東京は予想最高気温36℃。ぶっ倒れリスクを心配する家族の反対を押し切って、富士吉田市で開催された火祭りロードレースに昨年に続き出場しました。今年の8月は旅行先のロンドンでは多少走ったものの、東京ではあまりの暑さにとても走れず、このレースは、11月のフルマラソン出走に向けたキックオフレースの位置づけです。
自宅を朝6時過ぎに出発しましたが、既に暑い。ただ、台風後のためか空気が澄んでいて、中央高速自動車道の国立府中IC付近からも綺麗に富士山が望めました。途中、相模湖近辺で多少流れが悪くなったものの、現地には7:40には到着。
車を降りたとたん、降り注ぐ眩いばかりの日光に、目が開けられないほどでした。富士山麓だけあって、日陰に入ると爽やかな高原の風が心地よいですが、日向に出ると高度が高く太陽に近いためか、日差しが東京よりずっと強い。このレース3回目の出場ですが、スタート会場から富士山が見えたのは初めてです。空の青、木々の深い緑、澄んだ空気の透明感が、絶妙に組み合わさり、目に入るもの全てが輝いて見えます。
9時半にスタート。とにかく熱中症にだけはならないようにと、おっかなびっくりで走り始めたせいか、頑張ろうとか粘ろうとかの気持ちが全く湧かず、全く気合が入らない状態。その結果、2.5k過ぎて本格的な5kの上り道に差し掛かると、すぐにGive-upして歩き初めてしまいました。何しに来たんだと?と自問自答の状態ですが、倒れて救急車行きよりはいいか。
8.5kで折り返し、今度はひたすら下り。途中で足が吊りそうになったけど、騙し騙しで何とか持ちこたえました。
全身から湧き出る汗が滝のよう。給水所では必ずコップを2つとって、一つは頭から被りました。エイドで貰った冷凍ブルーベリーが本当にうまかった。
辛かったのは下り坂を降り切って、高速道沿いの14k地点から17k地点のところ。2回目の折り返しコーンを中間地点に往復3k弱ぐらいで、ここだけは平地なのですが、日陰がゼロ。私も後頭部に軽く差し込まれるような痛さを少し感じ、これはやばい。
その後も2k近くある緩やかな上り。昨年は頑張ってここは上り切れましたが、今年は最初からと戦意まるでなし。最後、スタジアムに戻って、Finishのマークを見たときは地獄の耐久レースもやっと終わりかと、全身の力が抜けるようでした。結局、ゴールタイムは2時間22分台で自己ワースト。まあ、生き残っただけで良しとしましょう。
2018年8月27日