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その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

2025年ゴールデンウイーク: 山中湖

2025-05-18 12:23:27 | 旅行 日本

未だゴールデンウィークの余韻ええゆるゆるしている。今年もGW後半は山中湖へ保養に出かけたので、その記録。

【花の都公園】

いつも当地でのアクティビティは、ランニングとサイクリング、少しの読書ぐらい。今年は花の都公園へ出かけた。富士山を背景にしたチューリップ畑のポスターがよく掲示されている。ちょうどシーズンだというので訪れてみた。まだ9時前だというのに結構な人出。チューリップは写真のように綺麗に成立して並んでいて見頃だった。

【朝ラン風景】

最近もう珍しくなくなった朝のランニング時の鹿との遭遇。今回は群れではなくて2頭のペア。群れからはぐれてしまったのだろうか?

【その他】

丁度、桜も見どころで綺麗だった。カレンダーの影響か、例年以上に何処も混み混みでで、車で出ると村内の渋滞に巻き込まれるの必至。なるべく動かないようにして。宿で読書とビールでゆっくりと過ごした。

2025年5月4,5日

 

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浜松半日観光(番外編):浜松飯

2025-05-17 18:50:53 | 旅行 日本

今回の浜松訪問での食事の記録。

2日の現地入りは23時過ぎだったので、まずはホテルチェックインして23時30分から出撃。ガイドブックに夜遅くても餃子が食べられる店がいくつか紹介してあったので、それらを訪問。ところが、ガイド情報とは異なり、閉店済かラストオーダー過ぎてますの店ばかりで、諦めてホテルに戻る途中で見つけた餃子居酒屋。

夜遅いので、飲みものと餃子だけ頼みます。出てきた餃子はサイズは標準で、美味しそうに並んでいます。浜松餃子の特色の一つと言われる茹でもやしもしっかり添えてありました。具沢山で、口に入れると美味しい肉と野菜の旨味が混じった汁が広がります。

翌日3日の昼食。当初の予定では午前中に浜松城に行って、お昼は鰻のつもりだったのですが、想定外の凧揚げ合戦に出くわし、めちゃ楽しかったので鰻食べている時間が無くなってしまいました。それなら、「再度、餃子を」と思い、いくつかネットおすすめの店を訪れましたが、お昼前の時間帯ですでに大行列。とほほ・・・。

時間切れも近づきランチ難民化した挙句の落ち着き先は、駅ソバ。駅改札内にある自笑亭という浜松の地?の立ち食いソバ屋さん。そばかうどんか迷いましたが、キツネそばのチケットを購入。出てきた蕎麦は少し太めの蕎麦に、汁は関西風よりも色濃いけど、東京よりは薄い茶色。蕎麦は茹で蕎麦ながら、確かなのど越し。汁もかつお出汁がしっかりしつつ、東京のように醤油からくもなく、個人的に好みの味。とっても満足の一杯でした。

(付録)

2日の夜。檸檬堂ひと缶もって新幹線に乗り込みました。

 

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浜松半日観光(2/2):勇壮で壮観な凧揚げ合戦は超オススメ

2025-05-15 08:52:52 | 旅行 日本

今回の浜松でのサプライズ体験は予期せぬ「凧揚げ合戦」の見学でした。

朝の旅ランの途中、まだ7時にもならないうちに住宅街から威勢のいいラッパの合奏と揃いの法被を着て整列した20名ほどの一団が行進しているのに出くわしました。まるで戦中期の村の戦地への出征者を送り出す行事のような雰囲気です。いったん何だろうかと足を暫し止めて成り行きを見守っていると、一団は神社に入り、凧を掲げて祈願。何か、凧にまつわる行事があるんだなと感じました。

中田島砂丘の周辺を散策していると、砂丘に隣接した広場に多くのテントが張られ、人が段々と集まり始めています。ようやく、浜松の祭り「凧揚げ合戦」の会場ということを理解しました。まだ人はまばらですが、高揚感と緊張感が伝わってきます。

ホテルに戻ると、浜松の「凧揚げ合戦」についてリサーチ。なんと江戸時代にその走りがあり、明治期から本格的に行事として確立した行事のようです。それがこの日の5月3日から3日間に渡って、行われることが判明。171の町がおらが町の大凧を揚げる祭りだったのです。もともと、家康ゆかりの浜松城を訪れるつもりでいたのですが、急遽、予定を変更し、凧揚げ合戦見学に出かけることにしました。

チェックアウト後、浜松駅から出ている臨時シャトルバスに乗り込んで、再び会場へ。会場に向かって移動中、祭り開始の10時に開会の号砲が鳴り響きます。

会場に到着すると、すでに多くの凧が空中に上がっています。その春の真っ青な空に、太平洋からの風を目いっぱい受けて高く上がる凧の壮観なこと。そして、町毎のラッパ隊が揚げ手や凧を叱咤激励するかの如く、ラッパとともに囃し立てます。

 

町ごとの法被を老若男女問わず、皆が着込んでいて、地縁血縁の中で法被も引き継がれていくのか、相当の年季が入ってます。皆さん、襷をかけていて、「組長」「取締役」「副組長」「青年監督」といった役職?がついているのは、こういうところにも序列があるのねとちょっと笑ってしまいました。

町毎のテントが長屋のようにぎっしりと並び、まだ10時、11時ですが既に男連中は顔を紅くして酔っぱらってる者多数。女性陣もビール片手に話したり、囃したり、色っぽい。観光イベントである前に、おらが町のプライドかけた大事な祭りという空気が充満してます。

凧が揚がっている空を見て、ふらふら歩いていると、必死で凧をコントロールしようとしてる人たちや、凧を揚げる場所やタイミングを計っている人たちに突きとばれそうになります。

こう言った勇壮なリアル祭りは久しぶりなので、見てるだけ、その場にいるだけで興奮していきます。昔、見に行った青森のねぶた祭の時も感じましたが、祭りに参加したくなります。

あっという間にお昼近くになってしまったので、私の時間切れ。朝立ち寄った遠州灘海浜公園にはまつり会館があって、この凧揚げ合戦についての歴史や凧・糸の製作などについての展示もあり、ちょっと見ただけですが、非常に興味深いものでした。

全くの偶然ではありましたが、私としては、このゴールデンウイークの最も印象に残ったイベントで、是非、今度はこの見学を目的に家族と足を運んでみたいと思いました。

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浜松半日旅行(1/2): 中田島砂丘へ旅ラン

2025-05-14 07:17:45 | 旅行 日本

初めて浜松の地を訪れました。自由時間は5月3日の午前半日のみだったので、まずは小説/映画「蜜蜂と遠雷」の舞台だったはずの中田島砂丘へ朝ラン(※)。

前夜11時半にチェックインした駅前のビジネスホテルを朝6時40分に出発。ホテルからは丁度5キロほどです。浜松駅南口から南へ伸びる1本道(中田島街道)をひたすら南へ向かいます。雲一つない春の青空が広がり、朝のひんやりとした空気が頬に心地よいです。

国道一号線を横切り、馬込川を渡って遠州灘海浜公園へ到着。

遠州灘海浜公園には風車とかもありますが、園内の津波避難用に作られた古墳のような小山に上ると360度の展望が開けます。

中田島砂丘はこの公園の向かいに太平洋とともにあります。写真ではわかりませんが、帽子が吹き飛ばされそうな強烈な風が海から私の身体に体当たりしてきます。普段、海とは縁遠い生活をしている私には、この広大さ、強い風、風と波の音ら全てが新鮮で、気分が高揚します。

日本三大砂丘に数えられるだけあって、ただただ広い。強い風が瞬く間に私の後ろにできる足跡を消し去っていきます。砂の中に自分も取り込まれていきそう。どんな表現が使われていたか全く覚えがないのですが、学生時代に読んだ安部公房『砂の女』が頭に浮かんできました。

風の音を聞いて、「この世界は音楽で満ちている」と主人公の栄伝亜夜が言ったのは、小説だったか映画だったか記憶はあいまいですが、確かにこの音を聴いていると音楽とも言えそう。

30分ほど朝の砂丘をうろうろ。私と似たような砂丘目当ての観光客とお見受けする人が数名いますが、広い砂丘の中ではまるで私が独り占めしているよう。充実した朝のひと時でした。

※後で調べたら、映画の海浜シーンのロケ地は千葉県房総エリアでした。小説はもともと架空の設定ですが、国際ピアノコンクールが行われる浜松がモデルと思われます。

2025年5月3日

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長野飯 あれもこれも美味い!

2025-05-08 07:43:00 | 旅行 日本

今回の長野行での食べもの、飲みもの。

【おやき】

昔、信濃の国では米が取れなかった名残とのことだが、長野の粉ものの代表格のおやき。数年前に長野で食して、初めてそのおいしさに目覚めた。お気に入りは、長野駅から少し歩いたとこに本店がある西澤餅店なのだが、今回は時間の関係で駅ビルに入っている2つのお店を食べ比べ(後で知ったが、西澤餅店も駅ビルに入っていた)。

「小川の庄 おやき村」の縄文おやき。素朴でもっちりとした食感。具の野沢菜もたっぷり入って、おいしい。

駅ビルの物産コーナーで「小川の庄 おやき村」の隣にあった「いろは堂」。こちらのおやきは皮にそば粉が入っていて、皮が香ばしくてしっかりしてる。サイズはおやき村より一回り小さいが、具の野沢菜はたっぷり。

【戸隠そば】

そば店マップがあるほど、戸隠はそばのメッカである。今回初めて戸隠神社を訪れたので、戸隠そばを現地・現物を食した。入ったのは中社の裏手に位置する「極楽坊」。蕎麦屋組合に入ってないのか、蕎麦屋マップにはなぜか掲載されてない。

田舎そば的な、濃い灰色の太いそばと濃いつけ汁を想定していたが、供されたのは全然違っていた。他の戸隠そば店との比較ができないが、冷麦ほどの細めの麺でのど越しがとっても良い。つけ汁も想定より黒味が薄く、鰹節が効いたお上品な味だった。野菜てんぷらをつけたが、これも軽やかに揚げっていて美味しい。満足度120%。

【長野居酒屋】

数年前まで居た会社の長野営業所長さんに以前紹介してもらった居酒屋はちべえを再訪。1人なので多くの品は頼めないが、どれも美味しい。長野だが、この日はカツオの刺身が新鮮で最高だった。鳥焼きも良い。

カウンター席だったので、マスターと少しお話。「長野マラソンの流れで来るお客さんはあんまりいない」と言っていた。「カツオが旨い」と言ったら、「今日は良いのが入ったんですよ」と嬉しそう。

【信州利き酒セット】

マラソン終了後に長野駅に戻り、空腹を満たしたかったがどこもランナーで一杯。駅ビルの物産コーナーで日本酒セットを頼んで、新幹線の時間までまったりしていた。長野マラソンランナーにはお猪口もう1杯サービスもあって嬉しい。長野の日本酒はどれもさっぱり系が多く(気がする)、私の好みと合う。

地域地域で独特の料理とお酒がある日本。外国人観光客が驚くのも当たり前だ。

2025年4月19、20日

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長野マラソン前に、戸隠神社に初参拝

2025-05-07 07:54:07 | 旅行 日本

日付けが前後しますが、長野マラソンの際、前日お昼前に長野入りして、戸隠神社を訪れました。戸隠神社を訪れるのは初めて。

長野から直行の観光用バスに乗って1時間弱。戸隠神社は奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社から成り立ち、その五つをめぐる五社巡りというのがフルコースのようです。今回は時間の関係で中社と奥社を訪れるつもりで、中社からスタート。


(中社鳥居)


(中社のお堂)

抜けるような青空のもと、外国人観光客をはじめとする観光客が次々と訪れる中社は、山中に鎮座する神秘的な神社という私の勝手なイメージとはちょっと違いましたが、立派な神社です。まずは、ここで家族・親族の健康と翌日のレースの安全な完走をお祈り。

中社前にある蕎麦屋さんが戸隠そばの名店との情報がありましたが、お店入口には多くの参拝客が待っており、1時間から1時間半は待つという話を伺い、潔く諦め、先を急ぐことにしました。

中社から奥社へは徒歩で。4月下旬というのに歩道には雪が残っており、歩くのに一苦労ありました。途中、静かに佇む蕎麦屋さんを見つけ、そこで蕎麦休憩。(詳細は別エントリーで紹介予定)。


(中社裏にある奥社道の入口)


(歩道の横の林にはまだこんなに雪が残っています)

奥社の参道は高い杉の木が林立していて、山岳神社に向かう神々しい雰囲気が漂っていました。


(奥社参道の杉並木)


(随神門)

あと奥社まで1キロ程かと思しきところで、あっと驚く「落ち」が。なんと、雪の残る奥社までの参道は、まだ完全解放されておらず、途中で進入禁止。引き返しを余儀なくされました。神社のHPには、4月中旬までは寺務所も開いていないとの記載があったので、もう大丈夫なはずと思ったのですが、事前に確認すべきでした。(帰路に確認したら、駐車場にの出入口に「奥社までは行けない」旨の掲示がありました。)


相当動揺しましたが、気を取り直します。奥社途中断念のおかげで、下部の神社へのお参りがかなうこととなり、火之御子社と宝光社を廻ることにしました。

(火の御子神社)

火の御子神社から宝光社までは10分ちょっとの下り道。熊よけのベルが置いてあってかえって身構えましたが、無事到着。社はお寺のお堂と見間違えるほどの、神仏習合の建物です。


(宝光社のお堂)


(270余段ある宝光社への階段)

(宝光社入り口)

奥社への参拝が叶わなかったのは実に残念でしたが、それでも神聖な空気が充満している戸隠神社を雪解けの季節に訪れることができたというのは、お値打ちの気がします。奥社へは再訪問を誓って、市内に向かう最終の直行バスに乗り込みました。

2025年4月19日

 

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仙台 旅ラン 仙台駅~仙台城址~瑞鳳寺~東北大学

2025-04-07 07:25:30 | 旅行 日本

仙台出張の翌朝、仙台駅近くのビジネススホテルからジョギングに。仙台には何度も来ているのですが、殆どが仕事なので仙台城址すら訪れたこと無し。まずは仙台城址へ。ホテルを朝7時頃出発し、片道4キロ弱程のコースです。

広瀬川まではアップダウン0の極めて走りやすいですが、川を渡ると、いよいよ青葉山の上り坂がしばし続きます。途中、大手門跡とかがあるのですが、殆どが戦災で焼失し、面影が残るのは城壁ぐらい。

 


(面影遺す石垣跡)

頂上には仙台のアイコンとも言える伊達政宗公の像。仙台市内を見渡せる眺望も素晴らしい。

城址を出て、伊達政宗公の霊廟の瑞鳳殿へ向かいます。仙台城のある小山に隣接する小山にあり、坂と階段を上って到着。ただ開館は9時なので中には入れず。その手前にある瑞鳳寺の門が開いていたので訪問。こじんまりとしたお寺ですが、静かで綺麗に手入れが行き届いた敷地内は、居るだけで心が安らかになります。本堂の裏側には茶室もありました。


(瑞鳳殿へ)


(瑞鳳寺山門)


(瑞鳳寺本堂)


(裏の茶室)

瑞鳳寺を出て、仙台駅への復路へ。途中、東北大学のキャンパスを横切ります。名門で、総合大学の東北大なので広大なキャンパスかと思いきや、敷地は何か所に分散しているよう。朝だし、春休みで学生もほとんどいませんが、それでもアカデミックな雰囲気が漂う大学キャンパスは良いですね。


(魯迅先生の像)

ホテルには8時20分に帰着。ラン距離は丁度10キロですので、旅ランとしては丁度良い長さ。仙台旅行の合間のアクティビティとしてお勧めいたします。

2025年3月

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井出醸造店で「二十一代 與五右衛門」を購入! @富士河口湖村

2025-04-05 07:16:20 | 旅行 日本

山中湖の定宿での日本酒メニューの中で、富士北麓エリアの地酒「與五右衛門」がお気に入りである。さわやかでフルーティな味わいがとっても良い。東京の居酒屋や酒店では見たことがないので、山中湖からの帰り道に醸造所を直接訪問。

井出醸造店という名で河口湖畔近くにある。ひっそりと佇むようにある小さな醸造所だ。1日2回見学コースもあるようだが、残念ながら事前予約が必要なようで、見学はかなわず。隣接した販売コーナーで、女将さんと話をしながら、この酒蔵について教えていただいた。

山梨で多く見かけるのは、こちらで作られた「甲斐の開運」。こちらも美味しいのだが、わざわざ来たのは「與五右衛門」がお目当て。嬉しかったのは、「與五右衛門」があったこと。女将さんによると、この醸造所は江戸時代中期から続いており、主人が代々與五右衛門を名乗っているとのこと。主人の名をつけたお酒が美味しくないわけがない。残念ながら、「今日は二十一代 與五右衛門は商売で出ておりまして・・・」で、ご対面は叶わなかったが、足を運んだ甲斐があった。

インバウンド効果か、店には入れ代わり立ち代わりで外国人観光客と思しき人がやってきて、お土産で「甲斐の開運」の小瓶を購入していった。女将さんもしっかり英語で接客されていて、さすが。

小一時間、お世話になった人へのプレゼント用も含めて物色し、楽しいひと時を過ごさせていただいた。次回は是非、酒蔵見学を試してみたい。

(酒蔵です)


(いつ開けようか)

2025年3月訪問

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雪の残る山中湖

2025-03-24 07:36:20 | 旅行 日本

年度末でこの1年にお疲れ様ということで、週末に山中湖に保養に。週前半に降った雪が残り、この時期としては私には初めての雪景色の中の山中湖となりました。いくつか撮ったスナップを、残しておきます。

土曜日の午前中、雪残る林をうろつく鹿の群れと遭遇。最近では鹿との出会いは珍しく無くなってきてますが、雪があるとなぜか美しさ、嬉しさが増します。

日曜日の朝、雪もだいぶ溶けましたが、雪を背景にした富士山や湖が美しい。

〈林の奥に富士山〉

 

〈だいぶ湖畔の雪も溶けました。湖からは蒸気が上がります〉

 

週末の2日間、ゆったりと過ごせました。

 

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姫路・神戸の旅(4):恒例の旅ランで神戸観光(後半)

2025-01-31 17:39:22 | 旅行 日本

生田神社を出て、坂を登って北野の異人館が立ち並ぶエリアへ。1キロぐらいの距離で、雰囲気が三宮の繁華街から異国風住宅街にガラッと変わります。


(英国館)

一帯は、見物に来るには良いけど、坂道や階段ばかりで生活はしずらさそう。

異人館街の中心部北側には北野天満神社があります。階段上って本殿のある境内に立つと神戸の町が一望のもと。視線の先には神戸港があります。坂道を上ったり下りたりした疲れも吹き飛ぶ眺望です。


(素晴らしい眺め)


(風見鶏の館)

丘を下りて、再び元町エリアへ。中華街を見物します。まだ朝の10時前なのでお店は開店準備を始めたばかりで、人通りはまばら。横浜の中華街をぎゅっと圧縮した、こじんまりとした印象ですが、密度は濃さそう。肉まんでも食べたいところですが、まだ早すぎなのが残念です。

中華街を通って、旧居留地エリアを通過して神戸駅前に到着。約2時間かけて、走ったり見物したりの観光ランでした。ランニングの軌跡は下のガーミンの記録どおり。これで10キロ強。様々な表情を持つ神戸をクイックに楽しめて、満足感も一杯でした。

お昼から本来の用事に入り、夕刻に新大阪駅から東京へ帰ります。新大阪駅で、最後の関西の食は駅構内の「浪花そば」できつねうどん。麺は普通ですが、お出しのきいた汁が美味しかった。

用事にひっかけた駆け足の姫路・神戸でしたが、姫路城にも行けたし、旧友たちにも会えて、とっても満足度高い旅行となりました。

(2025.1.18‐19)

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姫路・神戸の旅(3):恒例の旅ランで神戸観光(前半)

2025-01-29 07:30:01 | 旅行 日本

姫路から神戸に到着し、その夜は神戸・大阪在住の学生時代の友人たちと一杯。ハーバーエリアのビアホールで楽しいひと時でした。

(神戸っぽい夜景)

翌日の日曜日。自由時間は11時までなので、恒例の旅ランで神戸の主要エリアを巡ることにしました。

7時45分に神戸駅チカに取ったホテルをスタートし、まずはハーバーランド・エリアへ。まだ朝なので人もまばら。神戸らしい港の様子を楽しみながら、走ります。


(穏やかな水面が朝日を受ける)


(神戸港旧信号所)


(モザイク大観覧車)


(神戸港の遊覧船もまだサービス前)

 

メリケンパーク。有名な神戸ルミナリエは1週間後なので、設営中でした。

メリケンパークに隣接して、神戸港震災メモリアルパークがあり、当時の様子や復興についてパネル展示があります。丁度、30年前の2日前が震災の日。黙祷を捧げます。

海洋博物館を通過し、三宮駅方面に。途中、東遊園地に立ち寄り。園内には阪神淡路大震災の慰霊と復興のモニュメントが設置されていました。長田高校野球部のメンバーが黙とうをささげていました。この後、甲子園まで20キロ弱をランニングするとのこと。


(海洋博物館はまだ開館前)


(神戸税関。神戸っぽい)


(東遊園地 希望の灯)


(上皇后の復興を願う歌碑)


(長田高校野球部員も希望の灯を囲んで黙祷)


(日本マラソン発祥の地だそうだが、本当なのかしら?)

三宮駅付近まで来ると、港エリアと雰囲気がガラッと変わり、いわゆる商業地。駅の北側は歓楽街的なエリアになっていて、まだこの時間は前夜の喧騒が偲ばれるゴミの山とけだるい雰囲気が残っています。


(面白いボードマップだったので、一枚ぱちっ)

折角なので、有名な生田神社に立ち寄りました。神戸の名の由来となった神社とのことです。(「大同元年(西暦806年)朝廷より当社の為にお供えする家、世話をする家、守る家である神戸(かんべ)44戸を頂いたとあり、この「かんべ」が「こんべ」となり現在の「こうべ」となったと伝わっています。」(ホームページより)。観光客や地元の人で朝から人が絶えることがありません。庶民的な、生活に根付いた神社との印象です。


(生田神社 オープンで地元の雰囲気たっぷり)


(本殿)

敷地奥には源平合戦の舞台として、平知盛が陣を引き、この辺り一帯が戦場となったという生田の森がありました。


(平知盛が陣をはり、一帯が戦場となったという生田の森)

 

2025年1月25ー26日

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姫路・神戸の旅(2):驚きと感動の姫路食べ歩き

2025-01-23 07:28:03 | 旅行 日本

姫路での滞在時間はわずか4時間半で、そのうち2時間以上は姫路城で使ったので、極めて限られた時間であったのだけど、城だけでなく食の方も堪能しました。

お昼に到着したので、城見学の前にランチ。姫路に4年間単身赴任していた高校時代の同級生のお勧めで、駅とお城の間に位置する福亭に入りました。一人で入るには敷居の高そうな感じがする外観で、店内は個室とテーブル席が余裕もって配置されていて、BGMにクラシック音楽が流れるエレガントな雰囲気です。(友人のアドバイスで一人でも事前予約しておいた方がよさそうです。ネット予約だと2人からの予約ですが、電話したところおひとり様でも予約入れてくれました)

 


(お店の正面)

次いつ訪れることが出来るかわからないので、ランチのお膳のメニューの中から上等な品を選び、地酒と一緒に頂きました。どの品も美味しいですが、アナゴ丼が口の中でアナゴの肉と脂が馴染み特筆もの。日本酒は田中酒造所の「白鷺の城」。切れがありながら、ふっくらとした甘みもあり、薄味の料理にしっかりとあいました。


(豪華な御膳です)

お城見学のあとに、「お土産はまずここから」と友人に勧められた伊勢屋本店を訪問し、「玉椿」を購入。写真撮り忘れましたが、巨峰の実を一回り大きくしたサイズのお饅頭は、柔らかい皮に包まれた白餡はとってもお上品な味で、万人に好まれそう。


(伊勢屋本店)

伊勢屋本店から駅に向かう途中に匂いに吸い寄せられたのが、<鯛焼本舗 遊示堂>で鯛焼きを焼く匂いでした。薄い皮にアツアツのあんこがたっぷり。これがなんと(たしか)160円。新橋の鯛焼きやは260円ぐらいする店がありますが、決して引けを取りません。甘いものはホントに気分を幸せにしてくれます。お城巡りの疲れも吹っ飛びました。

そして、とどめを刺されたのが、神戸に向かう在来線のプラットフォーム。なんとホームの上に列車仕様の店舗が。いわゆる駅の売店かと思ったら、駅構内のスタンドそば屋さん。しかも、名前もえきそば。昼の御膳と鯛焼きでお腹一杯でしたが、ここは入らないわけには行かないと、意を決して入店し、きつねそばを頼みました。

そして、出てきたソバにびっくり。関西風のうす塩醤油だしのうどん汁に中に入っているソバがなんと中華麺。まるっきりの初体験ソバでした。中華麺ながら、和風出汁との相性はとっても良く、これはこれで美味。汁もすべて飲み干して「ごちそうさまでした」。

驚きと感動の姫路の食を堪能し、在来線でこの日の宿泊地神戸へ向かいました。


(源氏物語にも出てくる須磨の浜近辺)


(海が近い)

 

2025年1月18日

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姫路・神戸の旅(1):ため息出るほどの圧倒的な姫路城!

2025-01-21 07:24:00 | 旅行 日本

日曜日に神戸で用事があったので、前日に関西入りして姫路城を訪れました。2、3歳の頃、若き両親と一緒に行った写真は残っているのですが、記憶には全く無いので、一度行ってみたかったところでした。世界遺産、国宝に相応しい、その文化遺産に圧倒されました。


(姫路駅からお城を一本道で結ぶ)


(正面から)

まず、その姿の美しさには息をのみます。冬の青空を背景に、広大な城敷地のなかにそびえ立つ城はまるで富士山のよう。どの角度から見ても美しい。見とれてしまうだけでなく、気持ちが高揚していくこの建物の力って美しさの裏側に怖さを感じるほどです。本丸の大天守だけでなく、外周をめぐる砦群も残されているのも、その要塞としての美しさがあります。天守から見下ろす、市内の景観も素晴らしいのですが、この連なる砦群の美しさも格別でした。


(天守から西の丸方面を見下ろす)


(西の丸からの天守)

そして、その歴史的遺産としての価値も計り知れません。城壁の石組み、堅牢な門、城内の図太い梁や支柱、武者隠しなどの作りなどなど、まさに17世紀からの要塞としての残像が感じられます。日本の城でここまでのホンモノぶりが感じられるのは、国宝クラスに限られるのですが、姫路城はまさにその中のキングですね。間違いなく日本一。


(石垣にものまれる)




(壁の刀、鉄砲掛け)


(いろんな角度から写真を撮りたくなってしまう、どこから見ても美しい城)


(「番町皿屋敷」ならぬ「播州皿屋敷」のお菊さんが身を投げたという井戸)

天守閣だけでなく、是非、西の丸の長局(百間廊下)も立ち寄ることをお勧めします。延々と続く櫓と櫓を結ぶ部屋部屋や廊下は城勤めの召使や物置など当時の生活が想像できます。本多忠刻と再婚した千姫に仕える女中たちも此処に居住したとか。


(倉庫として使われていたという部屋が延々と続く百間廊下の一部)

また、城内の展示・解説も必要最小限に抑えられていて歴史遺産そのものを感じることの方を重視されているようで好感が持てます。チケットと同時に渡されるガイド冊子で十分。私はオーディオガイドは借りませんでしたが、チェックポイントの見逃し防止やガイドに目を落とすのが面倒だと感じられるかたはオーディオガイド借りるのもいいかもしれません。

城を出た後はぶらぶらと敷地を一周。特に城の裏側には千姫の小径というお濠と小川に挟まれた、とっても落ち着いた小径が合って散策には最適。多くの観光客で賑わう城内とは全く違った風情を感じることが出来ます。時間あれば、是非。また、滞在時間は2時間半ほどで私は行けなかったのですが、好古園という庭園も敷地に隣接していますが、神戸在住の友人によるとここも素晴らしいとのこと。また、再訪の機会に是非、訪れてみたいと思います。


(千姫の小径)

 

2025年1月18日

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2024年秋 福岡/博多(最終回):みずほPayPay(福岡)ドームに行ってきた!(+博多_旅ラン)

2025-01-03 10:43:37 | 旅行 日本

最終日には、一度訪れてみたかったみずほPayPayドームへ。ソフトバンクホークス対楽天イーグルスの試合を観戦しました。プロ野球観戦も数年ぶり。


(大きくて広い!)

ドーム球場は、私には東京ドームとナゴヤドームしか経験ありませんが、素晴らしいドームでした。チケットは1塁側1階席の奥でしたが、その見やすさに驚嘆。フィールドがすぐ近く、選手のプレイも臨場感一杯に楽しめます。


(電光掲示板も巨大)


(経験ない見やすいスタンド)

雰囲気も良いですね。ほぼ満員の観衆、とりわけリーグ優勝を目前にしたホークスファンの盛り上がりは、ホークスファンではない私でもワクワクさせてくれます。


(7回裏前、風船が舞います)

PayPay払いだと球場内の飲食が割引になるのも、さすがと感心しました。

久しぶりの野球観戦を満喫して福岡のイベントは終了。満足度120%の福岡旅行でした。

 

<その他の博多の立ち寄り処>

【2日目の朝ランで福岡城、大濠公園へ】


(6:00 日の出に併せて出発@那賀川)



(お濠は蓮の葉で一杯)


(昔の平和台球場(懐かしい~)の跡地。広場になってます)


(福岡城の石垣)


(天守はありませんが、本丸跡から大濠公園を望む)


(大濠公園)


(6時40分にはランナーが一杯。まさに福岡ランナーの聖地の趣)

【3日目の朝ランは港へ】


(博多ポートタワー)


(時折小雨がぱらつき、あまり楽しめないラン)

2024年9月20-22日

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2024年秋 福岡/博多(3): 博多旧市街の寺社仏閣見学

2025-01-02 07:53:37 | 旅行 日本

下手に出張で何度も来ているものだから事前の情報収集が甘く、かつ購入したガイドブックは8割がた飲食店の紹介だったので、博多の歴史文化を知るのにどこが良いのか良く分からないままだったのですが、偶然、街中で「博多旧市街エリア散策マップ」なるものを見つけ、これを参考に祇園エリアを散策しました。

【楠田神社】

ここは出張時の空き時間に来たことがあったので再訪です。博多の総鎮守さま。博多の生活に根付いた風情があります。博多祇園山笠が奉納される神社でもあり、山笠も展示してあります。

【東長寺】

唐から帰国した空海が創建と伝えられています。本堂の建物自体はコンクリですが、隣接する建物に福岡大仏なる木造の大仏様が鎮座されています。仏像自体はさほど古いものではありませんが、大仏を見上げると包み込まれる様な包容力を感じ、癒されます。大仏の台座内には、地獄絵巻があって、続いて長野の善光寺のような真っ暗な通路を壁伝いに歩くようになっています。


(福岡大仏の絵葉書から)


(六角堂 市の文化財指定されてます)

 

【聖福寺】

建久6年(1195年)に栄西禅師を開山として創建された日本最初の禅寺です。東長寺の裏側にあるのですが、街地図を観ながら偶然訪れたのですが、禅宗のお寺らしい落ち着いた佇まいが魅力的です。京都や鎌倉にありそうな、静寂に包まれた境内は博多の賑やかさとは別世界です。ここはとってもお勧めです。


(山門)


(仏殿)


(丈六三世仏(弥陀、釈迦、弥勒))

 

【承天寺】

「日本におけるうどん・そば・饅頭などの粉食文化や博多織の発祥地。また、博多祇園山笠の発祥地でもあります。鎌倉時代(1242年)、弁円(円爾)が、太宰少弐藤資頼や宋人貿易商で巨万の富を有していた謝国明の助力を得て開いたお寺。」(博多の魅力HPより)


(「饂飩発祥の地」というよくわからない碑)

この界隈は寺社町になっていて、この他にもちょっと覗きたくなるお寺が集まっています。気の向くまま、足の向くまま、ちょっと訪れるそぞろ歩きが楽しいです。

(博多千年門:博多の寺社町エリアへと導くウエルカムゲート)

2024年9月21・22日

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