろう。こんな言い方をすると、私自身が枯れた人間みたいで嫌だが、是非この若者の今後の成功を心から祈念したいと思った。



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とある職場の風景 ロンドンオリンピック対策

2011-07-27 23:55:23 | ロンドン日記 (日常)


 いよいよ来年夏のオリンピックまで1年となりました。今日は記念のイベントが行われるので、メディアも盛り上がっています。職場でも、先日までは「チケットが当たった、当たらなかった」で話に華が咲いていました。

 私は、来年のオリンピックの頃にはもうロンドンには居ないだろうと勝手に予想しているので、チケットも申し込んでないし、あまり盛り上がっていません。そうはいっても、今まで自分の人事の予想があたったことなど殆どないんですが・・・

 そんな中、今日の会議のテーマは、「2012年オリンピック外部脅威対策」。オリンピック開催にあたってのリスク対策を考え始めましょうということです。

 どんな脅威が想定されるかのブレーンストーミングなのですが、
 -社員がオリンピックを見に行ったり、ボランティアに出るために、必要人員不足リスク
 -社員がTVで競技を見るためにおこる大量欠勤リスク
 -交通渋滞や公共交通機関の混乱リスク
 -高い電力需要による停電リスク
 -サプライヤーさんが悪影響を受けるリスク
 -オリンピックを狙った地下鉄ストライキリスク
  ・・・・・・などなど

 「本気ですか?」と聞きたくなるリスクもありましたが、とりあえず今日は「脅威」の洗い出しと言うところで終わりました。ホント「驚異」の30分打ち合わせでした。

 2011年7月27日
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Prom 13: ヴェルディ/ レクイエム (Verdi/ Requiem)

2011-07-26 22:21:55 | コンサート (in 欧州)
 Promsへヴェルディのレクイエムを聴きに行った。レクイエムはモーツアルト、ブラームス、フォーレなどは聞いたことがあるが、ベルディのレクイエムは録音も含めて全くの初めて。指揮者は、昨年冬にROHでタンホイザーを聞いたセミヨン・ビシュコフ(Semyon Bychkov)、歌手陣もマリーナ・ポプラフスカヤ(Marina Poplavskaya)などが出るので期待の公演。

(今日も美しいロイヤル・アルバート・ホール)


 開演15分前に入場したら会場は既にほぼ満員。金曜日に行ったアリーナも一杯で全員が立っている。金曜日の公演では、寝ていたり、座っていたり人がいたのは、ただ空いていただけなのだと理解。凄い熱気である。

(会場が狭く見えるほど人で一杯)


(今日はBOX席です)


 公演は期待通り素晴らしいものだった。何といってもコーラスがすごい。バックステージを占拠したBBCシンフォニーコーラス、ウエールズBBC国立コーラス、ロンドンハーモニックコーラスの3つの団体、総勢400名を超えるコーラスの迫力は凄まじかった。あの大きなロイヤルアルバートホールに美しい合唱が響き渡り、特に、有名な第2楽章(?)の「怒りの日」のコーラスには背筋が寒くなるほどの戦慄を覚えた。ただ単に人が多いからヴォリュームが大きいわけではない。これだけの人数の合唱が見事に揃い、一つの有機体として、美しいのである。このコーラスには、独奏陣も色あせるほどだったと思う。

 独奏陣はソプラノのマリーナ・ポプラフスカヤとテノールのジョセフ・カレヤが印象的。ポプラフスカヤは透き通るような清らかな声が美しかったし、カレヤは甘い歌声というよりは、安定感のある落ち着いたテノールで、とっても好み。

 指揮のビシュコフもオーケストラ、独唱陣、合唱をとってもうまくまとめていると思った。BBCシンフォニーは相変わらずの好演。第2楽章の舞台外からのトランペットがアルバートホールに響きがなんとも美しい。確かに、これがレクイエム?という程、この曲は劇的な激しさに満ちているが、ビシュコフとBBCSOの演奏は美しく透明感があり、劇的だけどやはりこれはレクイエムなのだと納得した。

 コーラス、独唱、オケと3つの役者が揃いそれをビシュコフが見事にさばく。久しぶりに胸が熱くなる感動を覚えた公演だった。

(終演後)


(400名を超えるコーラス陣)


(合唱指揮者たちも交えて)




Prom 13: Verdi – Requiem

Sunday 24 July
7.00pm – c. 8.40pm
Royal Albert Hall
Choral music and singing events

Verdi
Requiem (86 mins)
Marina Poplavskaya soprano
Mariana Pentcheva mezzo-soprano
Joseph Calleja tenor
Ferruccio Furlanetto bass
BBC Symphony Chorus
BBC National Chorus of Wales
London Philharmonic Choir
BBC Symphony Orchestra
Semyon Bychkov conductor

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夏のケント州を走る

2011-07-25 22:45:01 | ロードレース参戦 (in 欧州、日本)
 ロンドンの南東、列車でロンドンブリッヂから40分程行ったDartfordという町で行われたハーフマラソン大会を走ってきました。昨年の冬、この町で行なわれた10マイルのレースにも出場しています。今回は、2週間前のロンドン10kのレース以来、1回も練習ランすらしてないし、先週は風邪で体調不良だったので、出場するかどうか迷ったのですが、今回を逃すと9月のメドックマラソンまでレースがないので、思い切って走ることにしました。

 今週末は非常に爽やかな好天で、朝方の爽やかな風は、秋の到来かと思う程です。

(バスの車窓から 朝6:50)


 同じDartfordのレースですが、スタート地点は違っていて、駅から徒歩10分程の中央公園が会場になります。爽やかな空気を吸いながら、青い空、公園の芝生の緑を見ると、それだけで来て良かったと思います。



(スタート前)
 

 とにかく練習不足、体力不足なので、レースではスピードを出さず、とにかくマイペースで、完走だけを考えて走りました。途中、3マイル地点からと10マイル地点から1キロ弱続くかなりきつい登り坂があって、そこは特に骨が折れましたが、なんとか止まらず走りきることができました。足は非常に正直なもので、10マイルを過ぎたころから「え、まだ走るのかよ~」と驚いているのが良く分かります。自分の足をなだめ、すかしながら、特に最後の1マイルは「もう勘弁してくれ」と悲鳴を上げている中、何とか無理をしてもらいました。ゴール後、普段のハーフマラソン以上に足の筋肉が強張っていましたので、ホント体は正直です。記録は手持ちの時計で1時間58分8秒。このコンディションとしては良い記録で、満足です。

(コース風景。広い平原の景色が楽しめます)
 

 



(ゴール前)


 今日の大会はメダル付き。しばし、芝生に寝転がり、ほのかに漂う草の香りの中で、青空を眺めていました。いい気持ち~。

(メダルと青いケントの空)
 

 2011年7月24日


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とあるパブの風景

2011-07-24 21:58:10 | ロンドン日記 (日常)


 土曜日の夕刻、天気も良いので散歩がてら本屋でも行こうかとハムステッドまで行きました。その際、立ち寄ったパブ。このパブ、ビールは高い(ビール1パイント 4ポンド!)のだけど、雰囲気がとても落ち着くので、週末にたまに来ます。

 この日はご老人軍団に占拠されてました。TVに映っているのは、そこからもそうは遠くないクリケットの聖地ローズクリケット場(Lord's Cricket Ground)で行われている、イングランド対インドのインターナショナルマッチです。

 さすが紳士のスポーツクリケット。サッカーの時の応援とは全く違って、皆さん、静かに、淡々と見ているのが印象的でした。私も30分ぐらい、ご一緒させて頂きましたが、相変わらずルールが分からず、見ていても面白くないので、お先に失礼いたしました。いまだ持って、クリケットの面白さは良く分かりません。

 2011年7月23日
 
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プロムス アリーナへ突撃

2011-07-23 18:11:10 | コンサート (in 欧州)
 昨日の金曜日、仕事がほぼ定時に終わり、さてこのまま家に帰るか?パブに寄り道するか?と一瞬考えて出た結論は、「そうだ、プロムスに行こう!」。

 先先週からスタートしたロンドン夏の名物プロムスですが、今年はまだ一度も足を運べていません。今週、火曜日のチケットを持っていたのですが、残念ながら仕事都合で、別のコンサートに振り替えたので、この日が私にとっての初日です。

(いつ見ても美しいロイヤルアルバートホール)


 チケットを予約してあるわけではないので、当日券狙いです。でも、前から一度は、あの当日券でしか入れない舞台の真ん前のアリーナに陣取ってみたかったので、まだチケットが残っているかドキドキしながらロイヤルアルバートホールへ向かいました。到着したのは開演30分程前ですが、既に入場を開始している当日アリーナの入口には30mほどの列が出来ていました。係のお姉さんに「並べばまだ入れるかな?」と聞いたら「今日はまだたくさんチケットはあるから大丈夫よ」とのこと。失礼ながら、この日の演奏はBBCフィルハーモニックという知名度ではイマイチの楽団だったことが、逆に幸いしたようです。

 10分も待たないうちに、ゲートにたどり着きました。チケットはなんと5ポンド!!!その日の昼飯のダブルチーズバーガーベーコン付きより安い!感動の価格です。チケットを受け取って、いよいよ中へ。会場に入る前に楽屋の横を通ります。楽団のおじさんが何人か廊下に出て練習していました。

(No306だからきっと、306番目ということなのでしょう。何枚配るかは良くわかりません。)


 会場に入るといつものプロムス会場です。全体的に暗く照明を落とした中、赤やブルーの照明が綺麗に輝き、華麗なホールの中を照らしています。ボックス席、ギャラリー席に廻りを取りこまれ、この大ホールのど真ん中に立つというのは、それだけで気分の良いものです。ロイヤルアルバートホールは大きすぎるとか、音響が悪いとかいろいろ批判はあるようですが、独特の雰囲気を持つホールです。特に、プロムスのこのお祭り的なウキウキの雰囲気は、なんとも言えない高揚感があり、「やっぱり好きだわ、プロムス」と自然とつぶやきが出ます。





 開演まで多少時間があることもあってか、アリーナは半分ぐらいの埋まり具合でした。だいたいの人が床に腰を降ろして座っていますが、中には寝転がっている人までがいます。なんともリラックスした雰囲気。耳をすましていると、いろんな言語で話し声が聞こえてきますし、スーツの人(これは少ない)からTシャツ・短パンの人、中学生ぐらいの人から杖を突くようなご老人まで、またPromsのシリーズパンフレットを持って書き込みをしている如何にも常連のおじさんから旅行者の日本人おばさんペアまで、いろんな人がいます。

※日本人のおばさま方の会話。これぞ、関西弁の見本のような会話で、腹の中で大笑い。
「あんた、なんでこんな椅子のない立ち見の席にしたん」
「・・・(一瞬、沈黙)あんた、椅子があったら寝よるやろ」
「そやな」

(写真を撮りまくっていたお姉さん)


 楽員さんたちが登壇し始めると、多くの人は立ちます。ただ、中には相変わらず座ったままの人、寝たままの人も居て、この人たちは演奏が始まっても、このまま。自由と言えば自由、いい加減と言えばいい加減。クラシック音楽の楽しみ方は、その人次第ということのようです。



 私はアリーナの右手後方で立って聴いていました。前に背の高い男性が立っていたので、視界はイマイチでしたが、オケに近いだけあって良く聴こえます。これが5ポンドで楽しめるというのは何と言う贅沢。

 この日はフランスの作曲家の作品6つを集めたプログラム。1曲は長くても最大25分程度なので、リラックスして楽しめます。私には指揮者のJuanjo Mena、BBCフィルハーモニックも初めてですが、とてもスマートで素敵なフランス音楽を聞かせてくれました。

(中央が指揮のJuanjo Mena)


(FallaのNights in the Gardens of Spainでピアノを弾いたSteven Osborne)


 ただ、週末のウエールズ旅行の霧と雨にやられたらしく、今週は自分の体調がイマイチ。そのためか、立ってオーケストラを聴くというのは、ちょっと体力的にきつかった。なんかどこに焦点を当てて聴いたり、見たりすればいいのか、イマイチ姿勢が定まらず、結果としてボーっとして聴き流したという感じになってしまいました。パブの立ち飲み、芝居の立ち見は全然気にならないで楽しめるので、今回つらかったのは、体調と慣れの両方のせいかもしれません。

 いずれにせよ、より多くの人にお手ごろにクラシックを楽しんでもらおうというこのPromsの素晴らしさはまさにこのアリーナにあることが良く分かりました。最上の場所が最安の値段で、貧富を問わず並びさえすれば万人に開かれているこのシステムは本当に素晴らしい。(ウインブルドンテニスのセンターコートも最上の席が何席か当日券用に確保されています)5ポンド席はこのアリーナのほかにも、最上階のギャラリーエリアにもあります。9月上旬一杯まで続くこのイベントで、是非、ギャラリーにもチャレンジしてみます。

Friday 22 July
7.30pm – c. 9.50pm
Royal Albert Hall
Classical for starters, French music concerts and events, Piano music

Debussy
Images - Gigues (7 mins)
Ravel
Rapsodie espagnole (15 mins)
Debussy
Images - Rondes de printemps (9 mins)
INTERVAL
Ravel
Alborado del gracioso (8 mins)
Falla
Nights in the Gardens of Spain (24 mins)
Debussy
Images - Ibéria (20 mins)
Steven Osborne piano
BBC Philharmonic
Juanjo Mena conductor
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北ウエールズ旅行 (3/3) スノードン山岳鉄道に乗る

2011-07-21 22:17:10 | 旅行 イギリス
 2日目はこの旅行のハイライト。スノードン山岳鉄道に乗ってウエールズ最高峰のスノードン山頂(1085m)へ行く予定。しかしながら、この日は全く天気に恵まれず、散々な日となりました。

 朝から躓いてました。シーズン中はとっても混みあうという話を聞いていたので、9:30発の列車を予約してあったのですが、1時間ぐらい前に私の携帯に電話がかかってきました。
 
 「9:30の列車は15名集まらなかったので運休になりました。10:00の列車に乗ってください」

とのこと。急ぐ旅ではなかったからいいものの、ギリギリの予定を組んでいたら、頭にくるでしょうね。

 泊まったカナーヴォンからスノードン山のふもとの町スランベリスまではバスで25分です。運休のおかげで多少時間の余裕が出来たので駅付近をぶらぶら。駅前には、50人ぐらいは入れるミニシアターがあって、30分おきにスノードン山岳鉄道の映画を上映していました。15分程度で、そのしくみ、行程、歴史を紹介してくれます。スノードン山頂までの約4.7マイル(7.5Km)を結び、2本の線路の間にもう一本歯車で廻る補助線路があって、高勾配を上るようになっています(ラック式鉄道というらしいです)。車両は一車両、それを蒸気機関車(便によってはディーゼル車)が押し上げます。この映画で、汽車への乗車体験と車窓からの絶景に期待感がますます膨らみます。


(こんなイメージです)
 

(駅周辺の様子)
 

 
 
 しかしながら、天気は曇り。山頂には雲が掛かっているのが見えたので、映画で見たような絶景は難しいだろうなとおもい乗車しました。車両は4人がけの向かい合った椅子に詰め込まれます。乗車率は100%。おじいさんおばあさんばっかりです。車両を押し上げる蒸気機関車の白煙がもくもくと上がります。自然と気分が浮き浮き高揚します。



 蒸気のシュッシュという音、線路と車輪の摩擦音、補助線路の歯車を噛む音が混ざりあい、何とも言えないリアル感です。時速は10キロぐらいでしょうか?風景の移り変わるスピード感は、自分が走っている時と同じような感じです。

 イングランドでは見ないような谷あいを流れる渓流や滝が目に入ります。ちょっと箱根の登山電車に似ているかもしれません。ただ、しばらく行くと木はなくなり、広い草地に岩が散在する広大な風景に。こうした風景にはもう驚きませんがいたるところに羊がいます。羊を見ていると、時間が止まるような気になるので不思議です。

 

 しかし、この風景もつかの間でした。10分ちょっと走ると、雲の中に列車はどんどん突っ込んでいき、視界がどんどん悪くなります。中間点に達する前には視界1mの靄の世界に突入。こうなると、0メートル地帯でも1000mの高地でも、どこにいても同じです。ゆっくりと走る列車の振動は心地よいですが、風景は全く楽しめなくなり、コトコト揺られウトウト。頂上に近づくほど、更に風も吹き荒れ、悪くなる一方。1時間弱で山頂に到着しましたが、視界50センチの中、吹き飛ばされるような風雨の中でうろうろするのは、生命の危険すら感じます。山頂レストハウスでおとなしくしていました。14年ぐらい前にスイスのユングラフヨッホへケーブル電車に乗ったときも似たような目に遭ったのを思い出した。どうも私は高いところには縁がないらしい。

(視界は殆ど0)


(終点につきましたが・・・)
 

(行き場のない観光客たち)


 30分後の折り返し汽車に再び乗って今度は下ります。天気がよければ下りは歩こうと思っていただけに、残念。帰りもやはり、中間地点を過ぎたぐらいで、やっと視界が開けてきて、ちょっとの谷あいの風景を楽しみました。

 

 

 残念ながら、メインイベントの満足度は30点以下。下界に下りてきても、冷たい雨が降り注ぎ、他のところに行く気も失せてて、バスでバンガーまで移動。予約した復路の電車を3時間も早めて帰路に着きました。

 ちょっと、不完全燃焼な週末旅行でございました。

 2011年7月17日
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北ウエールズ旅行 (2/3) カナ-ヴォン城

2011-07-20 21:27:41 | 旅行 イギリス
 コンヴィ(コンウィ)からローカルバスでカナ-ヴォンへ向かいます。途中、バンガー(バンゴール)という北ウエールズでは一番大きな町を経由して、1時間ほどでカナ-ヴォンへ到着します。バスの車窓からの海が美しいです。



 カナーヴォンもコンヴィ同様に城壁に囲まれた町です。城壁そのものはコンヴィよりも更に短いので、端から端まで歩いても5分ぐらいなのですが、街自体は城壁の外側にも広がっているので、町の規模としてはコンヴィよりも大きいです。城壁内の旧市街は石畳の街並みにパブやレストランが並んでいて、中世と現代が混ざったような不思議な空間です。

(城門になります)
 



【カナーヴォン城】
 エドワード1世の建てた城の中では一番立派があるのが、このカナーヴォン城らしいです。世界遺産でもありますし、現チャールズ皇太子がPrince of Walesとして戴冠式(?)を挙げた[称号を受けた]のもこのお城です。城の規模もコンヴィ城よりも一回り大きい感じ。



 

 城内はコンヴィ城よりも展示が充実しています。エドワード1世の一生を解説したパネルやカナーヴォン城の古代ローマ人支配の時から今日に至るまでの歩みを映像化したミニシアターなどがあって楽しめます。

 幸い天気も良くなり、城の塔から眺める町の風景やメナイ海峡の眺めは、気持ちをゆったりさせるには最適でした。

(スノードニアの山々)
 

(城からメナイ海峡を臨む)


 城の隣にあるパブで一服して、B&Bにチェックインしました。初日としては上々の一日でした。

 2011.7.16

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北ウエールズ旅行(1/3) コンヴィ城

2011-07-18 21:56:56 | 旅行 イギリス
 週末を利用して北ウエールズを旅行しました。過去にウエールズの首都カーディフには行ったことがあるのですが(その①→その②→)、職場のウエールズ人と話すと、皆「カーディフはウエールズじゃない」と言うので、「それなら」ということでウールズ人お薦めの北ウエールズに足を運ぶ事になった次第です。

 初日は、ウエールズを征服したエドワード1世(1239-1307)がウエールズに築城したアイアン・リングと呼ばれる8つの城のうち、世界遺産にもなっているコンヴィ城とカナーヴォン城を訪れました。

【コンヴィ城】
 行き方は、ロンドン・ユーストン駅からVirgin Trainに乗って、途中、Chesterでローカル線に乗り換えます。所要時間は乗り換えの待ち合わせ時間にもよりますが、合わせて3時間20分程。Virgin Trainはコンヴィには停まらないので、手前でローカル線に乗り換える必要があります。

(車窓から見るアイリッシュ海)


(コンヴィ駅到着)
 

 コンヴィは城壁に囲まれた小さな街です。全長1.2kmの城壁の中にすっぽり街がはまっている感じです。シーフード店とかパブ、小物を売るお店とかがまとまって並んでいて廻りやすく、ライ(こちら→)のような感じの良い街です。

(街の様子)
 

 城は駅から歩いて10分弱(真っすぐ歩けばきっと5分ぐらい)ぐらいのところにあります。ウインザー城、ロンドン塔、エジンバラ城、カーディフ城とかと比較すると、こじんまりした小さい城です。しかし、川べりに建った城は隣に並んだ吊り橋と組み合わされて美しい景観をつくっています。中に入って、塔に上っても、右手にコンヴィの街並み、左手に河口に浮かぶボートが見え、とても気持ちがいいです。私が、遺跡とか古城が好きなのは、その人の想像力次第で自由に楽しめるところにあります。この日は、晴れ間が出たと思ったら、あっという間に雨が降って来たりの典型的なイギリスの天候だったのですが、エドワード1世が築城した頃もこんな天気だったのだろうかとか、石を積み上げて出来た城内を歩いていると、当時のイングランド兵がふっと現れてくるような気になったりで面白いです。

(コンヴィ城から街を見下ろす)
 

(城内の様子)
 

 

 城の中には、さほどの展示物もないので、見学には1時間もあれば十分です。城を出て、今度は街を取り囲む城壁の上を歩きました。壁づたいに街を周回できるようになっています(鉄道駅のところは一旦降りる必要あり)。これが、なかなか面白くて、小さなコンヴィの街を壁の上からいろんな角度で楽しむことができます。丁度、城と対角線上のところは丁度小高い丘になっていて、そこから望む城姿は、なかなかの眺めです。

 



 一通り歩くと、お腹も減るので食事に。メインストリートには、海辺の町だけあって、シーフードのお店が幾つかあります。同僚のウエールズ人は、「ウエールズに行ったらフィッシュ&チップス」と言うので、あえてフィッシュ&チップスのお店に入りました。これが、お世辞抜きで美味しかった。軽く揚げてあるのですが、衣がかさっとしていて、べたつきません。上等の天ぷらを頂いている感じです。衣の中のタラも身がしっかりしていて、凄く新鮮であることが食感でわかります。明らかに、ロンドンのパブでは食べたことのないフィッシュ&チップスで感動してしまいました。フィッシュ&チップス£6.8也。

 

 次は、バスに乗ってカナーヴォンへ向かいます。

 2011年7月16日

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ロンドン イタリアンレストラン Vasco & Piero's Pavilion Restaurant

2011-07-17 19:00:59 | レストラン・パブ (in 欧州)
 東京からの出張者に「連れてってもらった」イタリアン・レストラン。SOHOエリアの北端、地下鉄オックスフォードストリートの駅から歩いて5分程です。北イタリアのウンブリア地方(ペルージャが首都)を出すレストランです。

 流石、東京出張者チョイスのお店でした。味、雰囲気、値段全てに満足行くお店です。店自体こじんまりとしていて、気取った雰囲気ではなく、親しみやすいものです。私はスターターに牛肉のカルパッチョ、その後にエビとトマトソースのパスタを頼みましたが、どれもとっても上品な味で美味しいです。パスタは、普段行くようなお店では食べたことのない、しっかりとしたアルデンテで茹でてありました。食べることも好きですが、飲むことがもっと好きな、我々は、あとはいろいろイタリアワインをたんまり頂き、大満足でお店を後にしました。お値段は、チェーン店のイタリアン・レストランよりは高いですが、決して高級レストラン程ではありません。

 しっかりした美味しいイタリアンを食べたい時に良いと思います。

 ※お店のHP→
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ロンドン 日本食レストラン MISATO

2011-07-14 22:08:36 | レストラン・パブ (in 欧州)
 あまりにも有名で、今更紹介するレストラン(というか定食屋)ではありませんが、実は私は初めて行ったので、記録も兼ねてご紹介。中華街の入り口にあって、安くて、量が多い、味もまずまずということで評判のお店です。大学時代の学校近くの定食屋を髣髴されるものがあり、いつも若い人でごった返しています。いつも並んでいるので断念していたので、週末のお昼はやめの時間を狙って、初めて侵入。

 開店そうそうなのですが店内はいっぱいでした。メニューを見たら、カレーや鳥の空揚げ定食、そば、うどんなどなど、まさに町の食堂のメニューがとってもお手軽値段でした。嬉しくなって、思わず、ビールにかつ丼にたぬきそばという、自己流ガテン系セット。



 そして、これがかつ丼。なんか凄いでしょ。海苔と紅ショウガがついていたので、親子丼と間違えたんではと疑がいましたが、きちっとかつ丼でした。味もガテン系にはぴったりです。年齢のせいか、最近あまり量を食べれなくなってきたのを忘れて、2品も頼んで途中で気分が悪くなるかと思ったが、食べきりました。

 あと、10年若けりゃ、毎日来てたかも。

 ※お店のレビューのページ→
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ロンドン 10kマラソン

2011-07-13 22:09:17 | ロードレース参戦 (in 欧州、日本)
 今年も走りましたロンドン10k。私も、もうなんだかんだで3回目の出走。時間の経つのは速いものです。

 ※2010年の出走記→ 
 ※2009年の出走記→

 今年も職場の仲間、総勢22名でエントリー。スタート前に集まって、集合写真を撮って気合いを入れます。

 相変わらずの20000人を超える出場者のマンモス大会。お祭り気分満載です。

(スタートラインまで伸びる長い列)
 

(スタートラインまぢか)
 

 最近、15度に行かない位の寒い日が続いたので(猛暑で苦しんでおられる日本の皆さん、スイマセン)すが、この日は、過去2年の大会とほぼ同じ。朝のうちは肌寒さが残りますが、陽が昇るにつれて暖かくなり、レース中は暑くてボトルの水を頭からかけながら走るほどでした。


 ランナーが多くて走りにくいのが玉にきずですが、声援はすごいし、ロンドンの中心部を走れるこのレースの魅力は他に換え難いものがあります。この大会を遥かに上回る規模のロンドンマラソンがますます走りたくなります。

 

(ゴール前)
 


 レース後は仲間で、開店したばかりのパブで一杯。健闘を讃えあいました。


 2011年7月10日

 ※記録 52分56秒(手元の時計)

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塩野 七生 『ローマ人の物語〈28〉すべての道はローマに通ず〈下〉』 (新潮文庫)

2011-07-12 05:39:25 | 
 前巻に引き続き、ローマ人が築いた「インフラストラクチャー」を扱う。ハードなインフラとしての「水道」、ソフトなインフラとしての「医療」、「教育」について、ローマ人たちがどう考え、何を行ってきたかを解説してくれる。

 私の興味を引いたのは、教育。ローマではキリスト教支配が進むまでは小学校、中学校、高校は私塾であった。教材の選択も教育方法も教師に一任されていた。ある意味完全な自由競争だったのである。しかし、キリスト教の支配が強化されると教育制度の公営化(教師の資格化、教材、教育方法の統一)が進んだという。筆者は、「疑いをいだくことが研究の基本だが、世の化は、信じる者は幸いなれ、の一色になった」(p160)と皮肉ぽっく述べている。

 今は道路であれ、水道であれ、教育であれ、サービスの提供そのものは当たり前のよう日々享受している現代人にとって、本書はインフラストラクチャーについてのあり方について考える機会を与えてくれる。「インフラは、それを維持するという強固な意志と力を持つ国家が機能していないかぎり、いかによいものをつくっても滅びるしかない。これはハードなインフラだけに限ったことでなく、ソフトなインフラでも同じことなのである。」(p94)という筆者のコメントは重い。

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ROH/ サンドリオン (マスネ)

2011-07-10 20:41:47 | オペラ、バレエ (in 欧州)
 ロイヤルオペラ今シーズンのラストプログラムはマスネの「サンドリオン(シンデレラ)」。きっと夏休みの家族向けも意識してのプログラムなのでしょう。私自身は、一昨年、「セビリアの理髪師」ロージナ役で、足を大怪我しながらも車椅子で出演し続けたジョイス・ディドナート(こちら→)がお目当てです。彼女のこの公演を、もうかれこれ1年心待ちにしていました。

 ところが・・・、思いもしない大ポカをしてしまいました。夜の公演に備え昼寝までして準備万端で出掛けたはずなのですが、オペラハウスに入る前に、水を買っておこうと思い地下鉄の売店に立ち寄ったら、なんと財布を部屋に忘れてきたことに気がつきました。ただの財布忘れなら問題ないのですが、そこにはチケットをボックスオフィスで引き取る際のクレジットカードが入っているし、免許証など私のIDが全て入っています。このままでは私が誰であるかは全く証明できず、チケットを引き取るができません。とりあえず出かけてごり押ししようかとも考えましたが、開演前の大混雑のBoxOfficeでそんな交渉がうまくいくとも思えません。やっぱり、財布を取りに戻って、出直すしかないとの結論に至りました。開演まであと40分。どう見ても開演には間に合いません。自分の情けなさに呆然と立ち尽くしてしまいました。気を取りなおし、取りに戻り、開演におくれること20分。こりゃ、途中休憩までバカ待ちだなあと思いながら、チケットを引き取り(係員から「もう始まっていますから、中間の休憩までシアター内には入れませんよ」と、傷口に塩を塗るようなことを言われ、更に傷つきながらとりあえずロビーへ入りました。

 しかし、人生、悪いことがあれば、良いこともある。ロビーの係のおばさんに「休憩まではどうしても入れないの?立ち席で良いから中に入れてよ」と話しかけたら、「貴方の席には休憩時間が始まる8時15分までは座れませんよ。でも、入りたければ、今日はボックス席に少し空席があるから、そこなら、今から案内してあげるわ。そのかわり、休憩時間になったら自分の席に移るのよ」と、神様のような返事が返ってきました。一挙に、地獄から天国にはい昇った感じ。そいて、懐中電灯を持ったお兄さんが、普段、一般客は入らない裏階段を通って、公演中さなかに、2階の舞台袖近くのボックス席に案内してくれました。もうロイヤルオペラハウスにはきっと30回以上は足を運んでいますが、ボックス席は初めてです。オーケストラや舞台を直ぐ目の前で、直ぐ上から見下ろす眺めの良さは素晴らしいです。全くのオペラグラスいらずで、顔の表情までが手に取るように分かるし、歌も楽器の音もダイレクトにぶつかってきます。加えて、ボックス席ということで、なんとなく漂うリッチな、ハイソサイティの香り。最初の25分を見れなかったのは残念でしたが、貴族様になった気分を味わえました。

(ピンボケですが、Box席からの眺め)


 というわけで、ボックス席から途中参加したオペラでしたが、公演も素晴らしいものでした。

 お目当てのジョイス・ディドナートは繊細かつ美しい歌唱です。決して美人ではないですが、チャーミングで舞台映えします。そして、今回ディドナートと並んで素晴らしかったのは王子役のAlice Coote (アリス・クート)。ディドナート顔負けの声量の上に透明感のある美しい歌唱でした。男役もとってもはまっていて、確かに彼女が王子役なら、ちょっとしたイケ面男性歌手よりもよっぽど格好いいです。その他の歌手陣も押し並べて出来で、とってもハイレベルでした。お母さん役のEwa Podlesの演技、お父さん役John-Owen Miley-Readの落ち着いた存在感も舞台を盛り上げていました。

 そして歌手に負けず素晴らしかったのはオーケストラ。指揮者のBertrand de Billy (ベルトランド・ドゥ・ビリー)は私には馴染みのない指揮者ですが、オーケストラのコントロール、音楽の引きだし方が素晴らしかったです。もともと美しいマスネの音楽をこれいじょうは無いのではないかというほど、うっとり優雅に演奏してくれました。

 演出も派手さはないものの、所々に工夫が見られ、感じの良い舞台でした。

 シンデレラはロッシーニのチェルネントラを通算4回は見ているので、どうしてもそっちのイメージにひきづられてしまうのですが、このマスネのシンデレラは確かに音楽は美しいですが、全体的にはやや冗長感が残ります。それが、これだけ素晴らしい歌手陣、演奏、演出がありながら、どうも時々ちょっと退屈してしまう一因かと思いました。まあディドナートを聴けたし、ボックス席にも座れたし、自分としてのシーズン締めくくりとしては十分でした。

(ジョイス・ディドナート)


(アリス・クート)


(お揃いで・・・)
 


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Cendrillon

Saturday, July 9 7:00 PM

Credits
Composer Jules Massenet
Director Laurent Pelly
Set designs Barbara de Limburg
Costume designs Laurent Pelly
Costume designs 2 Jean-Jacques Delmotte
Lighting design Duane Schuler
Choreography Laura Scozzi

Performers
Conductor Bertrand de Billy
Cendrillon Joyce DiDonato
La Fée Eglise Gutiérrez
Le Prince Charmant Alice Coote
Madame de la Haltière Ewa Podles
Pandolfe Jean-Philippe Lafont
Noémie Madeleine Pierard§
Dorothée Kai Rüütel§
Roi Jeremy White
Doyen de la Faculté Harry Nicoll
Surintendant des Plaisirs Dawid Kimberg§
Premier Ministre John-Owen Miley-Read
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ロンドン レストラン/ Orrery restaurant

2011-07-08 22:49:08 | レストラン・パブ (in 欧州)
またまたレストランのご案内です。

フランス料理店ですが、比較的カジュアルなお店です。Maryleboneエリアにありますので、ベーカーストリート駅から歩いて5分ちょっとです。私はこの付近はうろついたことが無かったのですが、思いのほかお洒落なお店があって、雰囲気の良いエリアだったので少し驚きでした。

レストランはロンドンの中では(歴史的でなく)あたらし目の綺麗なビルの2階(1stFloor)にありますから、ちょっと入口が分かりにくいかもしれません。採光を一杯に取り入れて、白を基調とした内装は、とても清潔感がある感じのいいものです。

料理のほうは、お気軽に、定食メニューにしましたので夫々5種類ぐらいの前菜とメインを選びました。前菜にサラダ、メインに白魚にホワイトソースがかけてある料理(すいません、料理の名前は忘れてしまいました)を頼みましたが、フランス料理らしく、盛り付けも美しく、味もお上品で良かったです。

サービスのお兄さんもとってもしっかりした人で、気持ちよく食事を楽しめました。定食メニューは、これにデザートと食前酒がついて30ポンドでしたので、ワインとかを加えても、お財布をそれほど心配する必要はありません。

仕事関連で訪れたので写真はありませんが、プライベートでもまた来たいと思わせるお店でした。

Orrery restaurant

http://www.orrery-restaurant.co.uk/

Restaurant: Orrery
55 Marylebone High Street, Marylebone, London, W1U 5RB

コメント (2)
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